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印鑑

2015年11月4日

 今回は印鑑に付いて書かせて頂きました。

 ご葬儀後の各種手続きを行う際に 印鑑により認証を行いますが、正しくは印章と言い、日本では 独自の印章文化を作りあげ、主として 本人認証の重要な根拠とされて居ります。捺印には法的根拠を持つ事になりますので、捺印の前には 内容を良く確認する事をお薦め致します。一般的に使用される印章は 市区町村役所に登録した実印、金融機関に登録した銀行印、届け出を必要としない認印、電子化された文書に使用する電子印鑑などが御座います。

 印章の歴史は古く 紀元前5000年代のメソポタミアでは 権力の象徴、認証、封印などで目的で使用されていたとされます。この印章はシルクロードを経由して紀元前5~4世紀に中国に伝わり、西暦57年に日本に伝わったとされます。日本最古の印章としては 1784年に福岡県福岡市で発見されたと言われる 純金製の”漢委奴国王印(かんのわのなのこくおういん)”が有名です。その後 大化の改新の後 大宝律令の制定と共に官印が導入され、本格的に使用され始めます。更に 江戸時代になると 行政上の書類は勿論、私文書にも印を押す習慣が広がり、実印の印影を登録する、印鑑登録制度が制定されて、日本独自の印章文化が作り上げられて行きました。

 実印は 特に重要な印章で、市区町村役所に登録された印章です。印鑑登録は 住民登録をしている16歳以上の方が 一つだけ出来ます。登録する際には ご自分の身分を明らかにする証明書が必要です。印鑑登録証明書は その印章が登録者のもので有る事を証明します。

 実印以外の認印は 文具店 印章店などで手軽に入手する事ができます。その様な事から 重要度が低い様に思われる方も居られますが、法律的のは 実印と同じ効力を持って居りますので、不用意に捺印しない様、お薦めいたします。

   今回は以上です。