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ご遺体の安置

2013年7月6日

 今回はご遺体の安置に付いて書かせて頂きました。

 現在の横浜ではほぼ100%の方がご臨終を病院で迎えられます。ご遺体は寝台車でご自宅に移送されご納棺されるまでの間、ご自宅に安置される事となります。ご自宅では薄物の敷布団に清潔な白のシーツと掛布団をご用意頂きます。ご遺体は頭部を北に、足を南に向けてご安置します。間取りの関係で北枕に出来ない場合は、頭部を西、又はご仏壇に向けてご安置します。故人様の手は胸元で組合せ数珠を手に持たせお顔に白布をお掛けします。そして掛布団を上下 逆にしてお掛けし、掛布団の上に守り刀をお供えしてご遺体のご安置が終了します。尚 浄土真宗では守り刀はお供えしません。又 この北枕はお釈迦さまが入滅した際頭部を北に顔は西を向いていたとの故事に由来しております。

 ご遺体のご安置が終わりましたら枕元に枕飾りを設営します。白木の小机を用意し その上に三具足(香炉、燭台、花立て)、鈴(リン)、水を入れた湯呑、ご飯を円く盛った枕飯をお供えします。そして花立てにしきみ又は菊などを一輪供え、燭台にロ-ソクくを立てて火を灯し、線香を香炉で焚き設営を終了します。本来 ロ-ソクの火や線香は絶やさない事が仕来りでしたが、最近は火災予防上 必要な時のみ灯すのが一般的と成りました。枕飾りの由来は 花立てのしきみは魔除けとして、ロ-ソクの火は仏の光明を示し、線香の煙は仏の食物、枕飯はご飯が人の体を養うのであれば 魂も養えるとしてご飯を魂の様に丸形にしてお供えして居ります。枕飾りが終わりますとご僧侶に枕経をあげていただく事に成りますが、最近では枕経を通夜の読経の一部としてあげていただくのが一般的です。

  今回は以上です。