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本門仏立宗
2014年9月7日
今回は本門仏立宗(ほんもんぶつりゅうしゅう)に付いて書かせて頂きました。
本門仏立宗は 1857年(安政4年) 長松清風(日扇)によって開かれた、日蓮を宗祖と仰ぐ、法華系の一宗派で、新宗教に分類される事も有ります。大本山は 京都府京都市上京区の宥清寺で、信徒数 41万人とされます。その教えは 宗祖日蓮の伝えた法華経の題目(南無妙法蓮華経)を唱える修行を第一とし、それにより授かる 目に見える現証利益を強調するものです。
長松清風は 人生への懐疑と求道心から 法華経本門の教えに帰依して一度は出家しましたが、当時の宗門の在り様にあきたらず、独自の道を歩み出し、京都新町通りで在家信徒を集めて 本門仏立講を始めました。正法弘通の働きのない寺院・僧侶の意義を認めず、また その様な宗門を否定したため、既成の寺院・僧侶からの讒言により、逮捕されること2回、遠足止めなどの弾圧を受けましたが、明治11年には 花洛佛立講三十三組 信徒凡そ一万人といわれ教線をのばしました。この様な事から 日扇は在家主義であると言われますが、日扇自身は僧籍を持って居り、実際は 僧形・俗形の区別に本質的な差異を認めないと教えました。
その教えは 御教歌と呼ばれる 仏教の教義を和歌に盛り込んだ教えを用意し 万人に 誰でも解り易く御仏の教えを広めようとしました。清風は明治初期を代表する文化人でもあり、清風の詠んだ歌は 優れた歌として 明治天皇に奏上され、賞賛を受けても居ります。しかしながら 布教に当っては 正信の証として現証利益を強調し、他宗・他宗教に対する批判も激しく、その布教方法は多くの批判を生む一因ともなりました。又 入信に当っては他宗・他宗教のお札、お守り、像を破棄する様 強制されました。
葬儀の施行に付きましては 法華教の儀式に準じて執り行われます。
今回は以上です。