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ご葬儀関連新着情報
葬儀横浜 日本の宗教(仏教Ⅴ)
2019年4月7日
今回は葬儀横浜 日本の宗教(仏教Ⅴ)に付いて書かせて頂きました。
ご葬儀を営むに当たりましては 故人様 若しくはご遺族様が信仰される宗教の仕来りに従って営む事が基本となります。日本に於きましては ご葬儀の90%以上は仏式で営まれて居ります。紀元前5世紀にインドで誕生した仏教は 西暦552年(飛鳥時代)に百済(緒戦半島 南部)より伝来し、当時の朝廷に受け入れられ、その後 多くの僧侶により多くの宗派が生まれ、江戸時代には日本国民の全てがいずれかの宗派の信徒となりました。日本の仏教には多くの宗派が存在して居りますが、平安時代末から鎌倉時代にかけまして 日本人僧侶による独自の仏教宗派が多く創生されました。融通念仏宗、時宗、日蓮宗系、他 などが御座います。
平安時代末期 比叡山天台宗の僧侶であった 聖応大師良忍上人は 京都大原の来迎院で修行中に、阿弥陀如来より ”自他融通の念仏”を受けて融通念仏宗を開きました。自らと他人が唱える念仏が相互に融合し合う事により莫大な功徳となり、その功徳を受けて速やかに往生できる、と説きました。融通念仏とは 合唱の念仏が元来の形でした。当初は天台宗の一派として活動して居りましたが、江戸時代に一宗として独立が認められ、大阪の大念仏寺を総本山として活動が始まりました。
時宗は 鎌倉時代末期に興された、浄土教の一宗派で、開祖は 捨聖(すてひじり)一遍上人です。一遍上人は 法然上人の孫弟子に当たる聖達に学び、捨聖と呼ばれ、弟子達と共に日本各地への遊行を常としました。遊行に際しては 一念の信を起こし念仏を唱えた者に ”賦算(ふさん)”と呼ばれる札を与え、踊りながら念仏を唱え 興奮の末に煩悩を捨てて心を仏と一つにすれば 極楽往生が出来ると 踊り念仏を勧めました。総本山は 神奈川県藤沢市の清浄光寺(通称 遊行寺)です。
日蓮宗は 鎌倉時代中期に 立正大師日蓮聖人によって興された日本仏教の一宗派で、法華宗(日蓮法華宗)とも呼ばれ、山梨県身延山久遠寺を総本山として活動して居ります。日蓮聖人は 比叡山で天台宗を学んだ後、釈尊の教えの究極が ”法華経”にあると得心し、1253年千葉の清澄寺にて ”南無妙法蓮華経”と高唱して日蓮聖人が始まりました。日蓮聖人は 鎌倉幕府に法華経への帰依を勧めて、迫害をを受け 伊豆や佐渡に流罪となりますが、後に許されて身延山に入りました。日蓮聖人は あらゆる釈尊の教えが法華経に統一されて居り、久遠の本仏としての釈尊を諸仏の根源とすべきこと、末法の世の救いは絶対的信を持っての法華経の護持によってなされる、と説きました。
日蓮宗は 日蓮聖人の没後、多くの弟子達により布教活動が進められ、日蓮宗系の宗派が形成される事と成ります。
今回は以上です。