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死の判定
2019年3月22日
今回は死の判定に付いて書かせて頂きました。
死の判定は 現在の日本の法律に於いては 医師のみが判定する事を許されて居りますが、古くは 宗教、哲学、神学などで 死の判定や定義を扱って居り、その地域、文化、時代、分野などにより様々な解釈が存在しました。死とは 命が亡くなる事、生命が亡くなる事、生命が存在しない状態等と定義されますが、はっきりとした尺度、基準を示すものでは有りません。
人間の死亡の判定には 様々な解釈があり、文化的伝統、人の心情、医療、法制度、論理的観点など 複雑に関連しあって必ずしも明解では有りませんが、色々な観点での見解は以下の様に考えられます。
息が止まる事
古くから命は呼吸と強く結び付けられて考えられて居りました。従い 息が止まった状態を死と考えました。
全身のさまざまな変化
従来は 爪や髪が伸びている間は まだ生きていると考える人が多く居られました。
三兆候
医療に於ける死の三兆候で、脳死による臓器移植の問題が出るまでの基本形です。
自発呼吸の停止、心拍の停止、瞳孔が開く。
バイタルサイン
現在の一般的な判断基準です。
心拍数、呼吸数、血圧、体温の状態を確認し、バイタルサインによる生命のしるしがなくなった時点で、瞳孔反射を調べ、それも無い場合は死亡と判断します。
生と死の境目は 必ずしも明確では有りません、考え方により大きく違います。しかしながら 社会生活を円滑に営む為には 法律により その境目を明確化せざるを得ませんでした。それが 医師による判断であり、死亡診断書に記載された死亡時刻が その方の死の瞬間と成りました。
又 現在の医療の現場では臓器移植と言う治療法が開発され、移植の為の臓器をより新鮮な状態で得る為に脳死という概念が作られ、臓器移植法により運用されて居ります。ただし 同法では ”脳死状態の患者から臓器を移植してもよい” と書かれて居りますが、脳死は死であると規定しては居りません。
今回は以上です。