日本の宗教団体

 今回は日本に於ける宗教団体に付いて書かせて頂きました。

 

 人が亡くなられ そのお見送りをするに当たりましては 亡くなられた方やご遺族の方が信仰する宗教によりご葬儀を執り行うのが一般的です。現代の日本に於きましては 神道、仏教、キリスト教、イスラム教、ヒンドゥ−教、ユダヤ教、他の宗教団体が活動して居り、亡くなられた方のご葬儀を執り行うに当たり、ご指導を頂く事となります。

 

 文化庁が発行する宗教年鑑によれば 日本には、神道、仏教、キリスト教、諸教に分類される 多種多様な宗教文化が混在しており、その団体数は平成28年現在 包括宗教団体として475団体が登録されて居ります。又 宗教法人としては 神道系;84、909法人、仏教系;77,232法人、子リスト教系;4,657法人、緒教;14,448法人、の 総計181,246法人が登録されて居ります。

 

 神道では 古くから日本国内各地に神社が祀られていた他に、幕末・明治維新の時期に多数の神道系教団が創設されました。仏教は6世紀半ばに始めて中国より伝来し、その後の交流を通じてさまざまな宗派が成立し、全国に寺院が分布するに至りました。更に 明治時代以降も新しい仏教系教団が多く創立されて来ました。尚 中国からは仏教以外にも 儒教や道教なども伝来し、緒宗教の中に取り入れられて、根ずいているものもあります。キリスト教でも カトリックやプロテスタントの諸教派が伝えられ、イスラム教、ヒンドゥー教、ユダヤ教なども活動して居ります。

 

  今回は以上です。 

社葬の設営

 今回は社葬の設営に付いて書かせて頂きました。

 

 社葬の設営は 依頼する葬儀社の指導の下に行われますが、依頼する葬儀社には 必ず”作業マニュアル”の作成、提出を依頼して、作業の完璧を期します。又 進行に当っては 台本を作成し、遅滞のないスムーズな進行を期します。

 

 作業マニュアルは 施行マニュアルの一部で、主として式場設営など 協力会社に委託して行う作業の内容と手順を示したものです。協力会社への委託項目ではありますが、任せ切りにしてしまわずに、施行プロジェクトとしても、必ず目を通して、内容確認をすべきでしょう。又 現場責任者は 施行マニュアルの前提の下に、現場に作業指示書を提示して、作業の完璧を期します。

 

 社葬の進行に当たりましては 進行台本を作成しますが、作成の際の注意事項は以下の通りです;

1 弔辞、葬儀委員長式辞など シーン単位でページを作ります。

2 シーン毎にタイトルと時間を記入します。

3 シーンの内容は3っに区分して、時間軸を合わせて記述します。

 @主要動作(全体の4分に1)

 Aアナウンス 及び主要シーン(全体の2分の1)

 B照明、音楽などの演出動作(全体の4分の1)

4 葬儀委員長の動作図などは挟み込んで使用します。動作図を別紙にすると 探す手間がかかり、台本の中に記入すると ページが窮屈になります。動作図は別紙で起し 当該ページに挟み込んで利用するのが便利です。

5 名前や難しい文字には必ずフリガナをつけます。フリガナのミスは許されませんので、二重 三重の確認が必要です。

6 アナウンス部分の文字は 照明が十分でなくとも読める様、大き目の文字で記入します。

7 製本形式は ファイルへの挟み込み形式にしておくと、全体概要の必要部分を挟み込む事が可能となりますので、大変便利です。簡易製本やホチキス止めの場合はこれが出来ません。

 

   今回は以上です

社葬の運営

 今回は社葬の運営に付いて書かせて頂きました。

 

 社葬の設営と運営の多くは 契約する葬儀社に委託する事となりますが、施行プロジェクトチームとしても 内容を把握し 全体を統括すると共に、何か有ればタイムリーに的確な対処をしなければ成りません。

 

 社葬の運営に当たりましては 全体の進行に注意しなければ成りません。式場内は勿論の事、式場外の一般会葬者の動きや流れにも 注意を払い進行させる必要が有ります。その為には 担当者を適切な場所に配置して タイムリーな報告を挙げてもらい、その情報を集約して 適切な進行を司る必要があります。特に 予想を大幅に上回る会葬者があったとき、逆に 会葬者の人数が大幅に下回った場合、雨風など天候が急変した時などは 細心の注意が必要となります。

 

 又 どの様場合でも 人の流れ(動線)は注意しなければ成りません。社葬や団体葬では多くの人が集まりますので、企画の段階で動線のシュミレーションを繰り返し、想定が変化した場合の対応策も必ず用意しましょう。人の流れをスムーズにすること、参列者や会葬者が移動する際に迷うことの無い様、受付・焼香・答礼の場所などで人の溜りが出来ぬ様、入場する人と退場する人が重ならない様、などの配慮が必要です。同じ空間を異なる人が使用する場合などでは 間に衝立を立てると混雑を避ける事が可能です。

 

 何か問題が起きた場合には直ぐに対応出来る体制が必要です。特に 協力業者とのコミニケーションは重要で、どの様な問題が起きた場合は どの業者の誰と協議し、どの対応策を取るのか決めて、緊急に処置できる体制を作ります。必ず 作業項目ごとに正福の担当者をおいて、常に複数の担当者が全体の状況を判断して対応できる様な体制を整えなければ成りません。

 

   今回は以上です。 

社葬のマニュアル

 今回は社葬のマニュアルに付いて書かせて頂きました。

 

 社葬のマニュアルを作成するに当たりましては 持ち運び易く、見易く、修正が容易で、最新版か如何かの確認が容易である事を、前提としなければ成りません。

 

1 大きさの統一

  マニュアル紙面のサイズは A4 若しくはB5で統一します。A4よりは 少々 小さめのB5で統一する事をお薦めします。図面等の大きいものは B5の倍のB4で作成し 半分に折り込んで使用します。

2 文字の大きさ と とじ込み

  文字は 見易くする為 大きめの文字を使用します。又 とじ込み方法は 図面なども多く使用しますので 右開き、横組の閉じ方が使いやすいと考えられます。

3 作成はワープロで

  マニュアルは 随時 修正が入ります。修正が容易な様にワード、若しくはエクセルで作成し、印刷はコピーを使用するのが手軽です。

4 各項目はページ単位で作成

  社葬のお手伝いをして頂く方々が必要とするページは限られて居ります。多少ページ数が増えても 項目単位でページが作られていれば 担当する項目(ペ−ジ)のみを携帯すれば良く、使いやすく成ります。

5 図面は1ページに1つを原則とする

  1ページに複数の図面が存在すると 以外に見難くなります。1図面 1ページの方が利用し易く、修正する場合も差し替えが容易となります。但し 全体の関連を明確にする為、全体図を1枚作成して於きます。

6 修正した時は全部を取り換える

  検討段階での修正は ページ単位で交換して行きますが、完成した後に修正が発生した場合は 最新版として全てのマニュアルを交換します。又 最新のマニュアルがどれかを明確にする為 表紙に 作成・更新日の履歴を入れて、最新版であるかを確認出来る様にします。

7 名前、難しい文字にはフリガナをつける

 

   今回は以上です。 

社葬の全体概要4

 今回は社葬の全体概要の続きを書かせて頂きました。

 

 社葬の全体概要は 別冊のマニュアルとして作成し、関連各部・関連各社で共有すると共に、社葬を主管する部門(総務部等)で社内マニアルの一つとして保管されべきものです。その例は 以下の通りです。


10 受付

 10−1 式場正面ロビーの両側に受付を配置

       左側;御来賓受付、ご遺族・ご親族受付

       右側;ご友人・関係者受付、取引先受付、一般受付

 10−2 各受付に 各2名配置 計10名

 10−3 受付は名刺受付を基本とする

 10−4 受付の後 開式前の場合は控室名を記入した札を渡して案内(特別来賓ー赤、ご遺族・ご親族ー青、葬儀式参列者ー緑、告別式一般会葬者ー水色)

      −案内係はロビーに5名配置

 10−5 受付時にパンフレット、愛唱歌歌詞、横浜(株)贈答品をお渡し(1500セットを準備)

 10−6 手持ち品はクロークにてお預かり(お預かり番号札を交付)

 10−7 社員献花の際には 受付と案内係の要員は交代で献花を行い、終了後は所定位置に戻る

       *受付・クローク・案内配置図、控室配置図を添付

11 服装

 11−1 葬儀委員;モーニング

 11−2 実行委員;略礼服に黄色の腕章

 11−3 受付  ;略礼服に胸に白リボン

 11−4 施行プロジェクトチーム;略礼服に名札を着用

12 駐車場

 12−1 葬儀式の参列者(ご遺族他);県民ホール駐車場(80台収容)

 12−2 告別式一般会葬者;第1駐車場(150台収容)

 12ー3 満車の場合は;第2駐車場(100台収容)を使用

 12−4 係員;ホール駐車場 5名、第1駐車場 4名、第2駐車場 2名 

 12−5 入庫時に駐車券を交付、出庫時に回収

      *ホールへの車での案合図、駐車場配置図及び入出庫経路図、係員配置図、駐車券見本 を添付

13 記録

 13−1 受付記録は実行委員会の責任で行う

 13−2 写真撮影は 山下フォトスタジオに委託し、アルバムの形で編集し1週間後に ご遺族用1部、会社用1部の計2部を納品

 13−3 ビデオ撮影は同じく 山下フォトスタジオに委託し 受付と式の様子を撮影し、編集の後 2週間以内に編集の上 ご遺族用、会社用の2部を納品

14 その他


   今回は以上です。   


社葬の全体概要3

 今回も社葬の全体概要の続きを書かせて頂きました。

 

 社葬の全体概要は 別冊のマニュアルとして作成し、関連各部・関連各社で共有すると共に、社葬を主管する部門(総務部等)で社内マニアルの一つとして保管されべきものです。その例は 以下の通りです。


8 動作図

 8−1 葬儀式着席図

 8−2 告別式着席図

 8−3 葬列動作図

 8−4 式辞、弔辞動作図

 8−5 喪主挨拶動作図

 8−6 社内斉唱団動作図

 8−7 献花動作図

 8−8 立礼配置図

9 案内の流れ

 9−1 ご遺族

      10;00 ご自宅出発(青葉実行委員がお迎え/ハイヤー3台)

      10;45 会場到着 そのまま控室へ

      11;00 ご遺族へ進行の説明 (進行 金沢)

      11;40 昼食(控室にて)

      12;50 式場入り→13;30 葬儀式終了→控室へ

      13;50 葬列準備(他のご遺族は式場へ)→14;00 葬列にて入場

      14;48 献花後 立礼位置に移動して 会葬者へご挨拶(他のご遺族は控室へ)

      15;40 社員へ挨拶、15;45 帰邸(青葉実行委員お見送り)

      会場内ご案内 磯子/ 控室接待 神奈川他2名

 9−2 特別来賓

      12;30までに会場着→受付で確認の上 控室にご案内

      12;45 手順をご説明(控室にて 都筑)

      12;50 式場入り→13;30葬儀式終了 控室へ

      13;50 式場入り→14;50献花 その後 お見送り

          ー事前に実行委員会で送迎車両の必要性を確認し、必要な車両を確保

          −車両手配 実行委員会、会場案内 菅原他4名、控室接待 田中他2名

 9−3 来賓、参列者、一般会葬者

      横浜市営地下鉄みなとみらい線3番出口より 式場までの街路角に案内を配置

      来賓は受付の後に 来賓控室で待機、一般会葬者は 受付の後 13;40まで控室で待機

      会場内案内 山田他5名、控室接待 吉田他3名


   今回は以上です。


       

  

社葬の全体概要2

 今回は社葬の全体概要の続きを書かせて頂きました。

 

 社葬の全体概要は 別冊のマニュアルとして作成し、関連各部・関連各社で共有すると共に、社葬を主管する部門(総務部等)で社内マニアルの一つとして保管されべきものです。その例は 以下の通りです。


5 葬儀式および当日の進行(案)

 09;00 最終点検

 10;00 担当者全員へ説明

 11;00 ご遺族への説明

 12;00 式場 開場

 13;00 葬儀式開式

 13;30 葬儀式閉式

 13;40 告別式 開場

 14;00 告別式 開式

 14;05 葬儀委員長 式辞

 14;10 追悼(ビデオ)

 14;20 弔辞

 14;40 追悼(相性か斉唱)

 14;45 喪主 挨拶

 14;48 告別(献花)

 15;20 終了予定

 15;45 ご遺族 帰邸

 16;00 点検・整理

 16;30 解散式

6 葬儀式(13;00〜13;30)

 6−1 参列者

      ご遺族・ご親族50名、特別来賓10名、会社代表20名、ご友人20名

       ご案内した方のみ参加、それ以外の方は控室で待機

 6−2 導師;曹洞宗〇〇山〇〇寺住職 松尾慶友師 ほか4名

 6−3 焼香;回し焼香

 6−4 その他

      葬儀式はあくまでも宗教儀礼として営み、特別な演出は行わない、式中は会場の扉を閉鎖する

7 告別式(14;00〜15;20)

 7−1 開式時

      葬列を組んで入場 順序は 葬儀委員長、喪主(お位牌を保持)、令夫人、ご次男(ご遺骨を保持)、ご長女の順で入場 (入場時 愛唱歌を流す)

 7−2 葬儀委員長式辞 中 二郎 専務取締役

 7−3 追悼(ビデオをPC上で作成)BGM

      生前の動画、会社での活動等を映写 内容の最終チェックは4月20日

 7−4 弔辞(各3分程度で御了解を頂く)

      横浜市長 平沼亮三 様

      会社代表 常務取締役 大和崇様

      友人代表 相模恒夫 様

      社員代表 港南五郎 様

       −弔辞は遺影前に奉呈

       −弔電は拝読しない

       −弔辞者への依頼は実行委員会の責任で行う

 7−5 追悼(愛唱歌)

     横浜(株)有志による 愛唱歌斉唱。参列者も参加できる様 受付で楽譜を配布。

 7−6 喪主挨拶

      ご長男 横浜一朗 様 

      ご挨拶の際 葬儀委員長、ご遺族は後に並ぶ

 7−7 告別 (エレクトーン演奏)

      葬儀委員長・ご遺族(献花の後に会場出口で立礼)、

      ご親族、特別来賓(以上呼名)、以降 来賓、役員、参列者、一般会葬者の順に献花を

行い 退場。

      社員は 一般会葬者の後に献花を行う、(献花終了後 会場に残り ご遺族をお見送り)

 7−8 ご遺族 帰邸

      全て献花が終了後 会場に残った社員に対して 喪主様よりご挨拶、その後 ご遺族は 位牌、ご遺骨を持参してご帰邸、社員は玄関先でお見送り

 7−9 解散式

      最後に 会場内を整理・点検した後 中葬儀委員長より挨拶を受けて解散


   今回は以上です  

  

社葬の全体概要

 今回は社葬の全体概要例に付いて書かせて頂きました。

 

 社葬の全体概要は 別冊のマニュアルとして作成し、関連各部・関連各社で共有すると共に、社葬を主管する部門(総務部等)で社内マニアルの一つとして保管されべきものです。その例は 以下の通りです。

 

1 表紙

    横浜株式会社

    代表取締役社長 故 横浜太郎 社葬

         施行概要書

       日時;2017年5月19日(金)13;00より

       会場;神奈川県民ホール

       主催;横浜株式会社

 

                  2017・4・2

                  企画 総務部

2 職務表

 2−1 葬儀委員会

      委員長;中二郎(専務取締役) 副委員長;瀬谷太郎(常務取締役)

      委員;西三郎(取締役) 緑次郎(取締役)

 2−2 実行委員会

      委員長;西三郎(取締役総務部長) 副委員長;旭五郎(総務課長)

      委員;都筑一朗(営業課長、受付責任者) 青葉五郎(製造課長)泉一朗(企画課長)

 2−3 施行プロジェクトチーム

      総責任者;南四朗(営業部長) 副責任者;鶴見五郎(営業課長)

      設営;栄次郎他、進行;金沢一朗他、案内;磯子洋子他、接待;神奈川泉他、演出;保土ヶ谷啓子他、警備;川崎一朗他

 2−4 広報(企画部)

      担当 磯子六郎(企画課長)

 2−5 介護

      鎌倉内科 長谷一郎医師

 2−6 緊急対策

      事故、その他不慮の事態が発生した場合は 西実行委員長と南施行総責任者が協議の上、対応を指示。

3 図表

 3−1 横浜市中区概略図

 3−2 神奈川県民ホール 周辺図

 3−3 県民ホール会場図面(式場、受付、参列者控室、遺族控室、来賓控室、本部)

 3−4 駐車場案合図

 3−5 交通機関案合図

 3−6 交通機関時刻表(当日)

 3−7 式場内配置図

 3−8 祭壇デザイン図

4 準備タイムスケジュール

 4月10日 13;00 施行概要書(案)完成

 4月13日 13;00 施行概要書 確定

 4月15日 10;00 実行委員会 会場見学

 4月18日 13;00 進行台本(案)完成

 4月20日 13;00 進行台本 確定

 5月16日 16;00 参列者 確認

 5月17日 10;00 最終確認

 5月18日 16;00 リハーサル

 5月19日 09;00 最終確認

 

   今回は以上です。 

 

社葬の方針(例)2

 今回は前回の社葬の方針(例)の続きを書かせて頂きました。

 

 社葬企画書を作成するに当たりまして その方針(例)第4項目以降は下記の通りです。

4 主要項目

 4−1 名称

     故人   横浜株式会社代表取締役社長 横浜太郎(よこはま たろう)

     葬儀名称 横浜株式会社代表取締役社長 故 横浜太郎 社葬/横浜株式会社 とする

 4−2 日時 5月19日(金)13;00〜15;00

 4−3 場所 横浜市中区山下町

        神奈川県民ホール(全館使用)

 4−4 案内告知

     神奈川新聞に新聞広告(5月10日頃)、ご案内状を5月1日までに300出状

 4−5 供花・香典

     供花は拝受、香典は辞退、花環も辞退。供花は総務部で一括受付、ひかりの杜へ一括発注。ご芳名は芳名板方式とする

 4−6 会葬返礼品

     葬儀パンフレット(新規作成)に横浜(株)贈答品を添付

5 体制

 5−1 葬儀委員長; 専務取締役 中 二郎

 5−2 実行委員長; 取締役総務部長 西 三郎

 5−3 施行担当;  営業部長 南 四朗、営業課長 鶴見 五郎

 5−4 広報担当;  企画部 磯子 六郎

 5−5 業務分担; 広報は企画部、受付は総務部、会場内案内は営業部、会場設営はひかりの杜

6 その他

 6−1 マスコミへの対処

     全国紙3社ほ県版 及び神奈川新聞への通知は企画部が行い、取材は企画部で対応

 

   今回は以上です。  

 


社葬の方針(例)

 今回は社葬の方針(例)に付いて書かせて頂きました。

 

 社葬企画書を作成するに当たりまして その方針例を下記に示させて頂きました。

 

社葬名称; 横浜株式会社

      代表取締役社長 故 横浜太郎 社葬

主催;   横浜株式会社

施行;   (株)エスアール ひかりの杜

 

1 規模

  参列者数; 200名

  一般会葬者;800名(予想)

  総予算; 4,000万円

2 葬儀の内容

 2−1 宗教形態

     葬儀式 導師 曹洞宗〇〇山〇〇寺

 2−2 葬儀形式

     葬儀式(曹洞宗)、告別式(無宗教)

 2−3 展開形式

     葬儀式は曹洞宗導師の作法にのっとり営む

     告別式には 故人の生涯と功績をスライドで投影、故人の好きだった愛唱歌を流してて顕彰の部分を設ける

 2−4 設営形態

     外飾り;社葬看板のみ、その他の飾りは設けず

     祭壇; 白を中心とした重厚な花祭壇

     遺影; ご遺族の希望に従い使用

     会場内;ロビーに故人の経歴、顕彰、スナップ写真を展示

 2−5 遺族、来賓の扱い

     遺族; ご遺族に対する接待は丁重に、喪主は長男 一朗氏、ご遺族・ご親戚は約30名

     来賓; 特別来賓は市長他10名、その他の来賓は30名、特別来賓の控室を用意

 2−5 弔辞

     市長、会社代表、友人代表、社員代表 の4名

3 葬儀の性格

 3−1 基本性格

     葬儀式部分は曹洞宗宗教儀礼を荘厳に営み、告別式は創業者である故人を顕彰する

 3−2 外見

     生涯を全うした故人を讃え堂々としたお見送りとする。但し 派手な印象にならぬ様、又 しめっぽいお見送りにはしない事。

 3−3 その他

     役員以下 全社員でお見送りする気持ちを大切に

第4項以降は次回に書かせて頂きます。

 

   今回は以上です。      

社葬の方針

 今回は社葬の方針に付いて書かせて頂きました。

 

 社葬や団体葬を瑕疵無く執り行うに当たりまして 企画書を作成する事は大変重要な準備と言えます。そして 具体的な作業内容を記述する前に、葬儀の方針を明確にし、社内 若しくは団体幹部の承認を得なければ成りません。方針の大きな項目としては 1 葬儀の規模、2 内容、3 性格、4 主要事項、5 体制、6 その他 等が含まれていなければ成りません。

 

1 葬儀の規模とは 参列者数、一般会葬者数(予測)、葬儀全体の予算が含まれます。

2 内容では 宗教形態(どの宗教に従って行うのか、又は無宗教で行うのか)、葬儀形式(葬儀式+告別式、告別式のみ、追悼会、その他の形式)、展開形式(ビデオなどを使用するか、音楽はどの様に使うか等)、設営形式(式場外飾り、祭壇の形態、式場のレイアウト 等)、ご遺族・御来賓の扱い方、弔辞をどなたにお願いするか などです。

3 性格とは 基本性格(故人顕彰、企業としての感謝、ご遺族への慰め中心、などの中で 何を中心に置くのか)、葬儀の外見(地味に、華やかに、その他)、その他 が含まれます。

4 主要事項では 葬儀の名称(故人様の肩書、名前、葬儀名)、日時(何時行うのか、何時間の儀式とするか)、場所(会社内、外部斎場、ホール、ホテル、自宅など)、死亡広告など 社葬の案内・告知の方法、供花・香典の取扱い方法、会葬返礼品の取扱い、などを定めます。

5 体制(葬儀委員長、実行委員長、企業と施行業者との作業分担、企業関連会社 販売店等への依頼事項。

6 その他(マスコミへの対処法、その他)。


   今回は以上です。 

社葬の企画書

 今回は社葬の企画書に付いて書かせて頂きました。

 

 社葬や団体葬という大型の葬儀を施行するに当たりましては、企画書の作成は必須要件となります。その目的は以下の通りです;

1 多数の社員と協力会社との共同作業と成りますので、相互の意思疎通を明確にする為。

2 多数の方々が共同で作業をするに当たり、全体の流れを理解して頂き、その中で個々の方々の具体的な作業内容を明確にする為。

3 間違いの発生を最小限に抑える為。

4 万一 事故、その他の異常事態が発生した場合でも、的確な対処を可能とする為。

5 作業の詳細を明確化する事により、社員や協力企業の信頼と安心を得る為。

 

 葬儀施行マニアルを作成すると言う事は 葬儀施行の企画そのものでもあります。社葬の施行は 社員と共に多くの協力企業との共同作業となり、常に相互の意思疎通、意思確認が重要な項目となります。常に 打ち合わせた内容は 文書として記録し、その内容は相互に確認しなければ成りません。又 打合せ文書は 企業内での上位者承認を受けられる形式で作成します。

 

 企画書は 1 方針、2 全体概要、3 詳細な内容、の3章に分けて記述します。施行マニアルというと 一般的には 3の詳細な内容をイメージに置きがちですが、詳細内容は 葬儀施行の基本方針を基に、全体概要に示される流れの中で 作成されるべきものですので、まずは 方針・全体概要を実行委員会の中で議論しなければ成りません。

 

   今回は以上です。

 

社葬の知識

 今回は社葬の知識に付いて書かせて頂きました。

 

 社葬(団体葬)とは 規模による概念では有りません。ご葬儀に必要とされる費用を企業が負担し、運営の責任を企業が負うのであれば、そのご葬儀は規模の大小に係わらず社葬(団体葬)と位置付けられます。従いまして 社葬(団体葬)を営むに当たりましては 企業(団体)の正式な承認が必要となります。又 社葬を 宗教儀礼を前提として営むのか、宗教を前提としない告別式で営むのかは 企業とご遺族が良くご相談をしてお決め頂く必要が御座います。

 

 社葬の準備や運営は 企業の実行委員会が中心となって取り進められる事と成りますが、社葬は企業全体の行事でも有りますので、社葬の方針や具体的企画に付きましては 企業トップの承認が必要であり、準備の進捗状況も適時 トップに報告されなければ成りません。実行委員会が良かれと考えて独断で進めるのではなく、祭壇のデザイン、弔辞をお願いする方、指名焼香をお願いする方、その順番などは必ずトップの了承を得るべきです。実行委員会で作成される 企画書の全ては 企業トップの承認を受ける前提で作成して於かなければ成りません。

 

 社葬は 葬儀式で営むのか、告別式で営むのかの議論がされる場合が しばしば御座いますが、あまり 固定的には考えずに、ご遺族のお希望も汲みながら、宗教儀礼にのっとった葬儀式、特定の宗教に拘らない 告別式、或いは 葬儀式を執り行い その後に告別式を営む 組合せの形態など、臨機応変にお決め頂ければ良いと考えます。

 

   今回は以上です。

社葬とは

 今回は社葬の目的に付いて書かせて頂きました。

 

 社葬とは 企業(会社)が全ての責任を負って執り行う葬儀であり、故人様 お客様 社員 社会に対する企業の姿勢を示す儀礼でも有ります。企業の発展に尽力した故人が生前 お世話になった方々への感謝を表し、故人様の逝去を追悼し、来賓・参列の方々との新たな関係をお願いする、為に執り行う儀礼です。

 

 社葬は 企業としての姿勢を広く社会に示す場でも有りますので、まずは 故人様の功績をどの様に評価し、企業としてどの様に遇するのか、の姿勢を会社として決めなけれれば成りません。その上で 以下の意味付けを行います;

1 故人が生前に受けたお世話への感謝の表明

   故人が生前に成した 企業発展への尽力は 多くの方々の協力により成し得た事柄です。社葬に於いては まず お世話になったこれらの方々に対して、感謝の意を表明します。

2 故人への追悼

   故人が成した会社への貢献を讃え、その業績と思い出を偲びます。

3 新たなる関係の創造

   故人 亡き後も、変わらぬお世話を頂ける様、来賓 参列の方々にお願いします。

以上の3点を念頭に置きながら、企業らしさ や故人の人となりが示される形の儀礼が 社葬の目的となります。

 

 社葬を行うに当たっては ご遺族への配慮も大切な項目です。社葬であるからと言って企業のみで全てを決めてしまうと ご遺族との間で確執が起こる可能性が有ります。社葬の主体は企業が担いますが、お見送りの主体は ご遺族でもあります。何かを決める際には ご遺族の意向を確かめ、決まった事はまめに報告して、ご遺族をないがしろにしない様にする事は重要です。

 

   今回は以上です。

社葬の宗教儀礼

 今回は社葬に於ける宗教儀礼に付いて書かせて頂きました。

 

 社葬に於いて どの様に宗教儀礼を反映させるかは、色々なご意見が御座います。特に 故人様のお見送りを中心にお考えの ご遺族と、企業の姿勢を表わす必要を持つ 社葬事務局の間では、宗教儀礼をどの様に反映させるか、意見が異なる事もしばしばです。施主様を企業が担うとは言え、事務局は ご遺族のご希望を十分に忖度して、企画・立案する必要が御座います。

 

 社葬を執り行うに当たり、宗教儀礼の形をとるべきか、そうで無いか、どちらが良いと言うものでは有りません。故人様 若しくはご遺族が信仰する宗教に則りご葬儀を営むのか、あくまでも 公的な儀礼であるから 特定の宗教によらないで営むのか、という考え方の問題です。この様な場合 社葬の前に密葬を営むか どうかにより 判断の基準が変わって来ます。

密葬が営まれるのであれば 密葬は 故人様(若しくはご遺族)の信仰に基ずいて営まれます。仏教であれば 葬儀式、神道であれば 神葬祭、により故人様を弔う事と成ります。そして 本葬(社葬)では 特定の宗教によらず、告別式として営む形式が一般的となって居ります。

 

 又 密葬を営まない場合には 社葬の中で葬儀式(神葬祭)と告別式を営まなければ成りません。社葬の会場が広く、一般会葬者も会場内に収容できるのであれば、葬儀式と告別式を分けずに営む事が可能です。社葬会場がそれ程広くない場合には 葬儀式の部分と 告別式の部分を分けて執り行うのがベターです。但し 宗教儀式として きちんとした葬儀式(神葬祭)を営むのであれば、分離して執り行わなければ成りません。

 

   今回は以上です。

社葬の日程

 今回は社葬の日程に付いて書かせて頂きました。

 

 社葬を執り行うに当たりましては 実行委員会の立ち上げと、日程を決めなければ成りません。特に日程を定めるに当たりましては 予め ”社葬施行企画書” が準備されて居るか、どうかにより大きく異なります。準備されていない場合は ご遺族のご希望、状況に合わせて企画する事となります。

 

 社葬の日程を組むに当たりましては 死後直後に行うケースと、日をおいて行うケースとに大別されます。

日を置いて行うケースでは ご遺体の保全も考慮して ご逝去直後にご家族・近親者で個人葬(密葬)を執り行い、改めて 後日 本葬を社葬として行うのが一般的です。この本葬は 当然の事ながらご遺骨を中心とした 骨葬の形態となります。又 本葬は ご葬儀と言うよりは 告別式、あるいは 追悼式の要素が濃い儀式となります。日取りと致しましては 1ヶ月後の月命日、三十五日や 四十九日に合わせ行うのも考え方の一つです。この形態ですと 会場も自由に設定出来、準備の時間も十分に取る事が可能となります。

尚 密葬は行わずに 社葬までご遺体を保全しておきかい場合は エンバーミング(遺体衛生保全処置)により防腐処置を施す事で、然るべき期間 ご遺体を保全する事が可能となります。

 

 社葬の準備に付きましては 企画立案を一から始めればそれなりの時間が必要と成ります。企業殿社内危機管理の一つとして 社葬施行企画書 が準備されていれば、企画は状況に合わせた修正のみで済、実行に全てを傾注出来ますので、会葬の方々への対応も行き届いたものとなります。

 

   今回は以上です。

社葬の組織

 今回は社葬の組織に付いて書かせて頂きました。

 

 社葬を執り行うに当たりましては 施主であるべき 葬儀委員長を中心にして多くのご担当を選任頂き、各種のお役目を滞りなく努めなければ成りません。そのお役目は 葬儀委員長、葬儀委員、実行委員会(事務局)、広報係、記録係、進行係、受付係、案内係、接待係、携帯品係、式典係、駐車・配車係、会計係などです。これらの係は 社葬の規模に応じて役目を兼務する事も可能となります。社葬おを担当する組織は 非常時に於ける体制ですの、事前にマニアル化して於き、必要が生じた場合には即日に立ち上がれる様、準備しておく事をお薦め致します。


 葬儀委員長は 社葬を運営する組織の代表責任者です。一般的にはこの社葬は 会社が責任を持って執り行います との意思表示を示す為にも 会社の代表者が務めるべき役目です。もし 現役の代表者が亡くなられた場合には 後継者 若しくは次位の役員が務めます。会長が亡くなられて そのご子息が社長の場合は ご子息である社長は 喪主を務め、葬儀委員長は 社長の次位の役員が務めます。又 会社の後見人と言う事で 親会社の担当役員や 商工会議所の役員の方のお願いするケースも御座います。尚 政治家や社外の名士の方々は 来賓としてお迎えすべきで、葬儀委員長をお願いするのは避けるべきです。


 葬儀委員は 会社の役員が務め、社葬の方針を決めると共に、社葬当日は 然るべき場所で立礼を務めます。


 実行委員会は 葬儀委員が定めた方針に従い 社葬の企画を立て、準備を行い、社葬当日は 実行司令部の役割を担います。コンセンサスを得やすい様に 人数を絞り(5名前後)、実行力のある中堅幹部を中心に組織します。社葬が全社的観点から行われ、今後の為にノウハウが蓄積される様、総務部や 社長室などの部署が担当されるケースが多く見られます。


   今回は以上です。

社葬のご案内と服装

 今回は社葬に於ける会場内のご案内と服装に付いて書かせて頂きました。

 

 社葬は 故人様をお見送りする大切なイヴェントであると共に、企業が新たにスタートする為の大切な儀式でも有ります。社葬は 企業を表現する儀礼でも有りますので、企業の風土を公に示し、会葬の方々に対して 失礼の無い対応を心掛ける事が必須となります。

 

 社葬は一般的に大規模なご葬儀となります。多くの会葬の方々を 失礼の無い様に然るべき席へとご案内しなければ成りません。その為には 来場される方々を 来賓、顧客、関連会社、一般会葬者、社員、親族に識別してご案内出来る様、其々のカテゴリーに精通した役員、社員、遺族を受付に配置して、ご案内の指示をします。準備する期間に余裕がある場合は 葬儀に参列して頂く方々には事前に識別する為のカードをお渡しして、受付で提示して頂く様にするとすると、更に失礼を防ぐ事が出来ます。又 受付は必ずカテゴリー別に設けてお迎えします。

 

 社葬(団体葬)に於ける 施主側(企業・団体)の方の服装は 葬儀委員長以下 葬儀委員はモーニング、その他の方は略礼服(黒)を着用します。更に 案内係などお世話をする方々は それぞれ 担当する役目を示す腕章を着用すると 一般の会葬者と区別する事が可能となります。又 制服がある場合には これを着用する事をお薦め致します。

 

   今回は以上です。 

社葬の事務処理

 今回は社葬に於ける事務処理の各種に付いて書かせて頂きました。

 

 社葬に於ける事務処理では 通常の社会に於ける事柄とは異なる処理が幾つか有ります。1 お布施の扱い(領収書)、2 香典の取扱い、3 ご供花の取扱い等です。

 

 仏教葬に於ける僧侶への寄付を お布施と言います。お布施は 読経や葬儀執行に対する対価では有りませんので 領収証が出されないのが一般的です。社葬に於いて 宗教者への支出を企業が負担する場合は 率直に領収証の発行をお願いして下さい。最近では 領収証を発行して呉れる寺院も多くなりました。領収証の発行が困難な場合は お布施を納めた封書の表書きに 宛先(寺院名)、金額、支払い元(会社名)を記載し、これをコピーして、支出の根拠とする事が出来ます。

 

 社葬でお香典を企業が受取る場合は 企業の雑収入として計上しなければ成りません。この様な処理を避ける為には お香典の受取りを企業ではなく、ご葬家とする方法が御座います。他に 一般的な方法としては 密葬に於けるお香典はご葬家が納め、本葬である社葬では お香典を辞退する という形態が御座います。

 

 社葬に於けるご供花としては 造花で造られた花環のタイプと 生花のタイプがあります。近年では 式場側の都合により花環を供える場所が無い事も多くなりました。従いまして 生花タイプをお供えするのが一般的ですが、主催側で用意する生花祭壇とのデザイン上のバランスから ご供花を辞退するケースも多く見られます。又 ご供花をお供えする場合でも 個々のご供花に名札をつけるのでは無く、芳名板を設けて 一括表示する形態が多く見られます。尚 ご供花は現金ではありませんので、経理上の処理は必要有りません。

 

   今回は以上です。

社葬の施行

 今回は社葬の施行に付いて書かせて頂きました。

 

 社葬・団体葬は 企業・団体が費用を負担して執り行う葬儀ですので、どの範囲で費用を負担するのか、予め定めて置かなければ成りません。取締役会に於いて あらかじめ 社葬取扱い規定が定められている場合には、その規定にのっとり、定められていない場合には 取締役会で議決の上、執り行わなければ成りません。

 

 一般的な 社葬の取扱い規定としては 故人様の会社に対する貢献度に合わせて 負担する費用が変はります。例と致しましては;

1 死亡時より 社葬終了時までの費用を負担する。(但し 戒名を対象とする布施は含まない)

  対象者;会長・社長・代表取締役(退職後5年以内を含む)、専務取締役・常務取締役(現職)。

2 社葬当日の費用を負担する。(但し 布施等 宗教儀礼に関する費用を除く)

  対象者;現職の取締役、退職後5年以内の専務取締役・常務取締役、退職後6年以上10年以内の会長・社長。

3 個人葬の費用のうち通夜接待費用、火葬費用、布施などの宗教儀礼に関する費用を除いた費用を負担する。

  対象者;特別に功労のあった社員で、取締役会が認めた者。

1のケースで 一切の費用を会社が負担する形態であっても、死亡時の病院の支払い、戒名に対するお布施、火葬費用は ご遺族が負担するのが一般的です。これは どの様なケースでも 個人が負担すべき費用は 個人が負担すべきであるとの考え方にもとずきます。僧侶の葬儀執行に係わるお布施は 社葬の一環であると考えられますが、戒名は個人に与えられるものであり、戒名に係わるお布施は個人が負担すべきと考えられて居ります。

 

   今回は以上です

社葬

 今回は社葬に付いて書かせて頂きました。

 

 社葬とは ご葬儀の費用負担を含めた 運営の責任を全て企業が負って執り行うご葬儀の事を言います。社葬は一般的には 大規模な葬儀となりますが、たとえ 小規模であっても 費用負担・運営の責任を企業が負うのであれば 社葬と位置図けられます。同様に 費用負担・運営の責任を 特定の団体が負うケースでは このご葬儀を団体葬と呼びます。又 主催を複数の企業や団体で負う場合は 合同葬とします。

 

 社葬と故人葬との違いは 費用負担を含めた主催を 個人(ご遺族)が行うのか、企業が行うのかの違いとなります。社葬(団体葬)の場合は 一般的に規模の大きなご葬儀となりますので、それなりに 準備期間が必要となり、故人様のご逝去後 1ヶ月前後の然るべき日取りで執り行われます。その間 ご遺体の保全に気を使わなければ成りませんので、ご逝去直後に ご家族のみで 密葬を行い、本葬である社葬は ご遺骨を安置した 骨葬で行います。

 

 ご葬儀を主催される方として 喪主と、施主のお二人が執り行う事と成ります。喪主とは 祭祀を執り行う者、祭祀の承継者をさす言葉で、ご遺族を代表する方が務めます。施主とは 布施をする主 と言う意味で、葬儀費用を負担し、葬儀の運営に当る責任者の事を指します。通常の個人葬では 喪主と施主はご遺族を代表する方がどちらもお務めになります。社葬(団体葬)の場合は 喪主はご遺族の代表の方が務め、施主は 企業の代表の方が務める事と成ります。

 

   今回は以上です。 

家族葬

 今回は家族葬に付いて書かせて頂きました。

 

 家族葬とは 一般会葬の方々にはご遠慮頂き、故人様のご家族と近親者のみで行う葬儀の事です。ご葬儀の内容は 一般的なご葬儀と同様に通夜式、葬儀式を2日間で執り行いますが、参列に方は特定の少人数と成りますので、ご遺族様は 参列の方々の気を使う必要が無く、故人様とのお別れの時間を大切にする事が出来ます。又 家族葬では 必要とされる費用も限られたものとなり、現代ではご葬儀の主流となりつつ有ります。

 

 少子高齢化 核家族化が進捗する現代の日本に於きましては ご葬儀を執り行う大きな目的の一つである ”社会への告知” という部分が薄れつつあります。実社会から引退されて久しい高齢の方々は 必然的に活動される社会も限られたものとなり、それ程 広く社会に告知する必要は無くなります。高齢の方々の多くは ご家族への負担も考え、お身内だけで費用を掛けず見送って欲しい とのご希望をお持ちになり、そのご希望に合わせた お見送りの葬送儀礼が家族葬となります。会葬の方々は ご家族と近親の方のみですので、慌しさや煩わしさも無く、ゆっくりと故人様のお話が出来、ゆっくりとお別れをする事が出来ます。

 

 尚 家族葬は 密葬とは異なります。密葬とは 本葬が行えるまで時間が掛る為、便宜的に近親者のみで葬儀・火葬を行うもので、密葬と本葬を合わせて一つの葬送儀礼となります。家族葬は それのみで 完結した葬送儀礼となります。

 

   今回は以上です。

 

 

直葬

 今回は直葬に付いて書かせて頂きました。

 

 直葬とは 直接火葬の略称で、通夜・葬儀等の儀式は行わずに、ご家族のみで ご火葬・ご拾骨だけを執り行うお見送りの形態です。現代の高齢化社会に於いて、永く社会から離れて御生活され、限られたご家族だけで 費用を掛けずにお見送りをして欲しい とお考えだった故人様のご希望に合わせた お見送りの方法です。ご火葬だけのシンプルな お見送りですが、お心を込めたお別れをする事が可能です。

 

 直葬の流れと致しましては;

1 ご逝去された故人様のご遺体をご自宅、若しくは然るべきご遺体安置所に安置します。日本に於きましては 法律により ご逝去後 24時間はご火葬に付す事が出来ません。

2 火葬炉の予約時間に合わせて、ご遺体を納棺して火葬場にご移送します。

3 火葬場に到着しますと お柩は火葬炉の前まで運ばれます。そして ご火葬の前に故人様と最後のお別れをし、ご火葬が始まります。この際 ご遺族のご希望に合わせて 僧侶による読経、神道であれば 神官による祝詞をあげて、頂く事も可能です。

4 ご火葬には 一般的に一時間前後の時間が必要となります。この間に参列頂いた方々でお斎の席を設ける事も可能です。

5 ご火葬が終了しますと 火葬場より連絡があり、参列の方々は拾骨場にお集まり頂き、ご拾骨となりますが、まず 最初にご遺族による 火葬終了の確認がおこなわれます。

6 お骨壺に御納めした焼骨は お持ち帰り頂き 納骨されるまでの間ご自宅に安置される事と成ります。

 

   今回は以上です。  

現代の葬儀

 今回は現代の葬儀に付いて書かせて頂きました。

 

 葬儀とは 葬送儀礼の略称であり、一般的には葬式との呼ばれます。葬儀は人の死を弔う為の祭儀であると共に、ご遺族にとりましては故人様をお見送りする為の 大切な儀礼でもあります。現代の葬儀では 故人様が所属されていた会社や団体が主催して行う 団体葬と、ご遺族が主体となってお見送りする個人葬とに分かれますが、個人葬ではあっても 目的や会葬者を限定した 家族葬(密葬)や直葬なども多く行われる様になりました。

 

 会社が主体となって執り行う 社葬や、団体が執り行う 団体葬は 規模の概念では有りません。会社、或いは団体が 葬儀の費用を負担し、葬儀式の運営を司るのであれば、小規模な葬儀であっても 社葬・団体葬となります。但し 一般的には 社葬・団体葬は 大規模な葬儀となり、準備に時間が必要とされる事から、故人様が御逝去されてから3〜4週間後に行われるのが常です。その間 ご遺体を保全するのは困難が伴いますので、ご家族のみで密葬・火葬を行うのが一般的です。

 

 ご遺族が主催をされて行うご葬儀は 全て個人葬ですが、現代の世相に合わせて多く 行われるご葬儀が 家族葬や直葬と呼ばれる 会葬者を限定した小規模なご葬儀です。家族葬とは 近親者以外の儀礼的・社交辞令的会葬の方々の参列を辞退して、ご家族・近親者のみで 通夜・葬儀・火葬を執り行う祭儀です。直葬とは 直接火葬の略ですが、通夜・葬儀は行わずに ご遺体の火葬だけを行う お見送りの方法です。当然の事ながら 火葬場の広さから 参加出来る方の人数は制限される事と成ります。

 

   今回は以上です。

 

 

 

 

葬儀観

 今回は日本古代の葬儀観に付いて書かせて頂きました。

 

 日本古代の葬儀観は 死体の腐敗・異臭からくる死そのものへの恐怖、死の世界への恐怖、死霊に対する恐怖、と共に 死者を生者同様に丁重に扱う事に特徴が見られます。


 死や死霊に対する恐怖は 古く 縄文時代よりあったと考えられます。縄文時代の墳墓では 多くのご遺体は 膝を折り、腕を曲げた形の屈葬で埋葬されて居ります。又 ご遺体の上に石を置いた形で埋葬された抱石葬(ほうせきそう)が発掘せれて居りますが、この様な方法は 何れも 死者の霊が蘇えるのを恐れて行われたものと考えられて居ります。


 古事記には 死後の世界として 黄泉の国が記述されて居ります。黄泉の国では 腐乱した死体に蛆がたかる汚い世界とされ、死の世界は恐ろしく 生きている者達を引きずり込む力を持っていると考えられて居りました。すなわち 死は穢れており、死霊は生きている者を死の世界へ引きずり込もうとする恐ろしいものであると考えられて居りました。その為 死者の霊を慰め 鎮める為に歌舞を行い、生きている者へ厄難を及ぼさない様 葬送儀礼を執り行はなければ成りませんでした。古代の葬儀観では 死者を大切にする考え方と 死を穢れているものとして恐怖する考え方の 矛盾する二つの考え方が併存して居りました。


 古代に於いては 死の判定は現代の様に明確では無く、一定の期間が必要とされました。その期間を モガリ と呼び、死んだと認められても直ぐに遺体を処理するのではなく、一定期間 生きているのと同様に扱いました。但し ご遺体は腐敗が始まりますので、わざわざ 別に喪屋を作って ご遺体を安置しました。この モガリ の習俗が現代の通夜につながると言われて居ります。


   今回は以上です。

日本の葬儀

 今回は日本の葬儀に付いて書かせて頂きました。

 

 現代の日本に於いて葬儀の90%以上は 仏式で行われて居りますが、仏式の葬儀が民衆の間に定着したのは 江戸時代の檀家制度以降となります。飛鳥時代以前の旧石器・縄文・弥生の葬儀は 各地方豪族を中心として 豪族が信ずる神様(現代の神道の理論は江戸時代に作られました)の下で執り行われました。飛鳥時代に仏教が伝来し、天皇家を中心とした豪族の間では仏式の葬儀が行われる様に成ります。この間 民衆の葬儀は その地の神様の下 地域共同体の手により執り行われて居りましたが、仏教の民衆化と共に 仏式の葬儀が広がって行きました。

 

 日本に於ける死者の弔いは 上古の時代より手厚い儀礼で見送られました。現代に伝えられる 仏式の葬送儀礼は 釈尊のインドでは火葬・土葬のみによる簡潔な儀式でしたが、中国に伝播して道教や儒教に由来する民間信仰と習合して、先祖供養・戒名・位牌などが加わり、更に 日本に於いて 古来からの神道の習俗が加えられて、現在の葬送儀礼が出来上がりました。

 

 儒教は 紀元前500年 中国春秋時代に孔子を始祖として 五常(仁・義・礼・智・信)という徳性を養い、五輪(父子・君臣・夫婦・長幼・朋友)関係を大切にする事を教義として居り、その中に祖先崇拝が仏式葬儀の中に加味されました。

 

 戒名は 中国に於ける道教の”道号”の風習が仏教にも加味されて使われる様になりました。仏門に入り、戒律を守る証として、俗名に代わり 師より与えられる名前です。本来は生前に受けるのが基本ですが、日本に於いてのみ 死後に成仏するという思想のもと、故人に戒名を授ける風習が生まれました。宗派により 法名(ほうみょう)とも呼ばれます。

 

 清めの塩は 日本に於ける神道の考え方から使用されます。神道では 死は穢れであるとの考え方から、塩で清める事が行われます。死を穢れとは考えない宗派では(浄土真宗など)清めの塩は使用しません。

 

   今回は以上です。

日本の葬儀の始まり

 今回は日本の葬儀の始まりに付いて書かせて頂きました。

 

 日本に於ける葬送儀礼(葬儀)は 縄文時代には埋葬が行われて居り、弥生時代には埋葬されたご遺体の上に石碑を置いた 現代のお墓の原型が出来ていたと考えらて居ります。又 三世紀に中国で記述された ”魏志倭人伝”、日本に伝存する最古の歴史書 ”日本書記”、或いは ”古事記”などの中で、葬儀が手厚く行われていた様子が窺い知れます。

 

 日本では 弥生時代の上古より 死者に対する儀礼が大変 重んじられて参りました。日本に於ける三世紀前半の葬儀の様子は 魏志倭人伝に記述されて居り、”死が発生すると喪主は泣き、哀悼人は歌舞宴酒の行為を行った” とあります。まず 人が死ぬと新しい喪屋を作り、その中に柩を置き、白細布で装飾して、数々の儀礼や歌舞を行った。ご遺体を蘇生させる為にモガリと呼ばれる儀礼を行いました。人々は 昼夜を通してご遺体を守ると共に、酒や料理をお供えし、死者の生前の事蹟や哀悼の言葉を聞かせ続けました。そうした後、ある一定の期間が過ぎて ご遺体が蘇生しない事を確認して、その柩は土の中に埋葬されました。この モガリの風習が 現代の通夜の始まりと言われております。

 

 モガリの習俗は 古代アジアに共通する習俗であり、”高句麗伝”でも ”死者喪屋内にあり、三年を経て吉日を選び弔う” とあります。柩を埋葬する為には 行列が欠かせません、岐左理持が死者の食べ物を持ち、箒持ちが葬地を掃き清め、泣き女が大声を挙げて悲嘆を表わしたともあります。又 幡旗をひるがえし、音楽を奏し、松明を燃やして行列を作りました。

 

   今回は以上です。

葬儀の始まり

 今回は葬儀の始まりについて書かせて頂きました。

 

 葬儀とは 葬送儀礼の略語であり、葬式とも呼ばれます。葬儀は 人が亡くなられた時 その死を弔う為に行はれる祭儀を指します。その起源は 人の肉体は その死と共に細胞分裂を停止し、腐敗が始まります。肉体の腐敗は醜くく 悪臭を伴うものであり、それは恐怖の対象となりました。死者の不名誉な姿を見ない為に埋葬を伴う葬儀が始められたと考えられます。その当時の葬儀は 土葬、風葬、火葬などの ご遺体処理が葬儀の主体であったと考えられます。

 

 現在確認されている歴史上初めての葬儀跡であると言われる遺跡は イラク北部のシャニダール洞窟で発見されたネアンデルタール人のものと考えられる人骨で、この洞窟の中では あるはずの無い 花粉が確認されて居り、これは死者を弔う為に ご遺体の周囲にお花が供えられたのではないかと推測されて居ります。

 

 更に 時代が下ると、古代メソポタミア文明において記述された ”ギルガメシュ抒情詩”の中で 主人公ギルガメシュは 亡くなった友人エンキドゥの復活を祈念して、亡骸を埋葬せずに 七日七晩亡骸に付添ったが、その亡骸が腐敗して行く様相に恐怖した、とあります。古代エジプトや古代ギリシャなどでは 死者の亡骸の腐敗や異臭は恐怖の対象となっていた事が窺われます。

 

 ギリシャやローマの古代社会では 人の霊魂は不滅であり、その方の霊魂は ご逝去後 一定の期間 肉体の周辺に留まった後、冥界や天界に旅立つものである、と信じられて居りました。ご遺体の埋葬に当たりましては 火葬と土葬が混在していた様です。但し 霊魂が肉体に復活すると信じる人々の間では 土葬が基本でした。

 

   今回は以上です。

 

 

 

葬儀の意味

 今回は葬送儀礼(葬儀)の意味に付いて書かせて頂きました。

 

 人類の歴史の中では 古く古代より 人が亡くなると何等かの形で葬儀が行われて参りました。紀元前4万年の旧石器時代には 当時の文化を基とした原始宗教が始まり、死者を埋葬するという葬送儀礼が行われていたと考えられます。葬送儀礼は その時代、その土地に根ずいた文化・宗教により執り行われて参りました。日本に於ける葬儀(仏教)は 故人様とのお別れの場、悲しみの場と考える事が一般的ですが、他国・他宗教では 故人様の新たなる門出として、明るく盛大に弔う事もしばしばです。

 

 葬送儀礼には宗教の概念が深く関係して居り、故人様の宗教観や参列者の宗教観により、その意味するところは異なりますが、日本に於ける葬儀は 9割以上が仏教により行われる事から、葬儀は 故人様とのお別れを偲ぶ会であり、故人様を送り出し、残された者の悲しみを癒す為の儀礼となります。

 

 又 葬儀の場は 人の生と死について考える場でもあります。人が死を学ぶ機会は 他人の死を通してしか出来ません、身近な方の死に接し ご遺体と直面する事により、死とはどの様な事かを理解して、自らの生に付いて考える場が葬儀の場でもあります。葬儀の場は どうしても悲しい場として考えがちですが、故人様が生きた証を残す場であり、これから生きてゆく方々が 故人様からのメッセージを受取る大切な場でもあります。

 

   今回は以上です。

 

日本の葬送儀礼

 今回は日本に於ける葬送儀礼の変化に付いた書かせて頂きました。

 

 日本古来のご遺体埋葬の埋葬方法は土葬が基本でした(但し 天皇家に於いては風葬を行うケースも有りました)。その後 仏教の伝来により 仏教の葬法に日本古来の葬法が加味されて、日本の葬法が作られて行き、江戸時代に確立される事と成ります。又 仏教と共に伝来した火葬は ご遺体を白骨化することにより 死霊への恐怖や穢れを払拭する上で大きな力と成りました。

 

 日本に於ける葬法の歴史としては 縄文時代に埋葬されたご遺体が確認されて居ります。当時の主流は 手足を折り曲げた屈葬による土葬でした。その後 仏教が伝来し、日本文化の中に定着して行く過程で、日本古来の民間信仰は 意味付けが加えられて、仏式葬法の中に積極的に組み入れられて行きました。日本に於ける葬送儀礼は 平安時代以降 仏僧が葬儀に強く係わる様になり、仏式葬儀が基本的葬法となり、そして 江戸時代の寺請制度により 仏式葬送儀礼が日本の文化として定着し、現代に至ります。

 

 仏教の影響による火葬の採用は 土葬に於ける 死者・死霊への恐怖を和らげることに寄与します。仏教に於ける 火葬の意味としては 火が持つ洗浄力に有りました。何者をも焼き尽くす炎は 肉体の腐敗から想像される穢れも、死霊への恐怖も払拭する力を持ち、霊の昇天への手段であると信じられて居りました。ご遺骸の白骨化は 死の穢れを払拭した象徴、すなわち 成仏の表現でありました。更に 現代では 火葬は衛生面でも推奨される葬法と評価されて居ります。

 

   今回は以上です。

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