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お葬式の豆知識
2011年7月9日

先日、亡くなられた故人様をご遺族様と一緒に行う納棺式を行ってきました。
そのお客様は戸塚区だったのですが地域的に今なお昔の風習が色濃く残る町なので普段とは若干、作法が異なるのです。
皆様も数年前にロードショー公開した{おくりびと}はご存知の方もいるでしょう。あの映画の公開で納棺式への関心が深くなったのは現場でひしひしと感じまいたね。
一口に納棺式と言っても沢山の作法があるのですが、こんな機会なんで少しお話しますね。
まず、皆さんもお化けを想像すると必ず額に三角の頭巾をイメージされると思いますが、意外と名称を知っている方はいらっしゃらないと思います。あの三角の頭巾は、天冠(てんがん)といいます。意味としては黄泉の国で故人様が快く受け入れていただく為の証だと言われております。しかし今回お世話になった地域も含め今では一部の地域を除いてお顔がきつくなってしますなどの理由から省略するケースが多くなってます。
そして、映画のシーンでもあった故人様を白装束に着替えさせて皆さんとそれぞれの紐を結んでいきます。その際の決まりとして縦結び(かた結び)で結びます。意味としては極楽までの道のりで紐が解けて足を止めないように願いをこめて解けない縦結び(かた結び)で結びます。
そしてワラジを履かせ納棺式を終了します。
皆さんも幼少時代かた結びをしたり、買ってもらった新しい靴を履いたまま家の中から玄関を出て親に怒られた経験はありませんか?今考えれば何で起こられるのか?また怒った方も意味が分からず怒っている方が結構いるみたいですね。
すべて仏様に行う儀式に似ているので縁起が悪いから。と言うのが正解であり怒る理由なんですね。
普段生活している中にもお葬式や昔からのならわしが生きているんですね。