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浄土宗の葬儀

2013年5月22日

 今回は浄土宗の葬儀に付いて書かせて頂きました。

 浄土宗では 故人さまはご逝去と共に仏の弟子となり、その葬儀式は 仏の弟子として 阿弥陀仏の下である西方の極楽浄土に往生することを教え導くことであり、本来の住処 生命の根源である極楽浄土へ立ち戻る凱旋式として営まれます。そして 参列者の方々も 深い悲しみの中に自らの死を意味を問い、清浄なる心で仏の教えに耳を傾け、授戒して新しく仏弟子となった 故人さまと共に、一心に 南無阿弥陀仏と 念仏する生活に生きる決意をする契機と成ることを願っています。

 浄土宗の法要は 序文(法要に際し御仏をお迎えする部分)、正宗文(しょうじゅうぶん 法要で御仏のお話をうかがう部分)、流通分(るつうぶん 法要を終え 感謝して御仏をお送りする部分) の3段階で構成されますが、これに 授戒と引導を加えたものが葬儀となります。浄土宗では臨終行儀は大切な儀式であり、この中で受戒をするのが基本とされて居りましたが、現在では 枕経は来迎仏をあげて念仏だけで良いとされ、授戒は通夜の際に行うのが一般的となりました。ご納棺中は 南無阿弥陀仏 と念仏を唱えます。

 授戒を伴う枕経の式次第は以下の通りです;

1 奉請(ぶじょう) 諸仏の入場を願う。

2 広懺悔(不懺悔偈)懺悔偈(略懺悔)(こうさんげ、ふさんげげ、さんげげ、りゃくさんげ) 迎えた仏、菩薩に自己の罪業を懺悔する。

3 剃度作法(ていどさほう) 剃刀を頭にあてて十念を唱える。

4 授与三帰三竟(じゅよさんきさんきょう) 授戒に当たり三宝に帰依。

5 授与戒名(じゅよかいみょう) 戒名を授与。

6 開経偈(かいきょうげ) 誦経に際し御仏の教えの真髄を体得することを願う。

7 誦経(読経)(ずきょう・どきょう) 阿弥陀経の 四誓偈 又は仏身観文。

8 聞名得益偈(もんみょうとくやげ) 仏の本願により皆往生する との喝。

9 発願文(はつがんもん) 臨終の心得をし阿弥陀仏に帰依。

10 摂益聞(しゅやくもん) 念仏を唱える者は皆 仏に守られる との喝。

11 念仏一会(ねんぶついちえ) 救われる幸いを喜び、感謝して数多く念仏を唱える。

12 総回向偈(そうえこうげ) 誦経・念仏の功徳を全て振り向け往生を願う。

 ご自宅や斎場で営む葬儀式の次第は以下の通りです;

  序文(諸仏を迎え、讃嘆し、仏前で懺悔する)

1 入堂(にゅうどう) 導師・式衆の入場。

2 香偈(こうげ) 香をたき、清らかな心になることを願う。

3 三宝礼(さんぽうらい) 仏、法、僧の三宝に礼をする。

4 奉請(ぶじょう) 諸仏の入場をお願いする。

5 懺悔偈(ざんげげ) お迎えした 御仏、菩薩に対して自己の罪業を懺悔する。

  正宗分(御仏の説法を聞き 念仏し、その功徳を回施する)

6 転座(てんざ) 本尊に向いた身体を棺に向ける。

7 作梵(さぼん) 転座する際に梵語の四智讃を唱える。

8 合ばち(がっばち) ばちを鳴らす。

9 下炬(あこ) 二本の松明を持ち、1本を捨て、残りの1本で一円を描き、下炬引導文を述べる。引導文を終えると同時に松明を捨てて十念を授ける。捨てるのは厭離穢土(えんりえど)、一円を描くのは欣求浄土(ごんぐじょうど)の意味を表すとされます。

10 弔辞(ちょうじ) 弔辞・弔電 拝読。

11 開教偈(かいきょうげ) 誦経に際して 教えの真義を体得することを願う。

12 誦経(ずきょう) 四誓偈 又は仏心観文を読経。この間に会葬者は焼香。

13 摂益文(しょうやくもん) 念仏を唱える者は皆仏に守られる との喝。

14 念仏一会(転座)(ねんぶついちえ) 救われる幸いを喜び、感謝し、多くの念仏を唱える。この間に柩から本尊に向き直す。

15 回向(えこう) 故人さまの霊に誦経・念仏の功徳を捧げる。

16 総回向(そうえこう) 誦経・念仏の功徳を一切のものに振り向け、往生を願う。

   流通分(誓いを新たにして御仏をお送りする部分)

17 総願偈(そうがんげ) 仏堂修行の四願を誓い、成就を念じ往生を願う。

18 三身礼(さんじんらい) 阿弥陀仏への帰依を表明する。

19 送仏偈(そうぶつげ) 諸仏諸菩薩を心からお送りする。

20 退堂

   今回は以上です。