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葬儀横浜 葬儀の歴史・浄土思想

2018年9月21日

 今回は葬儀横浜 葬儀の歴史・浄土思想に付いて書かせて頂きました。

 平安時代 仏教は貴族階級だけでなく、一般民衆へも信徒を広げて行きますが、そうした中で 阿弥陀仏の本願に基ずいて 観仏や念仏によって阿弥陀仏の西方極楽浄土に往生し成仏を願うべし、との教えが始まり、広がります。この教えを浄土思想(浄土教とも言う)と言いました。その始まりが 比叡山天台宗で 慶滋保胤(よしげのやすたね、法名 寂心)と恵心僧都源信(えしんそうずげんしん)を中心として集った ”二十五三昧会”と呼ばれる集団でした。

 10世紀末 比叡山の天台宗僧侶25名が集い 二十五三昧会 と呼ぶ集団を結成します。三昧会(ざんまいかい)のメンバーは 毎月15日に集まって念仏三昧をし、臨終にある仲間には皆で助けて念仏させ 西方極楽浄土へ往生させようとする、浄土思想を基にした結社でした。

 同志の中に病人が出ると 皆で看病し、病が重くなると 往生院と呼ばれる建物に移し、励まし合って死に臨んでいる者の心が乱れぬ様にし、亡くなったのちには ご遺体に光明真言をもって土砂加持を行い、3日の内に墓所に卒塔婆(そとば)を立てて葬りました。同志の葬式には必ず参加し、七七日法要までの間は 七日ごとに集まって念仏を修しました。又 春秋2回同志は集って 念仏を修しました。過去帳に名前を記し、祥月命日にも供養をしました。往生院で営まれた往生行儀としての念仏が 現代の枕経の原型と言われて居ります。

 臨終行儀とは 臨終(臨命終時の略)に際して 西方極楽浄土への往生を祈念して行う行儀で、阿弥陀仏の前に西方を向かせて病者を寝かせ、仏の右手と病者の左手を五色の糸で結び、念仏を唱えながら亡くなると 極楽往生間違いないとされました。この 臨終に於ける阿弥陀仏への帰依が 日本に於ける 葬祭での阿弥陀仏信仰を決定的にしました。

   今回は以上です。