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葬儀横浜港北区、日本古代の葬送儀礼
2020年2月8日
今回は葬儀横浜港北区、日本古代の葬送儀礼に付いて書かせて頂きました。
喪屋
現代通夜の起源;
日本に於ける古代の葬送儀礼として”殯(もがり)”と呼ばれた儀礼が御座いました。
この殯の儀礼は現代の葬送儀礼で一般的に営まれる通夜式の原型とも考えられて居ります。
当時の葬送儀礼としての殯の様子は古事記や日本書紀、万葉集などの書物の中に示されて居ります。
古事記の中では、天若日子(あめのわかひこ)の葬儀の模様が下記の内容で残されて居ります;
すなわちそこに喪屋を作りて、河雁(かわがり)を岐佐理持(きさりもち)とし、鷺(さぎ)を掃持(ほほきもち)とし、翆鳥(そにどり)を御食人(みけびと)とし、雀(すずめ)を碓女(うすめ)とし、雉(きじ)を哭女(なきめ)とし、かくおこない定めて、日八日夜八夜(ひやかよやよ)を遊びき。
喪屋とは死者のご遺体を安置する為の簡易な家屋で死者の為に造られ、ご遺体を安置した後にその中で様々な事が営まれました。
岐佐理持は旗を保持する役です。
掃持は喪屋を掃除する箒を持つ役です。
御食人は死者に食事を供する役、碓女は死者の膳に供するお米を突く役、哭女は悲嘆を表現して泣く役(哭き女とも言います)。
遊ぶとは歌舞音曲で死者の霊を慰める為に歌い踊る事を示します。
古代に於ける死の判定;
現代の発達した医学の中では人の死は定められて手続きの中で判定されますが、古代に於いては死の判断基準は明確でなく、死者の死は時間をかけてご遺体の変化から判断せざるを得ませんでした。
従いまして、ある程度の時間をかけて営む”殯の儀礼”は故人のご逝去を悼み、その霊を慰めると共に、故人の死を判定する為の時間でもありました。
今回は以上です。