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横浜市での葬儀、南瓜に囲まれ臨済宗のお見送り

2021年10月3日

ご還暦の前にも拘らず急な病でご妻女を亡くされた喪主様のお手伝いをさせて頂きました。

喪主様のご先祖は九州佐賀のご出身で臨済宗南禅寺派(りんざいしゅうなんぜんじは)を信仰されて居られた事から

臨済宗次第によるご葬儀を営まれました。

生前、ご妻女は年々歳々お庭の畑で南瓜(かぼちゃ)を育て、食卓に供していたとの事で、

お選びいただいた生花祭壇のご遺影の両側に南瓜をお飾りしてお見送りされました。

1 臨済宗とは

日本の臨済宗は日本の禅の宗派の一つであり、師から弟子への悟りの伝達(法嗣、はっす)を重んじる宗派です。

ゴータマ・シッダッタ(本師釈迦如来大和尚)の教え(悟り)を直接受け継いだマハーカシャバ(大釈葉)から

28代目のボーディダルマ(初祖菩提達磨大師)を得てインドから中国へ伝来し 

唐末、河北の地の臨済寺を拠点とした臨済義玄(宗祖臨済大師)により始まります。

日本へは宋の時代に中国に学んだ栄西を始めとし、中国に学んだ日本の僧侶、

日本に招かれた中国の僧侶たちによって日本に伝えられました。

法嗣という師匠から弟子への悟りの伝達を続けて現在に至っております。

師匠と弟子の重要なやりとりは室内の秘密と呼ばれ師匠の部屋から持ち出される事は有りません。

しかしながら師匠の振る舞いを記録した禅語録が弟子たちにより作られ時代の流れと共に

多くの禅語録が集成され悟りの伝達も禅語録を教材に行う様にに変化しております。

師匠が肉体を去るとき跡継ぎを選ぶのが一般的ですが、臨済宗では複数の跡継ぎを指名したり、

跡継ぎを指名しないケースもあり、ある流れはいくつもの支流に別れ、ある流は消えてゆき現在に至っております。

禅宗は知識ではなく、悟りを重んじております。

ここで悟りとは”生きるもの全てが本来持っている本性である仏性に気ずく”ことです。

悟りは言葉で伝えられるものではなく、祖師たちは苦闘を重ねて悟りを得てきましたが多くの技法が考案され 

現在では師の下で座禅、公案(知的な理解を超えた話を理解する事)、読経、作務(普段の作業)の修行をする事で

悟りを得る方法論が生み出されております。

悟りは師から弟子へ伝わるとされております、言葉による教えでは有りません。

従い自分にとって正しい禅師を選ぶことが肝要とされます。

臨済宗の宗派としては、建仁寺派、東福寺派、建長寺派、円覚寺派、南禅寺派、国泰寺派、大徳寺派、向嶽寺派、

妙心寺派、天竜寺派、永源寺派、方広寺派、相国寺派、佛通寺派、興聖寺派などが御座います。

2 臨済宗の葬儀のお経

臨済宗の葬儀は、故人様が仏弟子となり、修行の道に入り、自己の仏性に目覚める事を願う 儀式とされます。

従いまして、死者を仏弟子とする授戒と、仏性に目覚めさせる引導が葬儀式の中心となります。

葬儀には、人間は仏の世界から見れば修行不足の存在であるから、

縁が無くてこの世で修行を積むことが出来なくても、

亡くなった後に仏弟子として修行に励んで欲しいとの願いが表現され、

又、ご遺族は故人様の最後をきちんとしてあげ故人様の安心を願うと共に、

平静な心を得、亡き人に報いるべく自らを促されます。

臨済宗は禅宗であり、導師の修行を背景として営まれ、地域によっても式次第は異なります。

枕経では観音経、大悲呪(だいひしゅう)などが読誦されます。

通夜式では観音経、金剛経などが読誦されます。

葬儀式では大悲呪が読誦されます。 

家族葬

3 臨済宗の焼香

臨済宗でのお焼香は額(ひたい)に戴かずに一回だけするのが基本です。

しかしながら、特別な定めは御座いませんので、

額にいただいて焼香をされても、

二回、三回の焼香をされても、作法に反するなどの指摘を受ける事は御座いません。

   今回は以上です。