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お骨揚げ

2016年7月12日

 今回はお骨揚げについて書かせて頂きました。

 お骨揚げとは 荼毘(火葬)に付した故人様の焼骨を拾い上げ、お骨壺に納める事を言います。お骨揚げは拾骨(しゅうこつ)、収骨(しゅうこつ)とも呼ばれ、又 お骨上げと書かれる場合も御座います。厳密に言うと 拾骨は 焼骨を拾う事を指し、収骨は 拾い上げた焼骨をお骨壺等に収める事を指しますが、特に使い分けられる事は無い様です。ご遺族によるお骨揚げの習慣は日本独特の儀礼と言われて居ります。このため 欧米ではお骨の原型が残らぬ様 骨灰になるまで焼かれますが、日本ではご遺骨の形がきれいに残る様 焼かれる事が大切とされます。

 横浜市内の火葬場では ご遺体の火葬が終り、火葬炉の冷却が始まると 控室に ”間もなく拾骨です” との連絡が入り、ご遺族の方々には拾骨室への移動の準備をお願いする事となります。そして 火葬炉の冷却が終ると ”〇〇家のご遺族様 拾骨室へお集まり下さい” とのアナウンスを受けて 拾骨室に集合頂きます。拾骨室では まず最初に係員の指示に基ずいて 喪主様以下2名の方は 火葬炉にて 火葬後の状態を確認して頂きます。その上で 係員は全ての焼骨を火葬炉から容器に収めて拾骨室に運び お骨揚げが始まります。

 お骨揚げは 古くには 箸渡しと呼ばれ 一人がご遺骨を箸で持ち 順に次の人に渡して行き、最後に骨袋 若しくは骨壺にお納めする形でしたが、現在では 二人一組でご遺骨を持ち上げ、お骨壺に収める形が一般的となって居ります。箸渡しは 箸と橋は音読みが同じところから、故人様をこの世からあの世へ 三途の川の橋渡しを皆でお手伝いする との願いが込められて居ると言われます。

  今回は以上です。