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葬儀横浜 香典の意義

2019年2月1日

 今回は葬儀横浜 香典の意義に付いて書かせて頂きました。

 日本に於いて 香典とは 仏教の葬儀で 故人様の霊に供える金品であり、同時に ご遺族に送られる金品をでもあります。香典は 本来は香奠と書かれ、香は お香を焚き、奠は 仏前・霊前に供える事を意味します。仏教に於いて 焚かれた香の香り(煙)は仏の食べ物であるとされました。日本では古くより 葬儀を営むに当たり、僧侶・会葬者に振舞う 酒食を用意する為には 多額の費用が必要とされ、突然の不幸にみまわれたご遺族への相互扶助の一つとして香奠を贈る習慣が根ずいて居ります。

 日本では古くより 葬儀に於いて 酒食を振舞う習慣が定着して居りました。葬儀の期間 地域の共同体に属する人々は子供を含めて喪家(そうけ)の振る舞いに与り、自分の家で食事をする事は無たった という記録も残されて居ります。喪家では 故人様の成仏を願い、減罪(めつざい)をする為の布施として、人々に酒食を振舞いました。現代でも 通夜のお清めの席を お勧めする言葉として ”故人の供養になるから” が使用されます。

 従いまして 古くは 親族や地域社会から提供される香典は 振る舞いに供す為の 食料やお酒でした。これを 食料香奠と言います。そして 時代の変化と共に 貨幣制度が発達をし、室町時代の武士階級で 金銭香奠の習慣が出来始め、明治時代の都市部では 金銭香奠が一般化します。但し 農村部で金銭香奠が一般化するのは 第二次世界大戦以降でした。

 日本に於ける葬儀は仏式で営むのがほとんどのケースであり 葬儀を出すと近隣の人々に振る舞いをしなければ成りませんでした。これは多額の出費となり、喪家やその親族の負担は大きく、貧しい家では葬儀を出せない という事態も出て、香奠はそうした状況に対応する相互扶助の目的を意味する習慣でも御座います。

   今回は以上です。