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葬儀横浜港北区、平安時代の葬儀Ⅱ

今回は前回の続き葬儀横浜港北区、平安時代の葬儀Ⅱに付いて書かせて頂きました。

京都の草花・嵯峨きく京都の草花・嵯峨きく

平安時代中期の天皇の葬儀(新谷尚紀著”日本人の葬儀より);

前回は日本国第66代一条天皇の臨終、納棺、葬送までを書かせて頂きましたが、以降は;

拾骨と納骨の次第

7月9日、前日より夜を通して営まれた荼毘は朝6時におわる。

御骨を皆で拾い、4升程の白磁の壺に納めて、天台座主慶円僧正が光明真言を念誦(ねんじゅ)する。

骨壺は京都の円成寺に移動。

その後、入れ替わり御骸骨所(みがいごつどころ)に人々が伺候(しこう、側に付いて奉仕する事)し、阿弥陀護摩も行われる。

7月20日、御骨を奉納する三昧堂のような小堂を円成寺に造り、奉納。

法要の次第

8月2日、七七日の法要。

8月11日、七七の正日にも法要を行う。

9月12日、月例の御念仏を初めて行う。

翌年5月27日、京都円教寺にて一周忌の法要を繰り上げて行う。

6月22日、一周忌の正日、法要を行う。

これで葬送の行事は全て終了しました。

京都市の木・たかおかえで京都市の木・たかおかえで

現代にも伝えられる葬送の儀礼;

一条天皇の葬送儀礼は現代の葬送儀礼にも多く通じるものが有ります。

先ず第一には危篤状態で念仏を臨終作法として行った事、現代でも宗派、地域によっては営まれて居ります。

納棺に先立って沐浴を行った事(現代の湯灌に通じる)。

納棺に際して近親者が形代(霊が依り憑く為の人形など)を収めた事。

出棺に先立ち儀礼が行われ、柩は輿に乗せて運ばれ、出棺には通常の出入口以外が使用され、葬列が組まれた事。

荼毘の前に儀礼が営まれ、荼毘に立会い、拾骨が行われた事。

又 帰宅する前には浄めが行われました。

七七日の法要、一周忌の法要を営むなど、日本の葬送儀礼の習俗はこの時代に原型が整えられたと考えられます。

今回は以上です。