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最期の準備(尊厳死)

2017年2月7日

 今回は最期の準備(尊厳死)に付いて書かせて頂きました。

 尊厳死とは 平穏死 自然死 を望む方が 無意味な延命処置を施す事無く、安らかな最期を迎える事を言います。具体的には ”不治かつ末期での延命処置の中止”、 ”十分な緩和医療の実施”、 ”回復不能な遷延性意識障害(持続的植物状態)での生命維持装置の取りやめ” の3点です。尊厳死を希望される場合は あらかじめ ご家族の同意を得た上で 尊厳死の宣言(リビングウィル) を文書により表明し、担当医師に提示して頂かなければ成りません。

 医療技術が進化した現代では 回復の見込みの無い病気で死期が迫っている病人に対しても 様々な延命治療が施されて居ります。この無意味と考えられる延命治療を施す事に対して、延命治療は望まずに 人間としての尊厳を保ちながら平穏死を迎えたい、自身の死のあり方を選ぶ権利は自分自身にある、との考えから 尊厳死を望む方が増えつつあります。しかしながら 現実には 本人が尊厳死を望んでも、ご家族が延命治療を希望されたり、担当医師が理解を示さず、本人の選択が尊重されない事がありました。この様な場合を想定して リビングウィル(尊厳死の宣言書)を記述し 署名、捺印のうえ、担当医師に提示される事をお薦め致します。又 一つの方法としては 日本尊厳死協会の会員となる事があります。

 日本尊厳死協会は 1976年に日本安楽死協会として設立され、1983年に現在の名称に変更されました。現在 11万3千人の会員に 尊厳死の宣言書 を発行して居り、この宣言書は 90%を超える医師の方々に受容されて居ります。

   今回は以上です。