忌服、喪中

 今回は喪中の過し方に付いて書かせて頂きました。

 

 仏教、神道では 死は穢れであり その穢れは他の者に移るものとされて居り 故人様の死に携わった方は穢れが消えるまでの間 外部との接蝕を絶たねば成りません。これを喪に服すと言い、その期間を喪中とよびます。喪中の期間は”忌”と”服”に分けられ、両方合わせて 忌服、或いは 服忌の期間とも言います。”忌”は故人様の為に祈りに専念する期間であると共に、死の穢れががまだ身に付いている期間とされ 仏教では四十九日法要まで、神道では五十日祭までとされます。”服”の期間は故人様ヘの哀悼を示す期間はであり一周忌、或いは一回忌までとされて居ります。そして喪に服す方は 配偶者、一親等の家族、二親等の同居家族が一般的です。

 

 喪に服している間は原則としてお祝い事への出席は辞退します。特に忌中は 結婚式、祝賀会、落成式等にご招待された場合でも 先方に忌中をお伝えし出席を控えます。しかしながら 最近では ご不幸の前から予定されて居た慶事では ご先方のご希望に従い出席する事も多く成りました。 喪中に迎えるお正月は 門松、しめ縄、鏡餅等の正月飾りはせず、年末年始の挨拶回り、初詣も控えます。又 喪中は年賀状を出しません、代りに喪中の挨拶状を12月始めには到着する様 出状し欠礼をお詫びします。年末に不幸が有りました場合は松の内が過ぎましてから寒中お見舞いを兼ねて年賀欠礼のお詫び状を出状します。

 

   今回は以上です。

 

納骨

 今回は納骨に付いて書かせて頂きました。

 

 お墓にご遺骨を納めることを納骨と言いますが その時期に決まりは有りません。しかしながら一般的には 仏教では四十九日法要 或いはそれ以前、神道では五十日祭までに、キリスト教では一ヶ月以内にご遺骨を納骨します。但しまだ墓地をお持ちでない場合は一周忌を目途に墓地を用意し納骨します。遅くとも三回忌までには納骨をすませます。ご葬儀の後の法要、納骨に付きましてはご指導頂いた宗教家の方に良く相談してお決め頂く事をお薦めします。

 

 仏教では四十九日の法要により忌明けとなり そのまま納骨をされるケースを多く拝見します。墓地が寺院の場合は本堂で法要を執り行い そののち墓地で納骨となります。霊苑に墓地をお持ちの場合は霊苑内の式場で法要を行い 続いて納骨となります。納骨に当りましては墓石の納骨室を開ける必要が御座います、又 墓石或いは墓誌に彫刻を依頼する必要が有りますので 寺院 指定の石材店、又は 霊苑管理事務所に事前相談が必要です。納骨の際には僧侶にお願いして納骨式を行います。納骨式は あまり大袈裟ににはせず故人様と極親しかった 近親者と友人・知人をお招きして行います。又 浄土真宗以外では納骨式当日 施主様や参列者が供養のために卒塔婆を建てる習慣があります。事前に卒塔婆供養をする方のお名前を確認して僧侶へご連絡をし準備をお願いします。卒塔婆料は寺院により規定が御座いますので確認しておきます。

 

 納骨式の後には僧侶と参列者を会食にお招きします。場所は ご自宅、寺院、レストラン、料亭等を使用します。会食の席では施主様(喪主様)は参列に対するお礼の挨拶をし、お帰りの際は引き物を用意します。

 

 四十九日法要、納骨式に 持参する物は ご遺骨、ご遺影、白木位牌、本位牌、埋葬許可証、そして認め印です。尚 当日の服装は ご遺族の場合 喪服を着用します。

 

  今回は以上です。

香典返し

 今回は香典返しに付いて書かせて頂きます。

 

 香典、供花、供物は 相互扶助の目的を持って贈られますので 本来はお返しの必要は有りません。しかしながら現在はお返しをお送りする事が一般的となって居ります。

 

 お返しは 仏式であれば四十九日法要の忌明けの直後に、神式では五十日祭の忌明けを迎えた直後にお送りします。 キリスト教では元来 香典、香典返しの習慣は有りませんが 現在の日本では仏式、神式にならって 御花料を頂戴する事が有ります。この御花料へのお返しは カトリックの場合は30日目の追悼ミサの直後に、プロテスタントの場合は1ヶ月後に行われる召天記念日の直後にお送りします。

 

 香典返しは 半返しと言われ 頂いた金額の半額でお返しします。但し 頂いた香典が高額の場合は30−40%の金額でお返しを用意致します。又 お返しの品物は 弔事を何時までも残さないとの原則から 以前は後まで残らない物が一般的でした。 しかし現在ではあまり拘らずに多様化して居り お茶、のり、菓子、タオル、毛布、漆器、陶器や 品物を選べるカタログギフト等も良く使われて居ります。

 

 香典返しには 会葬へのお礼と 故人に関する弔事が滞りなく終わり忌明けを迎えたご報告を含めて ご挨拶状を添えてお送りします。ご挨拶状は奉書紙一枚に薄墨でご挨拶をしたため 奉書 一重の封筒に入れるのが一般的です。文例は葬儀社、デパート、専門業者にお問い合せ頂けば幾つかの文例を入手する事が出来ます。

 

  今回は以上です。 

葬儀後の事務処理とご挨拶

 今回は葬儀後の事務処理とご挨拶に付いて書かせて頂きます。

 

 葬儀が終りましたら 事務の引き継ぎ、寺院・神社・教会への謝礼、葬儀社への支払い、挨拶回り等を行わなければ成りません。

1 事務の引継ぎ

  葬儀が終りましたら 世話役やお手伝いの方にお願いしていた葬儀事務の引継ぎを行います。精進落としの後か、遅くとも翌日中には済ませます。

  1) 会葬者名簿(会葬者カード)、弔問客の名刺の受取り。

  2) 香典帳と現金を照合して受取り。

  3) 供物、供花の記録帳の受取り。

  4) 弔辞、弔電の受取り。

  5) 会計の収支記録、請求書、領収書、残金を確認して受取り。

     *葬儀に係る費用は相続税 控除の対象となりますので 領収書は必ず受取ります。

2 寺院、神社、教会への謝礼

  宗教家へのお礼は 葬儀の翌日 遅くとも翌々日には謝礼を持参して挨拶に出向きます。葬儀の謝礼は 最近は規定料金を設けている事も多いので忌憚無くお問合せ頂くのが良いと思います。

  規定料金が有る場合はその規定に従い、無い場合には世話役、或いは葬儀社にご相談の上 ご用意頂くのが良いでしょう。お礼の挨拶には喪主様と世話役代表のお二人で出向きます。その際の服装は喪服か それに順じた地味なものを着用します。

3 葬儀社への支払い

  葬儀が終りましてから2−3日以内に葬儀社より請求書が届きます。料理の追加、会葬御礼品の追加等により事前のお見積よりやや高めに成るのが普通ですが 明細書と見積書を照らし合わせ 良く確認してお支払下さい。尚 前記の理由により領収書は必ず受取って下さい。

4 挨拶回り

  お世話になった方々ヘは初七日までにお礼のご挨拶に出向きます。ご迷惑をかけた隣近所、特にお世話になった方々ヘ菓子折などを持参します。故人様が在職中の場合は職場ヘも挨拶に出向きます。出向く前に総務部門に電話を入れて必要な手続きと準備する物を確認するのが良いでしょう。ご挨拶の際の服装は準喪服か地味な平服を着用します。弔問に来られず 香典、弔電、供花、供物をお送り頂いた方へは お礼状をお送りします。


   今回は以上です。

還骨法要、初七日法要

 今回はご火葬後の還骨法要と初七日の法要に付いて書かせて頂きます。

 

 還骨法要とは ご遺骨がご自宅へ戻られた時に行う法要であり、初七日法要はご逝去から七日目に行う法要です。

 

 収骨が終りましたら ご遺骨、お位牌、ご遺影を持ってご自宅へお帰りになります。ご自宅では 家に入る前に 死の穢れを家に持ち込まない様、水と塩で身を清めます。玄関に水桶に入れた清めの水と小皿に盛った塩を用意し お手伝いの方の助けを借りて清めます。尚 死を穢れと考えない浄土真宗、キリスト教では清めは有りません。 ご自宅に入りましたら仏間に2段の祭壇を設け上段にお位牌を中心にして左右にご遺骨、ご遺影を安置します。下段にはお祈りの為の香炉、ロウソク立て、花立て、リン、お線香、お水を配置します。この祭壇を後飾りと言い四十九日法要の納骨まで故人様の成仏をお祈りする為に使用します。後飾りの前で僧侶による読経、焼香 そしてご遺族による焼香を執り行い 還骨法要が終了します。最近はご火葬後 自宅へ戻らず斎場に戻って初七日法要を行うことが多くなりました、この場合は還骨法要は斎場で初七日法要の前に行われます。尚 後飾りの設営は葬儀社により行われる事が一般的です。

 

 初七日法要は通常 葬儀の3-4日後となります、ご会葬者の便宜を考えると 再度 御足労頂くよりは葬儀と同日に執り行う方が親切かと考えます。初七日法要が終わりますと精進落としの宴を設けます。これは僧侶、世話役など葬儀でお世話になった方々への感謝を示し 喪主側が設ける会食の席です。僧侶、世話役に上座に着いて頂き、友人・知人が続きます、喪主・遺族は末席に着きます。会食に入る前に 喪主様はお世話になったお礼の挨拶をします。

 

   今回は以上です。

 

 

ご火葬

 今回はご火葬に付いて書かせて頂きました。

 

 ご火葬は葬送の一手段としてご遺体を焼却する事です。ご火葬の習慣は 釈迦が火葬された事にちなみ、仏教の伝来とともに日本に伝えられたとされて居ります。

 

 火葬場へはご遺族、あらかじめお願いしてしていた近親者、故人様と特別に親交があった方 が同行します。霊柩車を先頭に喪主様、ご親族、ご友人・知人の順に車を連ねて火葬場へ向かいます。横浜市営斎場をご利用の場合は火葬場は同一敷地内に御座いますのでお車は必要御座いません。

 

 火葬場に到着致しましたらお棺を霊柩車からおろし 火葬炉の前に安置します。炉の前には祭壇用の小机が御座いますので持参のご位牌とご遺影を飾ります。この祭壇の前で”納めの式”を行います。僧侶の読経、焼香につずいて 喪主様、ご遺族、ご親族、ご友人・知人の順に焼香、合掌、拝礼を行います。その後 お棺は火葬炉に入り火葬となります。ご火葬は一時間程かかり、その間 ご遺族は控室で僧侶と同行者をおもてなしします。

 

 ご火葬が済みますとご遺骨をお骨壺にお納めしますが これを収骨(しゅうこつ) あるいは骨揚げ(こつあげ)と言います。ご収骨は火葬炉の前 あるいは収骨室で行われ 2人一組になり竹の箸で 一つの骨をはさみ 骨壺へお納めします。この場合も故人様との関係が深い順、喪主様、ご遺族、ご親族、ご友人・知人の順に収骨します。収骨が終ると係員の手でお骨壺に封がされ 埋葬許可証と共に白木の箱に納め 白布にくるまれてご遺族に手渡されます。この後 喪主様よりご同行の皆様へ感謝の意が表されてご火葬は終了します。

 

 火葬場でお手伝い頂く係員へ火葬の前に お心付けを渡します。但し横浜市営の斎場では お心付け不要となって居ります。

 

    今回は以上です

ご出棺

 今回はご出棺に付いて書かせて頂きました。

 

 ご出棺とは 告別式が終りました後、ご遺族様に故人様と最後のお別れをして頂き、ご遺体の入った棺を霊柩車にお乗せして 火葬場へご出発するまでの事を言います。

 

 告別式が終りますと 近親者・ご友人の手をお借りしてお棺を祭壇から下しお棺台に置きます。そしてご葬儀お手伝いの者により祭壇に飾られた生花の花の部分のみを花盆に集めます。用意が出来ましたらお棺の蓋を開けてご遺族・ご親族・ご友人による最後のお別れとなります。お別れの際にお花でご遺体の周りを飾ります。このときご遺体と共に焼く故人様の愛用品、お手紙等も収めます。但しメガネなどののガラス製品や金属はご遺骨を傷付ける恐れが御座いますのでお控え下さい。ガラス製品・金属等はご遺骨と共にお骨壺にお納めして埋葬する事が出来ます。

 

 お別れが終りましたらお棺の蓋を閉めて クギ打ちの儀式と成ります。故人様は初七日の日に三途の川を渡りますが 故人様が無事に三途の川を渡り 浄土へ迷わず辿り着く様にとの願いを込めて、喪主様、ご遺族様、ご親族、ご友人、知人の順に こぶし大の小石で棺の蓋を留めるクギを2回ずつ打ってゆきます。このこぶし大の石は三途の川の川原の石でと言われております。但し 現在のお棺は蓋がきちんと閉る形状になっており、クギ打ちを行う必要は無くなりました。

 

 お棺の蓋が閉められましたら男性 6名―8名様の手を借りて足を先にして霊柩車までお運びします。お運びの際はご位牌、ご遺影、お棺の順で列を組みます。お棺を霊柩車にお納めした後、喪主様、或いは代表者の方によりお礼のご挨拶をします。ご挨拶は

  •  故人と自分との関係。
  •  会葬のお礼。
  •  故人が生前お世話になった事への感謝の気持ち。
  •  これからの遺族への支援のお願い。                                                                                              


ご挨拶の後 ご遺族様一同で深く一礼します。 そして決められた車に乗り火葬場へ出発となります。
  今回は以上です               

葬儀・告別式の流れ

 今回は葬儀・告別式の流れに付いて書かせて頂きます。

 

 仏教に於ける葬儀式は 死者を仏弟子となるべく発心した者とみなし、戒(戒名)を授け(受戒)、成仏させるための引導を渡す(死者を仏の道ヘ導き入れる)儀式です。告別式は葬儀の後、或いは葬儀の代りに行われる式で 故人様へお別れを告げる と伴に参列者や社会へ故人様の死をご挨拶します。そして葬儀・告別式は 故人様の死を受けとめ、ご遺族様の悲しみを慰める目的も持って居ります。

葬儀・告別式の流れ;

1 参列者 着席

  喪主様、ご遺族、ご親族、世話役、一般会葬者は定刻の10分前までに着席し 僧侶の入場を待ちます。

2 僧侶 入堂

  定刻 世話役は控室に僧侶をお迎えに行き 式場ヘご案内します。僧侶がご入堂するさいは一同 起立し軽く頭を下げてお迎えします。

3 開式の辞

  僧侶がご着席の後 司会者は ”ただいまより 故〇〇〇〇殿の葬儀・告別式を執り行います”と挨拶し葬儀・告別式が始まります。

4 読経・引導

  読経が始ります。時間は宗派により異なりますが約30分前後です。

5 弔辞の拝受、弔電の拝読

  司会者の紹介により 弔辞をお願いした方々に弔辞を捧げて頂きます。

  弔辞拝受が終わりましたら 弔電を拝読します。弔電は全文を紹介するもの、氏名のみのご紹介、弔電総数の順に拝読します。

6 焼香

  まず 僧侶が焼香をし読経に入ります。読経の内に僧侶より合図が有りましたら 喪主様より席次の順に焼香をします。

以上で葬儀式が終り告別式へと移ります。

7 一般会葬者の焼香

  僧侶読経の内に場内世話役の案内により会葬者様の焼香が順次行われます。

  その際 ご遺族は会葬者に対し 焼香の前後に黙礼をします。

8 僧侶 退堂

  焼香が終りましたら僧侶は退堂されます。世話役は控室にご案内し茶菓でご接待します。

9 閉会の辞

  司会者より閉会の辞が宣べられ告別式は終了し 出棺準備と成ります。

 

    今回は以上です。

葬儀・告別式

 今回は葬儀・告別式に付いて書かせて頂きました。

 

 通夜が明けますと葬儀・告別式となります。葬儀式と告別式は 本来別の意味を持って居ります。葬儀式はご遺族様、ご親族様が故人様を仏の世界へ送り出し、成仏して頂く為の儀式であります。そして告別式は故人様と親交の有った方々が最後のお別れを惜しむために執り行います。従いまして正式には葬儀式後 僧侶は一度退場し 再度入場して告別式を執り行いますが、昨今は葬儀式と告別式を同時に行う方が一般的となって居ります。又 ご親族のご都合も考え初七日も同時に執り行う事が多くなりました。

 

 通夜が一段落致しましたら 喪主様、世話役様、葬儀社は翌日の葬儀式・告別式の式次第に付いて細かい打ち合わせを行います。司会者を決め、弔辞の順番を決め、お願いする方に400字詰め原稿用紙 3枚程度の弔辞を依頼します。ご遺族様は弔電を確認し 披露の順番と内容を決め、氏名・肩書にフリガナをふります。世話役代表と喪主様のご挨拶内容とその場面を決めます。和尚様の出迎え、接待者を決めます。出棺の際に棺を運ぶ方を決めます。そして火葬場に同行する方を決めて その移動手段を用意します。

尚 横浜市営、川崎市営、相模原市営の斎場は火葬場を併設しており大勢の方が移動するにも容易に可能となっておリます。

 

  今回は以上です。次回は葬儀式・告別式の流れに付いて書かせて頂きます。

通夜

 今回は通夜に付いて書かせて頂きます。

 

 ご納棺が終わりましたら お棺を祭壇にお祀りし お通夜の準備が整います。お通夜はお釈迦さまが入滅した日 弟子たちは夜を徹して読経したとの故事に由来します。故人様と縁が深かった方々が夜を通して故人様に付添い、お別れを告げ、御冥福を祈る事が本来の姿です。しかしながら現在では ご会葬者の方も日中に行われる葬儀・告別式より 出席し易いお通夜に弔問される方が多くなり 夜6時から7時頃より始め 2時間程度に時間を区切って行う半通夜が一般的となって居ります。又 斎場によりましては夜間の付添いが出来ない場合も御座います。尚 横浜市営の斎場は夜間付添いは許されて居ります。以下が通夜の流れと成ります;

  • 1 僧侶の到着; 通夜の開始30分前には到着出来る様車を手配します。ご到着されましたら式場内、祭壇を確認して頂き、控室にご案内して茶果でご接待します。並行して通夜の式次第を最終確認します。
  • 2 受付の開始; 通夜開始の30分前には開始します。ご会葬者の数により適時早めます。
  • 3 一同着席;  開始15分前には喪主様、ご遺族、ご親族、世話役代表はご焼香の順に着席して僧侶の入場を待ちます。
  • 4 僧侶入場;  僧侶が入場し祭壇の前に着席します。
  • 5 読経・焼香; 僧侶により読経、焼香が行われます。
  • 6 焼香;     僧侶の案内により喪主様、ご遺族、ご親族、ご会葬者は席の順に焼香をします。
  •            場合により香炉を回して焼香する”回し焼香”を行います。
  • 7 僧侶退席;  焼香の後、法話あるいは説教を頂いて僧侶は退席します。
  • 8 通夜ぶるまい;ご会葬の方々へは焼香が終りましたら順次通夜ぶるまいの席へご案内しお清め頂きます。
  • 9 ご挨拶;    予定の時間が過ぎましたら 喪主様より 通夜がどどこおり無く済んだお礼を述べお開きとさせて頂きます。

 

   今回は以上です。      

ご納棺

 今回はご納棺について書かせて頂きました。

 

 ご自宅にご遺体を安置され その後はお通夜と成りますが、お通夜の祭壇にはご遺体を納棺した上でおまつり致します。ご納棺をするに当たりましては まずご遺体を浄めます。江戸時代にはほとんどの寺院で湯灌場(ユカンバ)を所有し 此処でご遺体を浄めてご納棺しました。現在でも湯灌を執り行うプロの業者が居り委託する事が出来ます。又 先般 映画”おくりびと”で話題に成りました納棺師という職業も有り、お願いをするとお顔のお化粧、死装束の整え、ご納棺を全て執り行って頂けます。一般的には葬儀社のお手伝いの下で故人様に近い方により以下の手順で執り行います;

  •  1 ご遺体のお清め
  •     お湯に水を入れて温めの湯を作り、タオル・ガーゼ等でご遺体のお顔、手足、お体を浄めます。
  •  2 旅装束を着せる
  •     経帷子をお着せするのが本来ですが ユカタや故人様がお好きだった着衣をお着せする事が多くなりました。
  •  3 足袋
  •     足袋をはかせ、付いているヒモを足首一回りさせて前面で立て結びで強く結びます。
  •  4 手甲、脚絆
  •     手甲を左右の手に、脚絆を両脚につけます。
  •  5 六文銭、頭陀袋
  •     六文銭 六枚を入れた頭陀袋をご遺体の首に下げます。お棺に金属は入れられませんので六文銭は紙に印刷したものを使用します。
  •  6 数珠
  •     数珠をご遺体の手に持たせます。
  •  7 納棺
  •     この状態でご遺体を皆様方の手をお借りしてお棺の中にお納めします。そしてご遺体を保全する為 ドライアイスを当てます。
  •  8 死装束
  •     白の死装束は本来お着せすべきですが 現在 多くの場合はご遺体の上に置いております。
  •  9 天冠(テンカン)、編笠、草鞋、杖
  •     額に付ける三角巾を天冠と言いますが 今は額に付けずに編笠の中に入れて頭の上に置きます。草鞋を足元、杖を利き腕に夫々置きます。

最後にご遺体に掛布団を掛け、ご遺体と共に火葬する副葬品を納め、お棺の蓋を閉じて終了します。

尚 金属、ガラス等はご遺骨を傷つける事が有りますのでお控え下さい。

  今回は以上です。  

ご遺体の安置

 今回はご遺体の安置に付いて書かせて頂きました。

 

 現在の横浜ではほぼ100%の方がご臨終を病院で迎えられます。ご遺体は寝台車でご自宅に移送されご納棺されるまでの間、ご自宅に安置される事となります。ご自宅では薄物の敷布団に清潔な白のシーツと掛布団をご用意頂きます。ご遺体は頭部を北に、足を南に向けてご安置します。間取りの関係で北枕に出来ない場合は、頭部を西、又はご仏壇に向けてご安置します。故人様の手は胸元で組合せ数珠を手に持たせお顔に白布をお掛けします。そして掛布団を上下 逆にしてお掛けし、掛布団の上に守り刀をお供えしてご遺体のご安置が終了します。尚 浄土真宗では守り刀はお供えしません。又 この北枕はお釈迦さまが入滅した際頭部を北に顔は西を向いていたとの故事に由来しております。

 

 ご遺体のご安置が終わりましたら枕元に枕飾りを設営します。白木の小机を用意し その上に三具足(香炉、燭台、花立て)、鈴(リン)、水を入れた湯呑、ご飯を円く盛った枕飯をお供えします。そして花立てにしきみ又は菊などを一輪供え、燭台にロ−ソクくを立てて火を灯し、線香を香炉で焚き設営を終了します。本来 ロ−ソクの火や線香は絶やさない事が仕来りでしたが、最近は火災予防上 必要な時のみ灯すのが一般的と成りました。枕飾りの由来は 花立てのしきみは魔除けとして、ロ−ソクの火は仏の光明を示し、線香の煙は仏の食物、枕飯はご飯が人の体を養うのであれば 魂も養えるとしてご飯を魂の様に丸形にしてお供えして居ります。枕飾りが終わりますとご僧侶に枕経をあげていただく事に成りますが、最近では枕経を通夜の読経の一部としてあげていただくのが一般的です。

 

  今回は以上です。

家族葬

 今回は家族葬に付いて書かせて頂きます。

 

 以前にも家族葬に付いて書かせて頂きましたが、今回は観点を変えて家族葬の長所・短所・プラン作りのポイントに付いて書いてみました。

昨今の横浜で多いお問い合わせは ”ともかくご家族だけで簡素に、でも心を込めてお見送りをしたい が如何したら良いか” という質問です。そうした場合私どもは ”ご家族を中心とした ごく親しい方々でお見送りを行う 小規模なご葬儀” として家族葬プランをご説明 致して居ります。しかしながら家族葬をお選びいただく前に ご遺族様にお考え頂きたい事があります。まずは 故人さまがどの様なご葬儀をお望みであったかが一つ、二っ目として故人様と最後のお別れを希望する友人・知人の方々がどの位 居られるか、三っ目として故人様が生涯をかけて築かれて来た社会とのつながりがどの様なものであったか、そしてご遺族様のご希望。以上の四点をご考慮頂きご葬儀の目的と規模をお決め頂く事が葬儀後に無用のトラブルを残さぬ大切な事と考えます。

 

 家族葬はご家族とごく親しい方だけで故人様をお見送りする訳ですので 多くの弔問客に気を使う事も無く 大事な人の死を悼み 故人様との最後の時間をゆっくり過ごすことが出来ます。また形式や仕来りに捉われる事無く 病気療養の介護に疲れたご遺族の精神的負担も小さくする事が出来ます。そして 小さな会場、小さな祭壇、少ない飲食代・返礼品などから費用を抑える事も可能と成ります。

 

 家族葬の認知度は高まっておりますが それでも しきたりや形式を重んじるご親族の方からのご異議、なぜ知らせてくれなかったというご親戚・知人・友人からのクレーム、葬儀後に弔問客の来訪等が起こり得ますので、その対応はお考え頂く必要が有ります。そして 香典は 葬儀代金の相互扶助としての役目も持って居りますが、この場合 その収入も少なくなります。

 

 最後に家族葬を執り行うに当たりご注意頂く事を三点申し上げます;

  •  葬儀にお呼びする方の範囲を明確にし、お呼び出来ない方に対しては葬儀の趣旨をご説明してご了解頂く必要が有ります。
  •  宗教者を依頼するかどうか、菩提寺の場合 戒名を頂かないと納骨出来ない場合が御座います。
  •  香典を受け取るかどうか。受け取らない場合は事前にその旨ご連絡します。

 

尚 葬儀後にお考え頂いた費用以上の支払が発生せぬ様、葬儀社とのお打合せ後には明細が明記された見積書を受領する事をお薦め致します。

今回は以上です。  

葬儀施行の契約

 今回は施主様と葬儀社の契約に付いて書かせて頂きました。

 

 ご葬儀を執り行うに当たりましては多くの部分を葬儀社に委託する事と成ります。以前は"葬儀式という神聖なる儀式を価格評価することはタブー"という考えの下 施主様と葬儀社の信頼関係のうえで葬儀前にいくら位、葬儀終了後に結果として総額いくらという様な委託契約が成り立って居りました。しかしながら時代の変化と共に この様なタブー視も少なくなり、横浜の様な人口集中地域では地域コミュニティーの希薄化 核家族化 少子化が進む中でご葬儀に対する考え方も大きく変化しました。昨今は"心のこもったご葬儀をシンプルに、そして明朗な費用で "執り行いたいとのご希望が多数と成りました。

 

 本来 施主様と葬儀業者との関係は;

  1 ご遺影写真・棺・骨壺・花祭壇等 物品の販売、 

  2 葬儀に使用する葬具・仏具・備品等の貸出し、 

  3 葬儀全体の企画・運営管理・司会・その他のお手伝い等の役務提供、 

 に係わる契約関係に有ります。

契約は相互が対等の立場で、同等の知識の下に取り結ばなければ成りません。しかしながら一般的には 施主様、喪主様共にご葬儀のベテランと言う訳ではなく、又 悲しみの中で判断しなければ成りません。従いまして葬儀業者はご遺族様が不利に成らない様、全ての公正な情報を提供し、ご質問に答え、お見積りを提出してご了解を頂かなければ成りません。

途中解約も当然含まれます。

 

   今回は以上です。

葬儀社の仕事

 今回は葬儀社がお手伝い出来る仕事に付いて書かせて頂きました。

 

 ご葬儀の施行は施主さま(喪主さまが兼ねる事も多くあります)のお考えにしたがって執り行われます。葬儀社はそのお手伝いをさせて頂く立場です。従いまして施主さまと葬儀社の分担をお決め頂き円滑に進行する様 お考え頂く必要が御座います。勿論 喪主さま、施主さまも葬儀に慣れない方が普通ですので どんな事でも葬儀社にお問い合せ頂きご納得のいくお見送りをして頂きたいと思います。

以下に葬儀社がお手伝い出来る事を箇条書き致しました;

−病院からご自宅、ご自宅から式場へのご遺体搬送、霊柩車・ハイヤー・マイクロバスの手配。

−ご遺体の保全及び保管。

−お通夜までの枕飾り設営、ご納棺。

−斎場のご紹介、空き状況確認、予約(横浜市内には市営の斎場は三カ所、私営斎場は多数有ります)。

−火葬炉の予約(横浜市内には市営火葬場四カ所、私営火葬場一カ所が有ります)。

−ご遺影の準備。

−お通夜、葬儀、告別式、初七日、火葬のプラン作成と その司会、進行管理。

−宗教者のご紹介。

−死亡届等の手続き代行。

−棺、死装束、骨壺の用意。

−祭壇及び葬具の設営、撤去。

−式場内外の準備、清掃。

−ご供花、供物の手配。

−通夜ぶるまいの料理、弁当、会葬礼状、会葬返礼品の手配。

−喪服の貸出し。

−駐車場の確保、道路使用許可申請の手続き代行。

−後飾りの設営、徹去。

以上ですがお困りの事が御座いましたら何でも葬儀社に忌憚無くお問い合せする事をお薦め致します。


  今回は以上です。  

葬儀の費用

 今回はご葬儀にかかる費用に付いて書かせて頂きました。

 

 ご葬儀を執り行うに当たりまして必要とされる費用は大きく分けて5項目程となります。 葬儀一式の費用、宗教関係者への喜捨、ご会葬者の数により変動する費用、式場・斎場の費用、その他の雑費です。

1 葬儀一式の費用

  ご遺体の移送、ご遺体安置後の祭壇、ご遺体の保全、棺、通夜・葬儀の祭壇、ご遺影の準備、葬具の準備、通夜・葬儀の司会進行、霊柩車、骨壺、ハイヤー・マイクロバス、四十九日までの祭壇などの費用です。

2 宗教関係者への喜捨

  仏式の場合は通夜、葬儀、告別式、初七日までの読経と戒名へのお布施 お車代 お膳料となります。

  神式の場合は神官へのお礼 お車代、キリスト教式の場合は教会への献金又は牧師、神父へのお礼です。

3 ご会葬者の数により変動する費用

  通夜後のお清め、初七日後の精進落とし、お酒等の飲物、会葬礼状、会葬返礼品、香典返し等です。

4 式場・斎場の費用

  通夜・葬儀をご自宅では行わない場合の式場使用料、火葬炉費用、火葬時の控室使用料等です。

5 その他の費用

  ご遺体をご自宅に安置されない場合のご遺体保管料、運転手やお手伝い頂いた方への心ずけ、ご親戚の宿泊費 飲食費等です。


  今回は以上です。

ご葬儀の前に

 今回はご葬儀の前にご遺族様にお考え頂く事に付き書かせて頂きました。

 

 不幸にして ご家族様がお亡くなり成られますと 病院からご遺体の搬送、安置、保全、納棺、お通夜、葬儀、出棺、火葬と一連の流れの中で故人様とお別れするする事と成ります。古くはこの流れは隣、近所の方々により執り行われて居りましたが、昨今はご遺族様のご希望のもと葬儀社へ委託し執り行うケースが一般的となりました。それでは葬儀社へ委託する前にどの様な事を考えて於けば良いか以下に書いて見ました;

 1 葬儀の形式

   仏式、神式、キリスト教式、無宗教式、社葬・団体葬等ですが、まずは故人様のご遺志が尊重されるべきと考えます。日本では多くのケースが仏式で行われて居りますが 仏式の場合 宗派により仕来りが違いますので 確認が必要です。又 故人様の宗教で葬儀を執り行い それがご家族様の宗教と相違する為 ご家族様の寺院墓地に納骨出来ないと言う事も御座いますので 慎重にご検討する必要が有ります。

 2 葬儀の規模

   葬儀の規模は故人様の社会的地位、交際範囲、ご遺志、喪家のご意向などを考え合わせ決められますが 以前とはとは違い 周囲の意向よりは 故人様とご遺族様の意向を優先にお決め頂くのが良いと思います。

 3 予算

   ご遺体搬送から火葬、収骨までの費用と成りますが、世間体にとらわれ 経済的に無理をしてまで大きな葬儀をする必要はありません。あくまでもご遺族様の納得がいくご葬儀が一番と思います。

 4 通夜・葬儀の場所

   ご自宅、マンション・団地の集会所、寺院、教会、公営斎場、私営斎場、ホテル等が有ります。ご自宅の場合 祭壇を設け 僧侶を招いて読経をお願いするのであれば 最低でも6畳程のスペースと ご会葬者にご焼香を頂く場所が必要と成ります。ご自宅以外の場合は公営斎場が費用的にもご利用し易いかと思います。

  以上をふまえて葬儀社へご相談される事をお薦め致します。


  今回は以上です。

死亡のご連絡

 今回はご臨終後の連絡先、連絡内容に付いて書かせて頂きました。

 

 ご臨終を知らせる方々は ご臨終に立ち会えなかったご家族、近親者、故人様と親しかったご友人・知人、勤務先、学校、関係団体等ですが、すぐに知らせる方と、通夜・葬儀の日程が決まってからお知らせする方とに分けてご連絡します。また 通夜・葬儀でお世話になる お隣・ご近所の方、町内会・自治会の方にもご連絡する必要が有ります。それと共にご葬儀の日程を決める為には 葬儀でお世話になる宗教者(菩提寺の僧侶、神官、牧師、神父様)の方へのご相談も重要です。ご遺族よりご連絡を全ての方へ直接するのは大変ですので グループ分けをし 夫々の代表者お二人ぐらいから他の方への連絡をお願いします。


 ご連絡は電話で構いません。通常の挨拶は省き ”〇〇の長男〇〇で御座います、本日〇時父が亡くなりましたのでお知らせ致します。通夜・葬儀に付きましては決まり次第 再度ご連絡させて頂きます。”という形でご連絡します。葬儀日程が決まってからご連絡する方へは ”〇〇の弟〇〇で御座います、兄は昨日〇時に死去致しました、通夜は〇月〇日〇曜日〇時より、葬儀は〇月〇日〇曜日〇時より ともに〇〇の〇〇会館で執り行いますのでお知らせ申し上げます。” という形でご連絡します。葬儀の方式(仏式、神式、キリスト教式、無宗教、お別れ会)も付け加えた方が良いと思います。ご危篤のご連絡と同様に連絡先、連絡方法のリストを事前にご用意される事をお勧め致します。


 なお 故人様の死亡届を提出しますと故人様の銀行口座は一定期間 凍結されますので 故人様名義の口座からのご出金は死亡届提出前にする必要が有ります。又 病院への支払、タクシー代、お布施、お手伝い頂いた方への心付け等 現金が必要と成りますので ある程度まとまった現金をご用意頂く事も必要となります。

 

  今回は以上です。

ご危篤の連絡

 今回はご家族のどなたかが医師よりご危篤を告げられた際の連絡に付いて書かせて頂きました。

 

 担当の医師よりご危篤を告げられましたら ご臨終の前に会わせたい方々へ至急 連絡を取らねば成りません。

一般に ご連絡する範囲と順序はこんな形でしょうか:

 1 ご家族と近親者の方

   ご両親、お子様、兄弟姉妹様、祖父母様、お孫様、配偶者のご両親・兄弟姉妹様、おじ様、おば様、甥御様、姪御様。

 2 特につながりの深い友人・知人様

 3 勤務先、学校、関係団体等でつながりの深い方

以上は 一般的な目安ですが 大切な事は ご本人様が会いたがっている方、ご家族が会わせたいと考えている方を優先に連絡されるのが良いと思います。ご親戚であっても普段 行き来の無い場合にはご連絡の必要は有りませんが、現在 交流が途絶えていてもご本人様と深いつながりを持つ方にはご連絡すべきと思います。

このご連絡する方々のお名前と連絡先を事前にご用意される事ををお薦めいたします。

 

 ご危篤のご連絡は 目上の方、深夜、早朝に係わらず電話で構いません。電話で連絡が取れない場合は電報、ファクス、メール等で連絡します。ご連絡の内容は;

 1 〇〇の長男〇〇で御座いますが父〇〇が危篤となりました。一目会って頂けないでしょうか?

 2 病状。 

 3 駈け付けて欲しい場所名、住所、電話番号、最寄駅、病院の場合科名と病室番号。

 4 何時までに来て欲しいか。

 

 今回は以上です。

家族葬

 今回は家族葬について書かせて頂きました。

 

 家族葬とは葬儀の形態の一つで有ります。従来より密葬、後日に本葬儀という形態が御座いましたが、この

場合の密葬は 故人様がご臨終の後 ご遺族様だけでお別れをして火葬という形です。家族葬はこの密葬に

極く近しい友人、知人を加え 通夜、告別式の儀式も行う形態と考えれば良いかと思います。但し儀礼的な

弔問はご遠慮する事とします。

 

 古来 葬儀や墳墓は多くの人々に対し 死者とその後継者のステータスを示す目的で執り行い、建設されて

居りました。それが徐々に広がり、中世には一般庶民の間でも葬儀を執り行う習慣が定着して参りました。

日本でも鎌倉時代以降 一般民衆に対する仏教普及の成果と 江戸期の寺壇制度により葬儀の施行が定着

しました。この時期の葬儀施行の目的は幾つか有りますが その一つに故人の死を世に知らしめると言う事

が有ります。従い より多くの人に報せご会葬頂く事を良しとして現在に至って居ります。

 

 そうした中で 1990年代葬儀社によるマーケティング戦略の一つとして 小さな家族中心のお葬式と言う事で

家族葬と言う言葉が作られました。核家族化、少子化、お亡くなりになる方の高齢化が進む現代では 不要な

費用を掛けず、ご会葬者ヘの対応に忙殺される事無く、ゆっくリとお別れを惜しむ時間が過ごせる家族葬はこの

時代のトレンドでは無いでしょうか。

 

  今回は以上です。

金光教の葬儀

 今回は金光教の葬儀に付いて書かせて頂きます。

 

 金光教は 教派神道連合会に所属する日本の新宗教の一派です。江戸末期(1859年)に赤沢文治氏

(金光大神)により現在の岡山県で開創されました。祭神は”天地金の神”と”生神金光大神”です。

その教えは 神と人との関係は”あいよかけよ”(人が助かる為には神へ願い 神の助けが必要、神も人が

助かって欲しいとの願いを持ち 人を助ける事で神としての働きが出来るので助かる)であるとされます。

人は神から肉体とその分霊を与えられて生きており 肉体の機能が停止した後に霊は神の下に帰り、その

個別性は失わず、霊を祭祇する肉親・縁者とともに生き、交流する事で 真の霊としてその働きをなし得

と考えられて居ります。従いまして金光教の葬儀は 神のもとへ帰一した故人様の霊と 生者との新た

関係を生み出す為の儀式と考えられます。


 金光大神は 生きても死しても天と地とはわが住処と思え と説き 生死を超えて神の懐に抱かれ安心の

境地で生きること勧めております。そして死は忌み嫌うものではないとして ご葬儀は神前で執り行われます。

又 人は皆 神のいとし子(氏子)であり、全ての宗教の開祖もいとし子であるとして他の宗教を否定してはお

りません。


 仏教の通夜に相当する式は 終祭と呼ばれ 神に故人様の生涯のお礼を奏上し、故人様の霊を神に取り

次ぐ儀礼となります。告別式は遺族/親族・友人知人・地域社会・職場の人々が故人様の死を悼み 生前の

姿に別れを告げる儀礼です。尚 金光教では聖職者は取次者と呼ばれております。


 今回は以上です。

天理教の葬儀

 今回は天理教の葬儀に付いて書かせて頂きます。

 

 天理教は 天理王命(てんりおうのみこと)を主神、中山みきを教祖として江戸末期に始まり 当初は神道の

一派として活動し明治18年に神道天理教会として正式認可を受け発展しました。その教理は 人間がこの世に

存在するのは 神が人間の明るく勇んで暮らす”陽気ぐらし”を見たいからであり、神の守護により人間は生かされ

天然自然が存在すると説いております。そして人の体は神からの借り物で、借り物の体は陽気世界を創る為の

奉仕活動に使わなければならないとされて居ります。また人間関係は 親子・夫婦関係を基本に培うことが理想

とされています。

 

 天理教では神が輪廻転生を司ります。体は神からの借り物ですから ご臨終とともに体は神に返され 魂は

再び生まれ変わるまで 神の懐で生きる事に成ります。これを”出直し”と呼称しております。

従いまして 天理教の葬儀は ご遺族、ご親族、ご友人の悲しみの内に霊を親神さまの下に移し、残った亡骸を

葬るとともに 一日も早く新しい身体を借りてこの世に帰れる様 神に祈念する儀式と言えます。

 

 ご葬儀で奏上される詞(ことば)は天理教独自のものですが 営まれるご葬儀の次第は 昭和20年の終戦

までは神道の一派として公認され活動して参りました関係上 神道の神葬祭とほぼ同一です。しかしながら地域

により異なりが御座いますので故人さまが所属する教会に良く確認をして執り行う事をお勧め致します。

尚 戦後は神道から離れ 現在は新宗教諸派として布教活動をしております。 

 

  今回は以上です。 

プロテスタントの葬儀

 今回はプロテスタントのご葬儀に付いて書かせて頂きます。

 

 プロテスタントのご葬儀は ご遺体を前にして行う神への礼拝であります。それは 神が人々の罪をキリスト

の死によって贖い 複活して死に打ち勝ち 終わりの日に神の国へ入る約束をして下さっているという信仰から

キリストの死と復活への感謝、ご遺族・参列者に対する死をこえた希望と慰めを与え、死という事実をあいまい

にせず 全ては死すべきものとしてキリストの福音に耳を傾け、全てが神のみ手になる事を示し、復活の信仰

を喚起する事に中心が置かれます。

 

 ご遺体との告別は中心に置かれません。また 故人さまの冥福を祈ったり、供養をする事も行いません。

生も死も全ての支配者である神の手に委ねられているからです。ご遺体・ご遺骨は丁重に取り扱われなければ

成りませんが ご遺体・ご遺骨を礼拝の対象とする事は固く避けねば成りません。そしてご葬儀は全て牧師さま

のご指導の下に執り行われます。

 

 プロテスタントは カトリッ久のように中心となる教会はありません。従いまして教会ごとに考え方が異なり

ます。しかしながら日本では戦時下の合同命令により諸教派が合同して日本基督教団が形成されました。

日本基督教団では1959年に”口語式文”を制定して居り 各教派はこれを基に夫々 独自の考え方でご

葬儀を執り行っております。

ご信徒さまのご病気が重篤になるようでしたら なるべく早く牧師さまにご相談される事をお勧め致します。

 

  今回は以上です。

 

カトリックの葬儀

 今回はカトリックの葬儀に付いて書かせて頂きました。

 

 キリスト教 カトリックの葬儀は イエスの死(十字架刑により)により人間は罪から開放され、処刑の3日

後に復活をして勝利したことにかかり、キリスト教信徒の死及び葬儀は 復活の恵みを皆で確認し感謝する事、

イエスによって故人さまを神の手に委ね、イエス・キリストの再臨と故人さまの復活を待ち望んで祈ることと意味付

けられて居ります。以前は 死は裁きの時であるとして恐れを過度に強調し 罪が許され天国に入れるよう願う

赦祷式が営まれて居りましたが 1963年の第2バチカン公会議の決定をもとに改定された”ローマ儀式書 

葬儀”により変わりました。その日本語版はカトリック中央協議会より1971年に出版され 1993年に改定

版が出されております。

カトリックの葬儀では 故人さまの復活と共に 悲しみの中にあるご遺族の力になり、励ましになって下さる様

祈り、教会に参列する信徒が互いに復活にもむすばれるという 信仰を新たにする場とも位置付けられています。

又 最近では日本の事情にも考慮がなされ 通夜の採用、自宅での通夜、焼香の採用、日本語での葬儀、信徒

による司会などが出来るようになりました。

 

 臨終の祈りはご臨終に当たり行われます。立会いの方々は罪の許しを願う祈りを捧げ、司祭さまは赦しの秘跡

を与え、聖書を読み、主の祈りを唱えます。ご納棺の際しては 神が故人さまを受け入れ 永遠の住まいに憩う

ことが出来る様にと祈り、ご遺体と柩に聖水を注ぎます。お通夜では故人さまを偲び 神の復活の約束を信じ 神

が故人さまを受け入れ 慰めを与えてくれる様祈ります。ご葬儀には葬儀ミサによるもの、言葉の葬儀によるもの

の二通りがあります。信者でない方の葬儀、ほとんどの参列者が信者でない場合、事情によりミサが行えない

場合は”ことばの葬儀”を営む事となります。

 

  今回は以上です。

 

日蓮宗の葬儀

 今回は日蓮宗の葬儀に付いて書かせて頂きます。

 

 日蓮宗の葬儀式は 釈尊がインドの霊鷲山(りょうじゅさん)で今も法華経を講じている久遠実成(くおんじつ

じょう)の仏であるとの信仰をもとに 日蓮聖人の ”法華経を信じ南無妙法蓮華経のお題目を受持する者は

必ず霊山浄土へ導かれる” とのお言葉を信じて執り行われます。ご本尊は南無妙法蓮華経を中心として仏、

菩薩、明王、天、神の名前が書き込まれた”十界曼荼羅”を掲げます。日蓮宗の葬儀は故人さまの最後の聞法

修行の機会であるとの考えから ご葬儀の中でご本尊は大切な位置を占めます。

 

 枕経 及び通夜の次第は日常の勤行と同じです。本来は仏間にご遺体を安置し 仏壇のご本尊に読経をしま

すが、仏間やご仏壇が無い場合は 十界曼荼羅を掲げて読経をあげます。読経は”方便品””自我ゲ”などが

読まれ 木魚ではなく 木鉦と言う打楽器を使用します。また 通夜説教や祖訓の解説が行われます。

湯灌や納棺の際は南無妙法蓮華経を唱題しながら行います。納棺の際の死装束は十界曼荼羅を書いた経帷子を

用います。

 

 葬儀式は日常勤行の形に 声明曲が加わり 引導が行われます。また 入堂、引導の前後、退堂の際に

雅楽の演奏を入れることがあります。焼香は三度焚くのが正式とされて居ります。

 

 日蓮正宗は 日蓮聖人の弟子日興上人を派祖とし 日蓮聖人を本仏とする日蓮本仏論を基本とします。

葬儀式は”今生を終えた故人さまの即身成仏を願う儀式”としており 引導は有りません。次第は日蓮正宗の日常

勤行と同じです。日蓮宗では仏弟子としての名を戒名と言わず、法号と言いますが 日蓮正宗では御授戒があり

臨終の際 戒名が与えられます。

 

 日蓮宗に於ける葬儀、法事の際はご本尊(十界曼荼羅)の大きさ、祀り方が大変重要と成ります。

事前にご導師さまと良くご相談される事をお勧め致します。

 

   今回は以上です。 

日本の宗教 仏教 日蓮宗

 今回は日蓮宗に付いて書かせて頂きました。

 

 日蓮宗の開祖である日蓮聖人は鎌倉時代に安房の国に生まれ 天台宗清澄寺(千葉県鴨川市)で授戒し

比叡山へ遊学します。更に近畿各地を遊学し31歳で安房清澄寺に帰山し 立教開宗 そして甲斐国身延山に

久遠寺を開きます。その教えは法華経(妙法蓮華経)を釈迦の正しい教えとして 他宗を否定し衆生の救済は

法華経により可能であるとして 法華経に帰依すると言う意味の”南無妙法蓮華経”と唱えること(唱題)を

提唱しました。

 

 日蓮聖人は鎌倉時代に於ける 幕府内部の権力闘争、天変地変、モンゴルからの使者の到来を末法のゆえ

であると説き、その末法は釈迦の教えを第一としない禅や阿弥陀信仰によるものであり この末法から衆生を

救済出来るのは唯一の正法である法華経であるとして 時の権力者や他宗派からの迫害を受けながらも多くの

民衆に受け入れられて行きました。また日蓮聖人は仏法と王法が一致する王仏冥合を理想とし 政冶問題にも

積極的に係わりを持とうとします。これは他宗派にはあまり見られません。

 

 日蓮宗はその後 門徒を増やし拡大すると共に多くの宗派に分かれて行きます。本仏の位置付け、妙法蓮

華経の解釈によります。

  1 釈尊を本仏とする説、2 日蓮聖人を本仏とする説

妙法蓮華経は全28章で構成されて居りますが 前半をシャク門、後半を本門と呼びます。

  3 本門に法華経の極意があるとする勝劣派、4 全体を一体のものとして扱うべきとする一致派

この4っの説をもとに分派が行われました。

現在は1941年に戦時内閣のもと主要3派が合同して日蓮宗となり 身延山久遠寺を総本山とし、池上

本門寺を宗務院として運営されて居ります。

 

  今回は以上です。 

 

 

曹洞宗の葬儀

 今回は曹洞宗の葬儀に付いて書かせて頂きます。

 

 曹洞宗の葬儀儀礼は 僧侶 特に修行途中の僧侶に対する葬儀を簡略化して作られております。授戒(戒名

を与えて仏弟子にすること)、と引導(仏世界に入らしむること)を中心に執り行われます。

 

 曹洞宗では ただひたすら座禅する事により釈尊の悟りに到達し 自己と大宇宙が一体となる即心是仏を説

いています。本来は生前に授戒をします。授戒会は通常 一週間お寺に籠り、座禅し、法話を聞き、自らの悪

行を懺悔し、捨身供養し、戒法を受け、仏弟子としての血脈を授けられて終わります。そして授戒会を受ける機会

が無った方でも ご葬儀のなかで授戒し、引導により仏世界に入ることが出来ると説かれています。

また 肉親の方を亡くされ悲しみにくれるご遺族の方に 故人さまもこうして仏の慈悲に救済され 仏の世界に

入れることをご葬儀によりお示しして ご遺族さまをお慰めするとも説かれています。

 

 曹洞宗でもご臨終の際の枕経を ご臨終者の枕元で僧侶により執り行います。病院で亡くなられた場合はご

自宅へ帰宅後となります。”仏遺教経”または”舎利礼文”を読み回向を唱えます。通夜ではご導師さまが 

葬送の辞を述べ、舎利礼文などを読み 最後に回向を唱えます。その後 説法が行われ戒名を定めて白木の

位牌に書き 棺前の中央に掲げて終わります。

 

 以前は剃髪、授戒はご入棺まえに、また葬列での儀式、火葬前の儀式等は葬儀式とは別に行われておりま

したが現在では全て葬儀式の流れの中に組み込まれて居ります。

 

  今回は以上です。

日本の宗教 仏教 曹洞宗

 今回は曹洞宗に付いて書かせて頂きます。

 

 日本に於ける曹洞宗は禅宗の一つであり道元によって始まります。道元は比叡山に学び、栄西の下で参禅し

た後中国に渡り 曹洞禅の法を継承して帰国し興聖寺を建てますが 旧仏教からの迫害を受け越前に永平寺を

建立します。”臨済将軍曹洞土民”と言われるように 臨済宗は中央の武家政権に支持され 政冶・文化の面で

重んじられたのに対し 曹洞宗は地方武家、豪族、下級武士、一般民衆に広まりました。

 

 道元自身 自らの教えを”正伝の仏法”であるとしてセクショナリズムを否定しました。このため弟子たちには

特定の宗派名を称することを禁じ、どうしても名乗らなければならない際は 仏心宗 と称するようにと示したと伝

えられています。道元の入滅後 じょじょに禅宗を名乗る様にになり第四祖蛍山のころから曹洞宗を用いるように

成り始めました。蛍山は禅を大衆化して大教団の基礎を築き 能登に総持寺を開きます。総持寺は明治時代に

焼失し横浜の鶴見に移されました。現在は永平寺と総持寺の二大本山制になつております。道元は宗旨の開創

者として高祖、蛍山は宗団の開創者として太祖と仰がれております。

 

 教義は 正伝の仏法 を伝統とし 釈迦を本尊と仰ぎ 即心是仏の心を持って 座禅により働きかけます。

その修行生活は極めて過酷であり 曹洞宗の修行は旧日本陸軍に於ける精神論、根性論のルーツであるとされて

います。まず入門する為にはどんなに拒絶されても門前で許されるまで入門を請い続けなければなりません。

雲水たちの睡眠時間は平均二時間で お粥に梅干程度の粗食で長時間の作業をしなければ成りません。

その食事の様式も高熱の粥をまわって来れば即座に食べないと遅いと厳しく叱責されます。この様な厳しい修行の

なかで中途挫折者も数多いとのことです。

 

  今回は以上です。 

臨済宗の葬儀

 今回は臨済宗の葬儀に付いて書かせて頂きました。

 

 臨済宗の葬儀は 亡者(故人さま)が仏弟子となり 修行の道に入り自らの仏性に目覚める事を願う儀式

です。従いまして 故人さまを仏弟子にする為の授戒と、仏性に目覚めさせる為の引導が葬儀式の中心となり

ます。人は仏の世界から見ればまだ修行が足りない存在であり、またこの世で修行をする機会を持つ事が出来

なかった方には 故人と成られた今 仏の世界に縁を結んで仏弟子となり修行に励んで欲しいという願いを表し

ます。そしてご遺族さまは 故人さまの”安心”(あんじん)を願うと共に ご葬儀を通して故人さまとともに平静な

安心を得、故人さまに報いる様 ご自分を律っします。

 

 葬儀式は ガン前念誦(棺の前でお経をあげる)、鎖ガン念誦(棺を閉じてお経をあげる)、起ガン念誦(

お経をあげて出棺となる)、葬列(葬列を組み寺院に向かう)、山頭念誦(寺院でお経をあげ)の流れにより

執り行われます。引導法語は 四六文と言われる形式を用いて漢詩文で書かれます。ご導師さまの修行を背景に

禅の宗旨、生死の安心、故人さまの生涯、戒名の意味などが含まれております。

 

 ご臨終者の枕元での読経を”枕経諷経”と言います。観音経、大悲帖が詠まれ その後 菩薩の四つの誓い

である”四弘誓願”が読み上げられます。

尚 式の次第は流派、地域により異なりますのでご導師さまに良くご相談されることをお勧めいたします。

 

  今回は以上です。

 

日本の宗教 仏教 臨済宗

 今回は臨済宗に付いて書かせて頂きました。

 

 日本の臨済宗は 日本の禅の宗派の一つであり、師から弟子への悟りの伝達(法嗣、はっす)を重んじる

宗派です。ゴータマ・シッダッタ(本師釈迦如来大和尚)の教え(悟り)を直接受け継いだマハーカシャバ(

釈葉)から28代目のボーディダルマ(初祖菩提達磨大師)を得てインドから中国へ伝来し 唐末 河北の地の

臨済寺を拠点とした臨済義玄(宗祖臨済大師)により始まります。日本へは宋の時代に中国に学んだ栄西を始め

とし 中国に学んだ日本の僧侶、日本に招かれた中国の僧侶たちによって日本に伝えられました。

 

 法嗣という師匠から弟子への悟りの伝達を続けて現在に至っております。師匠と弟子の重要なやりとりは室内

の秘密と呼ばれ師匠の部屋から持ち出される事は有りません。しかしながら師匠の振る舞いを記録した禅語録が

弟子たちにより作られ時代の流れと共に多くの禅語録が集成され悟りの伝達も禅語録を教材に行う様にに変化し

ております。師匠が肉体を去るとき跡継ぎを選ぶのが一般的ですが、臨済宗では複数の跡継ぎを指名したり、

跡継ぎを指名しないケースもあり、ある流れはいくつもの支流に別れ、ある流は消えてゆき現在に至っております。

 

 禅宗は知識ではなく、悟りを重んじております。ここで悟りとは”生きるもの全てが本来持っている本性である仏性

に気ずく”ことです。悟りは言葉で伝えられるものではなく祖師たちは苦闘を重ねて悟りを得てきましたが多くの技法

が考案され 現在では師の下で座禅、公案(知的な理解を超えた話を理解する事)、読経、作務(普段の

作業)の修行をする事で悟りを得る方法論が生み出されております。悟りは師から弟子へ伝わるとされており

ます、言葉による教えでは有りません。従い自分にとって正しい禅師を選ぶことが肝要とされます。

 

 臨済宗の宗派としては 建仁寺派、東福寺派、建長寺派、円覚寺派、南禅寺派、国泰寺派、大徳寺派、

向嶽寺派、妙心寺派、天竜寺派、永源寺派、方広寺派、相国寺派、佛通寺派、興聖寺派などが御座います。

 

 今回は以上です。 

 

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