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尊厳死

2013年9月8日

 今回は尊厳死に付いて書かせて頂きました。

 人は この世に生を受けた後、死に向かって日々生活を営む事となりますが、日本に於きましては 古くより造成された考え方や 第二次世界大戦を経験した事により、死に対して 強い忌避感が造られ、死は社会的タブ-とも成りました。しかしながら 戦後70年ともなり 医療技術の発達と共に高齢化が進む中で、忌避感は薄らぎ ターミナルケアに対する関心が高まり 尊厳死と言われる概念が生まれました。

 尊厳死とは 人間が人間としての尊厳を保ちながら死に臨むこと、と解釈されます。医療は その技術がどの様に発達しても、治療優先主義の医療を行うのではなく、患者本人の生活を犠牲にする事無く、患者の生命 及び生活の質を尊重して行われなければならないとの考え方です。更には 死に方 の決定権は医師が持つのではなく、患者本人が持つべきものとの考え方から、医療情報の本人への開示、治療方針に対する本人の同意、ガンの本人告知などが積極的に行われる様に成りました。他方 尊厳死を警戒する考え方もあり、尊厳死の名の下で 殺人や自殺幇助が行われる可能性があり、患者の生存権を侵しかねない、との意見も有ります。

 尊厳死を保つ為の医療として、ターミナルケア(終末期医療)があります。ターミナルケアとは 終末期にある患者に対する医療 及び看護をさします。終末期の概念は特に 公的に明確な定義はされて居りませんが、一般的には 老衰・病気・障害の進行により死に至る事を回避する如何なる方法も無く、予想される余命が3ヶ月以内と解釈されて居ります。ターミナルケアの目的は 医学的・生物学的に延命が不可能である事を前提として、延命治療 病気・障害の進行遅延治療 心身の機能維持治療などを行わず、身体的苦痛や精神的苦痛を緩和・軽減する事により 終末人生の質を維持・向上する事に有ります。精神的側面を重視した総合的医療処置となります。

 有名になった尊厳死としては 2014年のアメリカに於ける事例が有ります。29歳の女性は 末期の脳腫瘍と診断され、動画投稿サイトに 11月1日に服薬により尊厳死する と予告して、尊厳死が合法化されているオレゴン州に移住し 11月1日 医師が処方した致死量を超える鎮痛剤を服用し、自宅寝室で家族に見守られながら穏やかに最期を迎えたとの事です。

   今回は以上です。