横浜で葬儀、お葬式ならひかりの杜
ご連絡先はこちら
ひかりの杜
〒222-0033
神奈川県横浜市港北区
新横浜3-2-6
新横浜ビジネスセンタービル2F
TEL : 0120-264-664
親切・丁寧な対応をモットーとしておりますのでお気軽にご相談ください。
→ お問合せはこちらへ
→ごあいさつはこちらへ
QRコード
ご葬儀関連新着情報
イスラム教の葬儀
2014年8月11日
今回はイスラム教の葬儀に付いて書かせて頂きました。
イスラム教では 信者の死は生涯の終着点ではなく 死者は神(アラー)の審判の日に再び蘇ると信じられて居り、ご遺体は復活の日を待つため 大切に埋葬されます。ご遺体が焼失してしまう 火葬が厳禁となります。尚 アラビアでは 火を ナールと言い、地獄を意味する言葉でもあります。
イスラム教徒が危篤になりますと イマーム(礼拝の導師)が呼ばれ、コーランを唱え、神に許しと慈悲を乞い、聖水を口に含ませます。
信徒がご逝去されると ご遺体は 同性の親族、あるいはご遺体の後処理をする専門家により 洗浄と防腐処置がされます。その後 ご遺体は葬儀場に移され 配偶者、又は同性の親族により 再度ご遺体を浄め、白い布で全身を覆います。
コーランでは 死者の陰部を3回新しい布で洗い、一度も使われていない布で口を洗い、鼻孔を洗い、左右の手を洗い、頭のてっぺんから足の先まで洗い、死者を清めると規定されて居ります。白い布でご遺体を覆う際は 顔と手を除いて、全身を完全に包みます。
白い布で覆われたご遺体は その後 モスク(礼拝所)に運ばれ、説教壇の前にある台に安置され、コーランの文字が書かれた布で覆われます。そして イマームに従い礼拝が執り行われます。葬儀の祈祷は アラーへの祈りが男たちだけで唱えられます。礼拝が終ると ご遺体は 葬列を組んで墓場に移動し、ご遺体を右脇腹を下にして、顔をメッカに向けて埋葬されます。葬列には 職業としての 泣き女 が参加する事もあります。
イスラム教にも喪に服す習慣があり、故人さまの親族の男性は3日間、女性は4ヶ月と10日間、地味な服装で静かに過ごさねば成りません。
今回は以上です。