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仏壇とは

2019年3月21日

 今回は仏壇に付いて書かせて頂きました。

 仏壇とは 本来は 寺院内に仏像を安置し、供物をお供えし、礼拝を行う為に、造られた一壇 高い場所を指して居りました。その後 近世日本に於いて この仏壇の場所を 須弥壇(しゅみだん)と呼ぶ様に変化します。同時に 平安時代の貴族は 持仏堂を持つ様になり、更に時代の変化と共に 一般にも普及して行き、自宅内に 礼拝の設備を持つ様になり、本尊や位牌を安置する 厨子や宮殿型の設備を仏壇と呼ぶ様になりました。仏壇の内でも最上段は須弥壇と位置付けられます。仏教の世界観では 宇宙の中心には 須弥山と呼ばれる巨大な山が存在し、帝釈天(たいしゃくてん)はそこに所在する と説かれます。須弥壇は この須弥山をかたどったものと言われます。

 古代インドでは しかるべき場所に土を積み上げて、壇を作り、その場所を神聖な場として神を祀りました。そして 風雨をしのぐ為に 土壇の上に屋根が設けられ、土壇の周りを壁で囲むようになります。これが 寺院の起源と言われます。従いまして 仏壇の壇は 木偏では無く、土偏を使います。現在 各家に置かれて居る仏壇の起源は 平安時代の貴族社会に於ける 持仏堂、仏間の建立にあると言われます。その後 鎌倉時代に入り 禅宗の布教と共に 位牌を作る事が普及して行きます。この位牌を安置する 常設の安置場所が必要となり、仏壇が生まれたと考えられます。仏壇が生まれる過程では 当時の民俗として 存在した、神棚、盆棚、正月棚などが参考にされたと考えられます。尚 仏壇が一般家庭に普及するのは 江戸時代の寺檀制度確立以降と成ります。

   今回は以上です。