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神葬祭 神道における葬儀をご説明します
2013年2月9日
今回は神道について書いてみます。
神道 しんとう 又は かんながらのみち と読みます。
神道は日本古来 固有の宗教で 山、川、滝、高木などの自然や自然現象を敬い それらから 八百万(やおよろず)の神を見い出す多神教です。
その根幹は森羅万象や祖霊、死者への畏敬の念を現したものです。
神道は縄文式時代に起源し弥生、古墳時代に確立されたと思われます。
仏教の伝来後 国教としての立場は失われましたが 1785年以降 吉田家の下に集大成され 明治維新とともに国教へ復活します。
しかしながら神官は国の神職であり葬祭を行うことは出来ませんでした。この制限は第二次世界大戦終了まで続きます。
神道の死生観では 人はみな神の子であり 神の計らいによってこの世に生まれ この世での役割を終えると神々の世界へ帰り子孫達を見守ることと成ります。
神葬祭は故人が家の守り神になる為の儀式であります。又 死は穢れであるため神社内での葬祭は謹んでおります。
仏教における戒名は おくりな 線香の代わりに玉串が使われます。
神葬祭の流れ
- 枕直しの儀 神棚に故人の死を報告し 神棚の前を白い和紙で覆います(神棚封じ)。ご遺体に白の小袖を着せ北枕に安置し、枕元に守り刀を置き 祭壇を設けます。祭壇には米、酒、塩、水、故人が好んだものを供えます。
- 納棺の儀 ご遺体を棺に納め 蓋をして白い布で棺を覆い 全員で拝礼します。
- 通夜祭と邊霊祭 通夜祭は仏式の通夜にあたり、邊霊祭は故人の霊をご遺体から霊璽へ移し留める(御霊移し)儀式です。神職は祭詞を奏上し、遺族は玉串を奉り拝礼します。
- 葬場祭 故人に対し最後の別れを告げる神葬祭 最大の重儀です。弔電の拝読、神職による祭詞奏上、遺族 会葬者による玉串奉納などが行われる。
- 火葬祭 ご遺体の火葬前に神職の祭詞奏上、遺族による玉串奏上 拝礼により行われる。
- 埋葬祭 墓の四方の竹を立て注連縄で囲い 遺骨の埋葬 祭詞奏上、遺族の拝礼により行われる。
- 帰家祭と直会 埋葬を終えて自宅に戻り 神職のお祓いを受けて家の門戸へ塩を撒きます。そして霊前へ葬儀の終了を報告します。その後 直会(なおらい)を行います。直会は神職、及び世話役を慰労するための宴であり この直会で葬儀は終了します。
- 御霊祭 十日祭、二十日歳、三十日祭、四十日祭、五十日祭、百日祭、一年祭と続きます。二十、三十、四十、百日祭は最近省略されて居ります。五十日祭で神棚封じを解きます。一年祭以降は三年祭、五年祭、十年祭、以降五年毎と続きます。尚 仏教の三回忌は二年後に行われますが神道では三年後と成ります。
以上で今回は終わります。