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遺言書の作成方式

2015年11月24日

 今回は遺言書の作成方式に付いて書かせて頂きました。

 遺言書を作成するに当たりましては 法律上 有効とさせる為には 民法により定められた方式により作成しなければ成りません。遺言書の作成方式には大きく分けて 普通方式と特別方式の二つがあり、一般的に利用される普通方式には 自筆証書遺言 公正証書遺言 秘密証書遺言、遺言者が特別な状況におかれた場合に作成する特別方式には 危急時遺言(臨終遺言) 隔絶地遺言があります。

 普通方式のなかの自筆証書遺言とは 遺言者が遺言書の全文・氏名・日付を自筆で記し、押印するという方式の遺言書です。何時 何処ででも作成する事が出来、費用も掛りませんので、多くの方が利用されて居りますが、検認手続きに時間が掛る場合もあります。尚 ワープロ・パソコンでの作成は認められません。

 秘密証書遺言は 遺言者が遺言書に署名・押印をして、それを封じ、遺言書に押したのと同じ印章で押印して封印し、その封書を公証役場で 公証人一名と証人二名に 自分の遺言書である事を申述して、遺言書としての証明をしてもらいます。遺言の内容はワープロやパソコンで作成しても問題有りません。但し 署名は自書が必要です。秘密証書遺言は 検認手続きを受けるまでの間 内容を秘密に出来ると言うメリットは有りますが、自筆証書と同様の検認を受ける必要が有り、費用も掛る事から、あまり利用されていないのが現状です。

 公正証書遺言は 遺言者が口述した内容を公証人が文書に作成し、証人二名の検証のもと、公証人が方式に従って作成したことを付記した遺言書で、費用は掛りますが、遺言の効力が覆されるおそれが少なく、検認手続きも不要となります。

 特別方式の遺言は 病気や事故などで 突然 死が間近にせまった様な場合や、感染症病棟内や航海中の船舶内など 隔絶された所にいた場合など、特別な事情に置かれた際に利用される方式です。尚 特別方式で遺言が作成された後で状況が変わり、6ヶ月以上経過して生存している場合は 特別方式で作成された遺言は無効と成ります。

   今回は以上です。