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ご葬儀関連新着情報
葬儀横浜 日本の宗教(仏教Ⅵ)
2019年4月8日
今回は葬儀横浜 日本の宗教(仏教Ⅵ)に付いて書かせて頂きました。
ご葬儀を営むに当たりましては 故人様 若しくはご遺族様が信仰される宗教の仕来りに従って営む事が基本となります。現代の日本に於きましては ご葬儀の90%以上は仏式で営まれて居ります。紀元前5世紀にインドで誕生した仏教は 西暦552年(飛鳥時代)に百済(緒戦半島 南部)より伝来し、当時の朝廷に受け入れられ、その後 多くの僧侶により多くの宗派が生まれ、江戸時代には日本国民の全てがいずれかの仏教宗派の信徒でなければならない と言う時代も御座いました。日本の仏教には多くの宗派が存在して居りますが、鎌倉時代には禅宗が伝来し、禅宗僧侶の葬儀儀礼を基に現代の葬送儀礼の原型が創り上げられました。臨済宗、曹洞宗がこれにあたります。
臨済宗は 鎌倉時代 中国の宋に渡り 中国禅宗五家の一つであった臨済に学んだ 栄西禅師が日本に伝え、開祖となった仏教禅宗の宗派です。その教義は 何ものにもとらわれない境地の真の人間性・仏性があるとし、座禅を通して 真実の自己・仏性に目覚め、釈尊の悟りの内実体験し、自覚する事を目的として居ります。悟りも教えの真髄も文字によっては伝えられず、体験的自覚により悟りは伝承されると説かれます。臨済宗では 公案と呼ばれる課題が与えられ、この課題を考えることが 座禅の内容となります。
臨済宗では 臨済十四派と呼ばれ、日本国内各地に建立された14の本山を中心として宗派が形成されて居ります。尚 14宗派の 教義内容に相違はありません。
同じく 鎌倉時代に創生された仏教禅宗の一つとして曹洞宗が御座います。開祖 道元禅師は 当初 比叡山で学び、栄西禅師の下で参禅した後に、宋に渡って中国禅宗五家の一つ 曹洞禅の法を継承して日本に帰国し、原曹洞宗教団を形成しましたが、京都では従来からの仏教教団からの迫害を受けて 越前(福井県)に永平寺を建立して、教化活動を展開しました。その教義は 座禅を通して 真実の自己・仏性に目覚め、懺悔・菩薩心の働きによる菩薩行により他者に働きかけて活かすこととされます。臨済宗とは異なり、公案は用いず、あくまでも座禅による実証を本旨(只管打坐 しかんたざ)としております。
今回は以上です。