横浜で葬儀、お葬式ならひかりの杜
ご連絡先はこちら
ひかりの杜
〒222-0033
神奈川県横浜市港北区
新横浜3-2-6
新横浜ビジネスセンタービル2F
TEL : 0120-264-664
親切・丁寧な対応をモットーとしておりますのでお気軽にご相談ください。
→ お問合せはこちらへ
→ごあいさつはこちらへ
QRコード
ご葬儀関連新着情報
薬師如来
2014年5月16日
今回は薬師如来に付いて書かせて頂きました。
十王信仰に於ける 七七日(四十九日目)の審理は 泰山王が司り 善因、悪縁を審査して判決を確定させます。泰山王の本地は 薬師如来です。薬師如来は東方浄瑠璃世界(瑠璃光浄土とも言う)の教主で 瑠璃光をもって衆生の病苦を救うとされ、無明の病を治す法薬を与える 医薬の仏として 現世利益信仰を集める如来です。
薬師如来は 梵名 バイシャジャ・グルは 大乗仏教に於ける如来の一尊で、薬師瑠璃光如来 或いは 大医王仏とも称します。薬師如来は 菩薩の時に12の大願を発し、この世門に於ける衆生の疾病を治して寿命を延ばし、災禍を消去し、衣食などを満足せしめ、仏行を行じては 無上菩堤の妙果を証にすると誓って 仏と成ったと説かれて居ります。真言宗(東密)では 顕教系の如来として あまり重視はされて居りません。しかしながら 永く皇室との結びつきの強かった 天台宗(台密)では 薬師如来が東方浄瑠璃世界の教主である事から 東の国の帝である天皇と結び付けて語られる事と成ります。又 釈迦如来・大日如来と一体ともされて居ります。ほとんどの国分寺は薬師如来を本尊として居ります。
像容は 立像、坐像ともに有り 右手を施無畏印(せむいいん)、左手は与願印とし 左手に薬壺を持つのが通例です。ただし 古代の像では薬壷を持たない形も多く御座います。又 単独像として祀られる場合と、日光菩薩 月光菩薩を脇侍とした 薬師三尊像として祀られる場合が御座います。薬師如来の光背には 七体または六体の小さな像容、もしくは 同じ大きさの 七体の像容が有ります。これは 七仏薬師と呼ばれ 薬師如来とその化身仏とされて居ります。
著名な薬師如来像としては 奈良 薬師寺、唐招提寺金堂、法隆寺 京都 仁和寺、醍醐寺などが御座います。
今回は以上です。