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葬儀 日蓮正宗
2015年7月6日
今回は葬儀 日蓮正宗(にちれんしょうしゅう)に付いて書かせて頂きました。
日蓮正宗は 日蓮大聖人の高弟六老僧の一人である 日興を開祖とする 仏教の宗派の一つで 日蓮大聖人を宗祖、本仏として仰ぎ、総本山を静岡県富士宮市上條の 多宝富士大日蓮崋山大石寺(たいせきじ)(本尊;本門戒檀の大御本尊、開基;日興)とします。その教えは 御本尊(曼荼羅)に向かって”南無妙法蓮華経”の題目を唱えることにより、いかなる人も仏の境界に至ることができる と説きます。又 その葬儀式は 今生を終えた故人の即身成仏を願う儀式 とされます。
日蓮正宗 開祖の日興は 1246年 甲斐の国大井庄鰍沢(現在の山梨県富士川町鰍沢)に誕生し、12歳で富士岩本の実相寺へ入室します。その後 ”立正安国論”の執筆に際し 実相寺に入った日蓮大聖人の弟子となり、日蓮の伊豆配流(伊豆流罪)や 佐渡配流に同行し常随給仕をしたとされます。そして 日蓮の高弟六老僧の一人となりますが、日蓮大聖人 入滅後 日興は他の五人の老僧と考えが大きく異なることや、身延の地頭・波木井実長との意見の相違などから 身延山を降り、越前や富士河合に逗留した後 駿河の国上野郷の南条時光の寄進により大石寺を建立しました。
日蓮正宗は 釈迦説法を末法の世に合う教えではないとして、日蓮大聖人こそ本仏であるとする日蓮本仏論の立場をとり、宗祖(日蓮大聖人)を本仏と仰ぎ、本門戒壇の大御本尊を信じて題目を修行しさえするならば、どんな者でも必ず一生の内に成仏できる として居ります。色々な宗派により 様々な戒律が説かれますが、日蓮正宗の戒は 捨悪と 持善であります。
葬儀式の次第は 日蓮正宗の日常勤行とほぼ同じで、1 喪主・親族・会葬者 着席、2 僧侶出仕、3 題目三題、4 読経 ”方便品、寿量品”、5 焼香、6 弔辞・弔電 披露、7 読経 ”自我偈”・題目、8 観念文、9 僧侶退出。式は ”導師・喪主・その他弔問客も一体となって故人の即身成仏を心より願い、大御本尊の御威光に照らされて霊山浄土に向かえるよう祈念する” もので、引導は特に有りません。日蓮宗では 日蓮大聖人は ”法華経に帰依することが持戒にまさる” と説いたため、仏弟子としての名を戒名と言わず 法号といいますが、日蓮正宗では ”御受戒” があり ほとんどの場合は 死亡した時に 戒名が与えられます。又 死装束において三角巾や六文銭は用いません。
日蓮正宗の 焼香は 額に押し頂いて 三回を原則とします。
今回は以上です。