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横浜市での葬儀・真言宗による葬儀の営み

2021年9月25日

先週は秋のお彼岸でしたが、享年95才で天寿をまっとうされた故人様のお見送りを手伝わせて頂きました。

お見送りは仏式、真言宗で執り行われてました。

1 真言宗とは

真言宗は平安時代の9世紀初頭に空海(弘法大師)によって開かれた 日本の仏教の一宗派です。

真言陀羅尼宗(しんごんだらにしゅう)、曼荼羅宗(まんだらしゅう)、秘密宗(ひみつしゅう)とも称します。

空海は804年に唐(中国)に渡り、長安の青龍寺で恵果より真言密教を学んで、その秘法を伝授され 

日本へ帰国後、高野山金剛峰寺と、

嵯峨天皇より勅賜された平安京の教王護国寺・八幡山東寺を修行場として真言宗を開きました。

法身仏(絶対者)である大日如来をご本尊とし、

その教義は即身成仏と密厳国土のもと

身(しん)、口(く)、意(い)という人の三っの働き(三密)において手に印を結び、

口に真言を唱えて、心を静めて三昧(さんまい)の境地にはいれば即身成仏できると説きます。

空海は835年62歳で高野山で入定(逝去)しましたが 

入定に際し住持していた寺院を弟子達に付属しました。

そして、これらの寺院は年分度者(国家公認の僧侶の養成)を許可され、

それぞれの寺院は独立性を持つ事と成ります。

江戸時代に入り、1615年徳川家康は真言宗諸法度を出し、真言宗全体を幕府の管理下に置くと共に、

その後の寺壇制度により、本山・末寺は財政的な安定を得る事となりました。

但し、一部に綱紀のゆるみも生む事と成ります。

明治政府の神仏分離とそれに伴う廃仏棄却など困難な時代を乗り越え、

昭和14年の宗教団体法成立に伴い宗派は統合され真言宗として一本化されました。

戦後は分派独立が相次ぎ、現在は約50の宗派が有りますが、

その内主要な16派 18総大本山は各山の連絡親睦・共通事業の主宰を目的として 

真言宗各派総大本山会を設立して融合を図って居ります。

2 真言宗の葬儀

1)真言宗の葬儀とお経

弘法大師の作と言われるご詠歌(ごえいか)

“阿字(あじ)の子が、阿字の古里、立ち出でて、また立ち帰る、阿字の古里”

は真言宗に於ける葬儀観を示したものとされます。

阿は梵字で書かれ、大日如来とその生命を表わします。

死者(亡者と呼ばれる)を宇宙生命の源である大日如来の大生命に包まれている弥勒菩薩の浄土である

“都率浄土”へ送り返す事が葬送儀礼の精神とされます。

従いまして葬儀式は即身成仏への引導作法として示されます。

剃髪・授戒・戒名の授与までが前段階で、大日如来のもとへ導くための準備段階の作法で、

それ以降が後段階として”大日如来との一体感”、すなわち永遠の生命との一体感をきわめる作法となります。

具体的な葬儀の進行は 真言宗内 宗派、地域により異なります。

枕経では死者の成仏を勧める“般若理趣経”が読誦され、“慈救の呪”を唱えて悪魔を祓い、

阿弥陀如来の“陀羅尼”、“光明真言”、御法号“南無大師遍照金剛”を唱えます。

通夜式でも理趣経を読誦し、慈救の呪、光明真言、御法号が唱えられます。

葬儀式では前賛、理趣経などが読誦されます。

線香

2)焼香の作法

真言宗の焼香作法は、まずご仏前に進み出て、合掌礼拝します。

此の時ご導師さまにも一礼すると丁寧です。

そして右手の親指と人指し指で香をつまみ、額に捧げて香炉に入れます。

これを三回繰り返します。

そしてもう一度合掌をし、ご遺族に一礼をして静かに自分の席に戻ります。

回し香炉の場合、自分の席に来たら速やかに焼香し次の方に回します。

この場合も焼香は三回です。

尚、真言宗智山派では摘んだ香を三回にわけて額に捧げて香炉に入れます。

   今回は以上です。