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ご葬儀関連新着情報
横浜市民の葬儀・ご遺体の移送
2022年2月6日
現在の日本に於きましては、ご逝去された故人様のご遺体移動は
特別な場合を除いて定められた車輛を使用して移送しなければ成りません。
ご遺体を移送する車輛を霊柩車とと呼びます。

1 霊柩車
霊柩車とは貨物自動車運送事業法に定められた”遺体の搬送を行う自動車”で、
ご遺体を葬儀式場から火葬場へ移動させる際などに使用される特殊用途自動車です。
ご遺体の搬送は国土交通省管轄の許可事業で、許可を得ていない自動車でのご遺体搬送は出来ません。
従いまして霊柩車のナンバープレートは青色となり、形式として
宮型、洋型、バン型、バス型の4種類が御座います。
尚、俗言として”霊柩車を見たら親の死に目に会えなくなるので親指を隠せ”と言われました。

ー宮型霊柩車とは、後部に輿の様な形のデザインを施し、主としてご遺体を火葬場に搬送する為に用いられます。
ー洋型霊柩車は欧米式の霊柩車の架装を施した形のもので、普通の車と変わらず
宮型よりもスマートで近代的と言われ、良く使用される様に成りました。
宮型と同じくご遺体を火葬場に搬送する際に用いられます。
ーバン型霊柩車は特別な外装を施さない霊柩車で、通常は病院からご自宅への搬送に用いられますが、
遠隔地への搬送や、ご遺族のご希望で目立たぬ様に移送する際などに用いられる、多目的のご遺体移送車です。
ーバス型霊柩車は、大型のバスを使用し、柩を収めると共に火葬場への同行者も同乗できる霊柩車です。

2 霊柩車の運賃体系
霊柩車ご利用費用は出発車庫より目的地までの運賃となり、その体系は運賃、諸費用、実費からなります。
運賃は、基本額・加算額・特別加算額を足したものが総額費用となります。
基本額は霊柩車の型式により費用は異なりますが、最初の10Km以内を基本とします。
加算額は走行距離が10Kmを超える場合の運賃で、10Km単位で加算されます。
尚、ご遺体を届けた後の復路については費用請求はされません。
特別加算額は、深夜・早朝・待機に対する作業の割増費用です。
30分箪位で費用は加算されます。
諸費用は、特殊仕様車料金、遺骨宅送料、車両留置料等です。
実費は、有料自動車道使用料、フェリーボート使用料、駐車料金、依頼人の特別要請にもとずく作業実費などです。
3 ご遺体搬送の歴史

江戸時代には士農工商という身分制度の下で、身分に合わせた葬儀が営まれて居りましたが、
明治時代に入りこの身分制度が廃止されると、大都市を中心に葬儀の在り方が大きく変化して行きました。
まずは、ひそかに夜間行われていた葬列が、昼間大掛りに行われる様に成ります。
又、使用される棺が棺桶を使用した座棺から、寝棺へと変化します。
更に寝棺を乗せる為の白木の輿(こし)が組まれ、その輿を彩る為の葬具が出現しました。
江戸時代の葬列は夜間に少人数でひそやかに組まれるのが普通でしたが、
明治時代に入ると、台頭してきた商人層を中心にして社会に誇示する為日中に大掛りな葬列を組む様に成ります。
葬列の要員としては明治と共に役割を終えた大名行列の奴(やっこ)が動員されました。
この状態は第二次世界大戦終了まで続きました。
そして、この葬列を彩る為の野道具と言われる葬具も立派な物が作られ始めます。
金連、銀蓮、生花や造花を挿して作った花車、放鳥する為の鳩を運ぶ放鳥輿、
位牌を運ぶ位牌輿、香炉を運ぶ香炉輿などです。
現代の葬具の原型となるもので、これらの葬具を作成する専業の葬具屋がこの時代から出現しました。
今回は以上です。