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祥月命日(しょうつきめいにち)
2021年3月28日
日本には古くよりの文化として亡くなられた方を偲んで冥福を祈る習慣が根付いて居ります。
仏教では亡くなられた日を命日と言い故人様の供養を営む事を旨とします。
同じく仏教では亡くなられた月を祥月と言い、一周忌以降の同月同日を祥月命日と言い故人様を偲んで供養します、
1 命日とは
命日とは、故人様のご逝去された日を言います。
忌日(きにち)とも言います。
ご逝去された月を祥月(しょうつき)と言い、ご逝去一年後の祥月命日が一周忌と成ります。
又、祥月以外の月の命日は月命日(つきめいにち)と呼ばれます。
日本の仏教では、毎月の月命日に故人様の供養を営み、特定年数の命日には年忌法要を営むとして居ります。
年忌法要は33回忌、もしくは50回忌のいずれかをもって”弔い上げ(とむらいあげ)”とし、位牌の戒名を過去帳にお移しして年忌法要を終えます。
2 命日での供養
命日での供養には、お墓参り、菩提寺へのお参り、僧侶を招いての法要などいろいろの形が御座います。
その中で、然るべき準備を必要とするにが法要です。
法要に本来の意味は、仏教に於いて釈迦の教えを仏法と言いますが、その仏法の要点・肝要を知る事を指します。
それが、時代の流れと共に変化し、仏教行事の中の儀式祭礼(法事・仏事・法会など)全般を指すようになりました。
更に、日本に於いては”追善供養”即ち死者を弔う儀式を指す様に成りました。
法事、仏事とも言います。
尚、供養以外に、寺の創立記念、堂宇の完成記念、仏像の開眼などの慶事も含みます。
仏教伝来以来、日本民族は法要(死者供養)を大切にして来た民族であると言えます。
供養には、まず中陰の間に行う七仏事(初七日、ふた七日、み七日、よつ七日、いつ七日、むつ七日、ひちひち日)が有り、これはインドを起源として居ります。
七仏事が中国に伝わり、百ヶ日、一周忌、三回忌が加わり十仏事と成りました。
更に、日本に於いて七回忌、十三回忌、三十三回忌が加わり、近世に十七回忌、二十五回忌が加わって十五仏事と成り現在に至ります。
そして、地域によりましては二十三回忌や二十七回忌を営む場合も御座います。
又、五十回忌、そして五十年毎に営まれる遠忌が有りますが、これは宗派の祖師等に限り営まれます。
日本では古くから三十三年、あるいは五十年をもって死者は個性を失い祖霊(先祖)に成ると考えられて来ました。
故人様の法要も三十三回忌をもって ”弔い上げ” となります。
ご仏壇から戒名を書いたご位牌を下げ、”〇〇家先祖の霊”のご位牌に霊をお移しします。
1)法要の営み
仏式の葬送儀礼に於いて、祥月命日に営む回忌法要は大切な儀式です。
回忌法要の日取りはお願いする僧侶の都合と、お呼びする接待客の都合を考慮してお決め頂く必要が御座います。
ご自宅で営む場合は仏壇をお飾りして営みますが、仏壇が大型でない場合には仏檀の前に小机を用意し、五具足を配置します。
香炉を中心にし、その左右に花立て、更にその外側に燭台を置きます。
供え物は仏飯、餅、菓子、果物などです。
花立てに供える花は三回忌までは赤などの華美なお花は避けます。
ロウソクも白を原則とします。
そして、 故人様のお位牌(過去帳)を仏壇の最下段に安置します。
法要は先に関係者が入室して着席し、僧侶をお迎えし、読経・焼香・法話が行われます。
ご自宅で営む際にご家族がお食事の用意の為席に着かない事もしばしば見られますが、原則としては全員で務めるものとされます。
法話が終了しましたら、会食となりますが、この席をお斎(おとき)の席と言います。
最初に施主様が挨拶をし、食事となります。
席は僧侶を上席とし、家族は末席とします。
お斎の席の食事はかっては肉食を避けて、菜食を振舞う精進料理でしたが、現代では あまり拘らないとされます。
施主様は参列者がお帰りの際にお渡しする、引き物(お土産)を用意するのが一般的です。
2)神式での祥月命日供養
神式でも仏式に準拠し祥月命日には祭祀を営み故人様の冥福をお祈りします。
3)キリスト教
キリスト教では本来祥月命日供養の考えは御座いませんが、
日本に於いては仏式に準拠して昇天日に追悼ミサを行う場合も御座います。
宗派、教会により異なります。
今回は以上です。