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忌中の心得
2019年3月22日
今回は忌中(きちゅう)について書かせて頂きました。
忌中とは 仏教の教えで 中陰(ちゅういん)或いは中有(ちゅうう)とも言い、故人様がご逝去された日を含めて四十九日の間を指します。死の穢れが最っとも強い期間で、ご遺族の方々は 祭りごと等えの参加を控え、謹慎して家にこもり、肉や魚等の生きものを食さない期間とされます。四十九日が過ぎると 忌明け(きあけ)となり、日常生活に戻ります。
古代インドでは 人は輪廻転生すると信じられ、この考えが仏教にも取り入れられ、誕生の瞬間が 生有(しょうう)、生きている間が本有(ほんぬ)、死の瞬間が死有(しう)、死んでのち 次の生(六道の一つ)を受けるまでの期間を中有 あるいは中陰と呼び その期間は臨終の日を含めて四十九日間であるとされました。この考え方が中国を経て日本に伝来し 日本独自の死生観と合わさり 穢れの強い期間である忌の中、そして 故人様が現世から来世へ旅立つ期間と解釈される事となりました。尚 浄土真宗では 故人様は臨終と同時に浄土へ往生すると考えますので、忌中の期間は 故人様への追慕、故人様の死を通して 生と死 について考え、謹慎して求法の生活をする期間であるとされます。
忌明けの法要は 臨終の日を含めて四十九日目の執り行うべきですが、現在では 参列者の方のご都合を考え 四十九日より前の休日を使って 行うのが一般的と成りました。忌明け法要をもって 精進落としとなり、中陰壇(後飾り)を片ずけます。それまで使用して居りました白木のお位牌を壇那寺へ返し、本位牌を仏壇にお納めします。又 神棚を閉じていた白紙などを取り除きます。
今回は以上です。