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精進落とし(直会)

2016年7月30日

 今回は精進落とし(神道では直会)について書かせて頂きました。

 精進落としとは 本来は 御家族の不幸、寺社巡礼、祭礼、神事など 精進潔斎が必要な行事が終了した後に 肉 酒等の摂守を再開する事を指します。ご家族に不幸があり四十九日(中陰)の間 通常の食事を断って精進料理を摂っていた方が 忌明けと共に精進料理から通常の料理に戻す事を指します。尚 浄土真宗では精進落としとは言いません。又 地域によりましては 精進上げ、精進落ち、精進明け、お斎(とき)などとも呼ばれ、神道では直会(なおらい)と呼ばれます。

 現代では 御葬儀・告別式、ご火葬、初七日法要を終えた後に設ける宴席を 精進落としと言う様になりました。現代の精進落としの宴席は本来の 精進料理から通常料理への切り替えの意味と共に、1 僧侶等の宗教者、お手伝い頂いた方々への感謝の席、2 故人様を偲んで食事をし お話をして交わる席、とも成りました。特に横浜市営斎場では 都合により ご火葬後に初七日を行う式場が無い為、葬儀式・告別式の後に続けて初七日法要を執り行い、ご火葬中の待ち時間(1時間+)の間に精進落としの宴席を設けるのが一般的となって居ります。

 ご火葬が始まりましたら あらかじめ お願いした方々に控室にお集まり頂き、宗教者を上席にご遺族は末席にお座り頂いて会食となります。精進落としの宴席での式次第としては 特に決まりは御座いませんが、喪主様のご挨拶 ご親族の長老の方による献杯(浄土真宗では献杯とは言いません)の音頭により会食が始まります。お料理は 出席者の数が確定している場合はお料理膳で、数が確定しない場合は 大皿料理を用意します。又 喪主様、ご遺族の方々は 会食の間 席を回ってお礼の言葉を述べると共に、お好みの飲物をお勧めします。宴席は拾骨室への移動を持って閉宴となります。

   今回は以上です。