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葬儀の豆知識 魂呼び
2013年3月23日
今回は魂呼びに付いて書いてみます。
魂呼びとは地方により異なりますが 亡くなられた思われる方の枕元、屋根の上、井戸、あるいは海などに向かって名前を大声で呼び復活を祈る習俗です。
現在 私どもは死を不可逆性(戻る事の無い)の事象と理解しておりますが、古くは亡くなられてから埋葬まで”モガリ” と呼ばれる期間を設けて復活への望みを託す習慣が有りました。魂呼びもこの習慣と同じ習俗と考えられます。身体から遊離して行く霊魂を呼び戻し復活を願うと共に、その死を確認し愛惜する儀礼ではないでしょうか。
魂呼びとの記録としては平安時代の”小右記”に書かれている藤原道長の娘で後冷泉天皇の母の尚侍が身罷(みまかる)った夜に行われたとされるものが有名です。万寿2年(1025年)6月5日夜 陰陽師恒盛が嬉子(尚侍)の居所である東対の上に登り、嬉子の上で衣を持って名前を呼び、三度招いたと言うものです。
また 沖縄では ”魂よばい” ”魂込め(マブイグウミ)” ”魂呼び(タマスアビー)”などと呼称されております。
小生も小さい頃 長野県の農村で見聞した記憶が有りますが、病院で亡くなられる事が多い昨今では見る事の無い習俗となりました。
今回は以上です。