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TEL : 0120-264-664
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横浜市民の葬儀・喪主挨拶(ご息女)
ご尊父を亡くされたご息女の心痛は拝察して余りあるものがございます。
しかしながら、お立場上喪主をお努めなさる場合には、
忌憚なく周囲の支援を頂いてお努めする事をお勧め致します。

1 ご息女の喪主挨拶
喪主挨拶に際しましては、会葬者を立たせた状態で行う事に配慮しなければなりません。
喪主の挨拶は出棺時に行うのが一般的で、その場合の会葬者は起立した状態で拝聴する形と成ります。
特に、それが屋外であった場合では、その日の天候や気温を良く考慮して頂く必要が御座います。
寒い中や、照り付ける日差しの下での長い挨拶は会葬者に格別な忍耐をしいる事と成ります。
挨拶は簡潔に要領よくまとめて頂く必要が御座います。

ご尊父のご逝去を辛い体験であり、特に不慮の事故などの場合では、
誰もが予想していない事だけに、悲惨な印象をあたえられます。
ご遺族が胸をえぐられるような悲しみの中に置かれるのも当然です。
しかも、感情をあらわにしたり、哭き続けて儀礼の場に臨んではなりません。
式が滞りかねません。
葬儀は故人を無事に冥土(天上)へ送り出すための大切な儀式ですので、
喪主である事を自覚して、悲しみを抑える努力が必要です。

2 挨拶例
〇 会葬への御礼
本日は父○○の葬儀・告別式でご焼香頂きまして、ありがとうございました。
娘の私から、ひと言ご挨拶申し上げます。
〇 厚誼へのお礼
私の家は父子家庭で御座いまして、父は会社生活と共に私ども子供を育ててくれました。
又、本日ここにお集まり頂きました皆様にも、ご温情をかけて頂き、色々と支援を頂きました。
心から御礼申し上げます。

〇 心境など
私は五年前に、弟は昨年に就職いたしまして、
そろそろ、父を楽にさせてやれる、親孝行も始められると考えて居りました矢先に、
この度の事故で父は私たちの前からいなくなってしまいました。
本当に悔しいです。
でも、泣いてばかりいては、大好きな父を悲しませるだけですので、
これからは弟と二人で強く生きて行かねばと思って居ります。
どうか、これからもご指導のほどよろしくお願い申し上げます。
〇 結び
本日は、ご会葬頂き、誠にありがとうございました。
今回は以上です。
横浜市民の葬儀・喪主挨拶(ご子息)
お父様を亡くされたご長男の挨拶といたしましては、
会葬へのお礼、逝去の報告、故人との思い出、厚誼へのお礼・お願い、結び、の構成でご用意頂きます。

1 基本構成
1)会葬へのお礼
喪主とあまり面識の無い方が参列されている場合には、自己紹介から始めます。
そして、会葬して頂いた事への感謝を伝えます。
自己紹介と感謝の気持ちは前後しても構いません。
2)逝去の報告
通夜の席で報告済みであっても、通夜に弔問されていない方も居られますので、改めてお伝えします。
死因に付いては、差支えがある場合には省いても構いません。

3)故人の思い出
一番印象に残っている故人の言葉や生活ぶりを紹介します。
但し、具体的な話をされたい場合でも、あまり生々しいお話は避けた方が良いでしょう。
4)厚誼へのお礼・お願い
故人が生前に受けた厚誼への感謝の気持ちと、今後の遺族に対する支援をお願いする言葉は欠かせません。
5)結び
最後に再度、会葬して頂いた事への感謝を伝えます。

2 挨拶例
〇 会葬へのお礼
私は故○○○○の長男で△△△△と申します。喪主としてひと言ご挨拶申し上げます。
本日はお忙しいところ父の葬儀にご参列くださいまして、誠にありがとうございました。
お陰様で、式を滞りなく営む事が出来ました。
〇 逝去の報告
父は二月二日午前10時二十五分、家族に看取られながら永眠致しました。
享年七十四さ歳で、死因は肺がんからの肺気腫で御座いました。
本人の希望もあり、肺がんの告知を受けて自宅で療養の日々でした。
高齢でもあり、手術や抗がん治療は行わず、酸素ボンベと痛み止めによる闘病で御座いました。
私どもの慰めは、平穏な日々を送り、実に穏やかな顔で眠りについた事で御座います。

〇 故人との思い出
晩年の父は、何事にも達観し、やさしく慈愛に満ちた目をしておりました。
私ども夫婦が、息子の進路の事で言い争いをしている時には、
”人生はこれから長い、細かい事には拘らず、本人の好きにさせてやればいい”
とつぶやく言葉を聞きました。
父親の大きさを実感させられたひと言でした。
〇 厚誼へのお礼・お願い
そんな父を温かく支えて下さったのは、ここにお集まり頂きました皆様で御座います。
長い会社生活に於けるご支援はもちろん、退職後の趣味の会の皆様、老人会の皆様にも大変お世話に成りました。
父は永眠致しましたが、遺族の者たちは、この地で変わらず皆様におすがりして生きてまいります。
今後とも、父への厚誼同様に、変わらぬご支援を賜ります様お願い申し上げます。
〇 結び
本日は、最後までお見送りいただき、父もきっと満足しておる事と思います。
父になり代わりまして、厚く御礼申し上げます。
本日は、ありがとうございました。
今回は以上です。
横浜市民の葬儀・喪主、親族代表挨拶の心得
故人を見送る儀礼といたしましては、葬儀式と告別式が御座います。
葬儀式は死者を弔う儀式で、告別式は故人とゆかりがあった人たちが最後のお別れをする儀式です。
以前は、其々個別に営まれて居り、其々の場で葬家代表が挨拶をして居りましたが、
現代の横浜では葬儀と告別式が続けて執り行われる様、変化して居ります。
従いまして、喪主の挨拶は告別式後の出棺前に会葬者に向かって行うのが一般的となりました。

1 葬家挨拶の基本形式
葬儀・告別式での葬家側の挨拶は通夜での挨拶に接していない会葬者の方も居られますので、
丁重な御礼を述べる事とします。

構成の仕方は、葬儀・告別式へ会葬して頂いた事へのお礼を中心に、
喪主あるいは親族代表である事を告げ、差支え無い範囲で死因や、闘病中、最期の様子などを簡潔に報告します。
その他、故人の生前のエピソードなどで心に残った出来事をお話しるるのも良いでしょう。
そして、故人が生前にお世話になった事えの感謝の気持ちを表し、
残された者としての心境、決意を述べて、これまでと変わらぬお付き合いと支援をお願いして、
最後に、もう一度お礼を述べて締め括ります。
尚、通夜で挨拶をされた場合は、その時と同じ内容にならぬ様、観点を変えて表現されると良いでしょう。

2 しめやかな儀式に相応しい話を
葬家側の挨拶でどうしても触れなければならない内容は、
会葬への御礼と、生前の厚誼に対する御礼、そして今後への支援のお願いなどです。

故人の思い出や闘病生活、死因などは、悲しみを呼び戻すだけならば、あえて語る必要は御座いません。
又、故人を偲ぶエピソードも、出来るだけ故人を彷彿とさせる内容にとどめたいものです。
あまりに破天荒なエピソードは、しめやかな葬儀・告別式の雰囲気を壊しかねませんので、注意が必要です。
もし、心が乱れてうまく話せない様な際には、
心を込めてお礼を述べるだけでも十分です。
今回は以上です。
横浜市民の葬儀・喪主の短い挨拶
通夜式、葬儀・告別式に於きましては、喪主として然るべき場面で然るべき挨拶をしなければ成りませんが、
他に、通夜振舞いを用意しない場合や、その他の場面でも適時挨拶をしなければ成らないケースも御座います。

1 通夜振舞いを用意しないケースでの挨拶
通夜を営むに当たりまして、事情によりましては通夜振舞いを用意しない事も御座います。
突然の永眠で通夜振舞いを用意出来なかった、弔問客が多数で事実上できなくなった、その他です。
この様な場合には、その旨を述べてひと言お詫びをされると良いでしょう。
その際、用意出来なかった理由は、特に述べる必要は御座いません。
通夜振舞いを用意しない場合は、
お清めの意味を込めて、日本酒の小瓶と折詰めなどを持ち帰りいただくのが、古くからの慣習ではあります。
弔問客を手ぶらで帰す事は、失礼にあたるとされます。

1)挨拶例
〇 弔問客への御礼
本日は、急な事にも関わらずご丁重な弔問を頂きまして、誠にありがとうございます。
故人も深く感謝している事と存じます。
本人に成り代わりまして御礼申し上げます。
〇 心境など
皆様から、私ども遺族に対しまして、たくさんの温かい励ましの言葉を頂戴致しました。
心細い思いが、どれほど癒されたかしれません。
本当にありがとうございました。
今後とも厚情を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
〇 結び
本来なら、お清めの席を用意すべきところで御座いますが、
不行き届きで準備が出来て居りません。
なにとぞ、ご容赦の程お願い申し上げます。
代わりまして、ささやかなな品ですが、用意させて頂きましたので、お持ち帰りくださいませ。
本日は、ご多用中をお運び頂きまして、ありがとうございました。

2 喪主としての短い挨拶
短い挨拶でも、基本の構成は変わりません。
短い挨拶をする場合でも、弔問へのお礼と通夜振舞いへの案内を中心にまとめる必要が御座いますので、
通常の挨拶と基本的な構成は同じです。
省略するのは、心境などを語る部分です。

1)挨拶例
皆様、お寒い中を亡き夫の為にお運び頂きまして、誠にありがとうございました。
故人も満足してくれた事と存じます。
本来ならきちんとした挨拶をさせて頂くべきところで御座いますが、
心がみだれて言葉になりません、失礼ながらどうかお許し下さい。
あちらに、お浄めの席を用意させて頂きましたので、
お召し上がりながら、故人を偲んで頂ければと存じます。
本当にありがとうございました。
今回は以上です。
横浜市民の葬儀・お清め席お開きでの挨拶(世話役代表)
現代の横浜でのご葬儀のほとんどは仏教式で営まれております。
仏式葬儀は通夜式と葬儀・告別式の二日間が主要な儀礼と成ります。
通夜式は遺族・近親者により、告別式は一般会葬者を対象として営まれのが基本ですが、
現代の横浜では昼間に営まれる告別式に参加する事が困難な一般会葬者も
通夜式のみに弔問されるケースが多くなって居ります。
特に横浜では、弔問のお客様の数が、葬儀会葬者数を上回るのが一般的となって居ります。
又、社葬などでの世話役挨拶も通夜式と葬儀・告別式後の出棺時の二回にわたり行う事が必要となって居ります。
そして、通夜式での挨拶はお清め席お開きの際にさせて頂くのが一般的で御座います。

1 お清め席での世話役代表の挨拶
世話役代表としての挨拶でわ、遺族への今後の支援をお願いします。
世話役代表としての第一の役目は、儀式の手配、進行を喪主に代わって執り行う事です。
従いまして、その挨拶では通夜を滞りなく営む事が出来た事に付いての感謝の言葉を盛り込むと、
役目に叶った自然な挨拶と成ります。
又、遺族の悲しみや、今後への不安などを思いやって、
遺族を励まし、支援をお願い頂く様、弔問客にお願いする言葉を盛り込みます。

1)挨拶例
〇 弔問客への御礼
皆様、本日はご丁寧なお悔やみを頂戴致しました上に、
こうして、故人を偲んでくださいまして、心より感謝申し上げます。
お陰様で通夜を滞りなく営む事が出来ました、
世話役代表として、遺族に成り代わりまして厚く御礼申し上げます。

〇 心境など
遺族は、気丈さを失わずに事に当たって居りますが、
家の大黒柱を喪った今後は、さまざまな困難に見舞われる事と存じます。
皆様の一層のお力添えが、遺族の大きな支えになるかと存じますので、
なにとぞ変わらぬご厚誼を賜ります様、私からもお願い申し上げます。
〇 締めの言葉
さて、夜もふけてまいりました、
後は、遺族の皆さんで故人をお守りするとの事、この辺でお開きとさせていただきます。

〇 案内
明日の葬儀・告別式は、こちらの横浜市北部斎場にて午前十時より始めさせていただきます、
お時間が宜しければ、ご会葬いただきます様、宜しくお願い申し上げます。
〇 結び
本日は、ご多忙の中を誠にありがとうございました。
今回は以上です。
横浜市民の葬儀・お清め席お開きでの挨拶(親族代表)
現代の横浜でのご葬儀のほとんどは仏教式で営まれております。
仏式葬儀は通夜式と葬儀・告別式の二日間が主要な儀礼と成ります。
通夜式は遺族・近親者により、告別式は一般会葬者を対象として営まれのが基本ですが、
現代の横浜では昼間に営まれる告別式に参加する事が困難な一般会葬者も
通夜式のみに弔問されるケースが多くなって居ります。
特に横浜では、弔問のお客様の数が、葬儀会葬者数を上回るのが一般的となって居ります。
従いまして、喪主挨拶も通夜式と葬儀・告別式後の出棺時の二回にわたり行う事が必要となって居ります。
そして、通夜式での挨拶はお清め席お開きの際にさせて頂くのが一般的で御座います。

1 通夜振舞い締めでの親族代表挨拶
通夜振舞いを締める親族代表の挨拶には、ひと言心境を表現されると良いでしょう。

表現といたしましては;
〇 皆様からいろいろと思い出話をお伺いいたしまして、
故人がどれだけ皆様からご厚誼を頂いていたか、改めて知りました。
とても良い供養になった事と存じます。
〇 故人は病床で、残される家族のことなどをあれこれと案じて居りましたが、
皆様から、親身な励ましの言葉を頂戴いたしまして、誠にありがたい事と存じて居ります。
無き兄も、どれほど安堵して居ります事かしれません。

1)挨拶例
〇 弔問客への御礼
皆様、本日は故○○○○の為にお運び頂きまして、誠にありがとうございました。
喪主の父親が高齢の為、私、故人の兄より親族を代表しましてご挨拶申し上げます。
〇 心境など
○○は豪放で快活な男で御座いました、
こうして、皆様のにぎやかなお声を聴かせて頂きまして、さぞ喜んでいる事と存じます。
弟に相応しいひと時にして下さいました。
本当にありがとうございました。
本人に代わりまして厚く御礼申し上げます。
喪主も、とても心強く感じていたようでございます。

〇 締めの言葉
お話は尽きませんが、夜もだいぶ遅くなって参りました、ご遠方の方もいらっしゃると存じますので、
このへんで、閉じさせて頂きます。
〇 結び
どうか足元にお気をつけ頂きまして、お帰り頂きます様。
本日は誠にありがとうございました。
今回は以上です。
横浜市民の葬儀・お清め席お開きでの挨拶(喪主)2
現代の横浜でのご葬儀のほとんどは仏教式で営まれております。
仏式葬儀は通夜式と葬儀・告別式の二日間が主要な儀礼と成ります。
通夜式は遺族・近親者により、告別式は一般会葬者を対象として営まれのが基本ですが、
現代の横浜では昼間に営まれる告別式に参加する事が困難な一般会葬者も
通夜式のみに弔問されるケースがほとんどとなって居ります。
従いまして、喪主挨拶も通夜式と葬儀・告別式後の出棺時の二回にわたり行う事が必要となって居ります。
そして、通夜式での挨拶はお清め席お開きの際にさせて頂くのが一般的で御座います。

1 お清め席お開きでの挨拶( 喪主)宴の冒頭で世話役の挨拶は有る場合
通夜振舞いの冒頭で世話役が挨拶した後、締めの挨拶を喪主が行う場合には、
その挨拶はなるべく簡潔にまとめる中で、心境を一言いいそえる事をお勧めします。
通夜振舞いの先立って、喪主以外の方が挨拶しているケースも御座います。
この様な場合には、喪主の挨拶は短くまとめても構いません。
但し、終了する旨を伝えるだけでは、喪主が挨拶する意味がありません。
弔問客への感謝の気持ちを心を込めて伝え、現在の心境などを一言添える様にします。

1)挨拶例
〇 弔問客への御礼
皆様、このたびは突然の事にもかかわらず、駆け付けて下さいまして、
本当にありがとうございます。
故人も、皆様にお会い出来て、どれほど喜んで居ります事かと思います。
故人に成り代わり、心から御礼申し上げる次第です。

〇 心境など
こうして、皆様と語り合っております内に、
正直なところ、少なからず動転して居りました私どもの気持ちも、落ち着いてまいりました。
皆様の温かいお心遣いに、心から感謝いたします。
〇 締めの言葉
まだまだ、皆様のご好意に甘えていたいところですが、すでに九時も過ぎようとして居ります、
あまりに、お引止めしてもご迷惑かと存じますので、
そろそろ、お開きとさせていただきます。

〇 案内
明日は午後一時より当所に於きまして葬儀・告別式を営ませて頂きます。
宜しければ、最後のお見送りをして頂ければと存じます。
〇 結び
だいぶ冷え込んでまいりました、どうかお気をつけてご帰宅下さいませ。
本日は誠にありがとうございました。
今回は以上です。
横浜市民の葬儀・お清め席お開きでの挨拶(喪主)
現代の横浜でのご葬儀のほとんどは仏教式で営まれております。
仏式葬儀は通夜式と葬儀・告別式の二日間が主要な儀礼と成ります。
通夜式は遺族・近親者により、告別式は一般会葬者を対象として営まれのが基本ですが、
現代の横浜では昼間に営まれる告別式に参加する事が困難な一般会葬者も
通夜式のみに弔問されるケースがほとんどとなって居ります。
従いまして、喪主挨拶も通夜式と葬儀・告別式後の出棺時の二回にわたり行う事が必要となって居ります。
そして、通夜式での挨拶はお清め席お開きの際にさせて頂くのが一般的で御座います。

1 お清め席お開きでの挨拶(喪主)
お通夜は遺族、近親者で営まれる事から特別のご挨拶をする必要は御座いませんでしたが、
現在の横浜では一般会葬の方々も告別式に参列されずに、通夜にのみ弔問される事から、
ご挨拶をする必要性が生まれました。

通夜に於ける挨拶のタイミングは難しいものが御座います。
特にご自宅で通夜振舞いを営まれる場合には、何処でお開きにすれば良いのか、
そのタイミングを見計らなければなりません。
しかしながら、翌日には葬儀・告別式を控えて居りますので、夜分遅くまでお引止めするのは、
お互いの為にも避けなければなりません。
通夜は午後六時頃から始まり、九時前後でお開きにするのが横浜での一般的習慣ですので、
それを目安に、時間が参りましたらご挨拶ををされるのが良いでしょう。
尚、横浜市営式場をご利用される場合は、お開きの時間は夜八時三十分前後と成ります。

1)挨拶例
〇 弔問客への御礼
皆様、本日はご多用の中、ご参集を頂きまして、本当にありがとうございました。
お陰様で、父○○の通夜を滞りなく営む事が出来ました。
〇 締めの言葉
まだまだ、皆様のお話を伺いたいところでは御座いますが、皆様お疲れのことと存じますので、
このあたりで、お開きとさせていただきます。

〇 案内
尚、葬儀・告別式は午前十時より、本日と同じこの会場で執り行いますので、
お時間がございましたら、ぜひご会葬頂きますようお願い申し上げます。
〇 結び
お足元も暗くなって居りますので、どうかお気をつけてお越しくださいませ。
本日は誠にありがとうございました。
今回は以上です。
横浜市民の葬儀・通夜式の世話役代表挨拶(友人)
現代の横浜でのご葬儀のほとんどは仏教式で営まれております。
仏式葬儀は通夜式と葬儀・告別式の二日間が主要な儀礼と成ります。
通夜式は遺族・近親者により、告別式は一般会葬者を対象として営まれのが基本ですが、
現代の横浜では昼間に営まれる告別式に参加する事が困難な一般会葬者も
通夜式のみに弔問されるケースがほとんどとなって居ります。
従いまして、喪主挨拶も通夜式と葬儀・告別式後の出棺時の二回にわたり行う事が必要となって居ります。

1 世話役代表としての友人挨拶
世話役の代表を依頼されたご友人の挨拶と致しまして、遺族への今後の支援を願う言葉が御座います。
〇 残された家族に対しまして、今後ともどうか変わらぬご厚誼をお寄せ下さいます様、お願い申し上げます。
〇 小さなお子様をはじめご遺族には、これから先、なみなみならぬご苦労があるかと存じます。
皆様には今後ともご支援、ご高配を賜りますようお願い申し上げます。
〇 皆様、ご遺族の方々に、故人の生前と同様のお付き合いを賜りますようお願い申し上げます。

1) 挨拶例
〇 弔問客への御礼
ひと言ご挨拶申し上げます。
私、故人の古くからの友人で、世話役を務めさせて頂いて居ります△△と申します。
本日は、お寒い中、故○○○○君の為にご弔問下さりまして、誠にありがとうございます。
〇 死去の報告
○○君は、かねてより入院加療中で御座いましたが、1月24日夜半に容態が急変し、翌早朝他界致しました。

〇 心境など
○○君の誠実で高潔な人柄に心酔して居りましたのは、私ばかりではないでしょう。
誠に惜しい人に先立たれてしまいました。
ご遺族のお気持ちも、察するに余りあるものが御座います。
今後は、皆様とともに、故人への恩返しのつもりで、
ご遺族との交流を深めてまいりたいと思って居ります。

〇 結び
別室にてお清めの席が整いましたので、故人をお偲び頂ければと存じます。
今回は以上です。
横浜市民の葬儀・通夜式の世話役代表挨拶(上司)
現代の横浜でのご葬儀のほとんどは仏教式で営まれております。
仏式葬儀は通夜式と葬儀・告別式の二日間が主要な儀礼と成ります。
通夜式は遺族・近親者により、告別式は一般会葬者を対象として営まれのが基本ですが、
現代の横浜では昼間に営まれる告別式に参加する事が困難な一般会葬者も
通夜式のみに弔問されるケースがほとんどとなって居ります。
従いまして、喪主挨拶も通夜式と葬儀・告別式後の出棺時の二回にわたり行う事が必要となって居ります。

1 世話役代表としての上司挨拶
世話役は遺族側の一員として、行動・挨拶を務めなければなりません。
世話役は故人やご遺族との関係のいかんに関わらず、遺族側の者と理解されております。
従いまして、故人や遺族を敬語を使用して呼称するのは誤りです。
ただ、故人や遺族を呼び捨てにするのが憚られる場合には、
”○○君”、”ご遺族”などと呼称しても、それ程不自然では御座いません。
動詞に付いても、丁寧すぎない程度の敬語表現であれば、聞く人に違和感を与える事もありません。

1)世話役代表挨拶例
〇 弔問客への御礼
皆様、本日はお忙しい中、故○○○○君の通夜にお運び下さいまして、誠にありがとうございます。
私は、世話役を務めさせて頂いて居ります、△△△△と申します。
株式会社✖✖の副社長です。

〇 死去の報告
故人が遭遇しましたこの度の事故に付きましては、皆様もご承知の事と存じます。
残念ながら、1月26日未明に息を引き取りました。
〇 心境など
私は、生命の危険を伴う行動をあえて美化したいとは考えませんが、
それでもなお、何人かの命が救う為に○○君がとっさにとつた行動は、
強い正義感と、冷静な判断力によるものと考える時、深い感慨を覚えずには居られません。
それだけに、悔しくてなりません。
まして、ご遺族の胸中はいかばかりかと存じます。

〇 結び
別室に酒肴(しゅこう)を用意してございます。
万感の思いを込めて、故人を見送りたいと存じます。
皆様、宜しくお付き合いくださいますようお願い申し上げます。
本日は、誠にありがとうございました。
今回は以上です。
横浜市民の葬儀・通夜式の親族代表挨拶(叔父)
現代の横浜でのご葬儀のほとんどは仏教式で営まれております。
仏式葬儀は通夜式と葬儀・告別式の二日間が主要な儀礼と成ります。
通夜式は遺族・近親者により、告別式は一般会葬者を対象として営まれのが基本ですが、
現代の横浜では昼間に営まれる告別式に参加する事が困難な一般会葬者も
通夜式のみに弔問されるケースがほとんどとなって居ります。
従いまして、喪主挨拶も通夜式と葬儀・告別式後の出棺時の二回にわたり行う事が必要となって居ります。

1 親族代表としての叔父の挨拶
甥御様を亡くされた叔父様が親族代表として挨拶される際に注意しなければならない言葉として
”通夜振舞い”が御座います。
通夜振舞いと呼ばれる呼称はご遺族側の内輪で使用される名称で、挨拶の中で使用してはなりません。

挨拶の中でご案内する際には;
〇 ささやかな席を用意させて頂きました。
〇 おもてなしの席を用意させて頂きました。
〇 別室に軽いお召し上がり物を用意させて頂きました。
〇 お清めの用意をさせて頂きました。
〇 茶菓の用意をしておりますので、
などの表現を用います。

1)挨拶例
〇 弔問客への御礼
皆様、本日はお忙しい中○○の為に丁重なお悔やみを頂き、本当にありがとうございました。
私は、喪主の弟、○○○○でございますが、
兄は、少々疲れが出ております様子のため、代わりましてご挨拶申し上げます。

〇 死去の報告
甥の○○は肝臓ガンを患い、入退院を繰り返して居りましたが、
懸命の治療も及ばず✖✖年間の短い命を閉じました。
海外での治療も考え、準備を進めております最中で、
間に合わす事が出来ず、残念で御座いました。
〇 心境など
目を閉じますと、彼との思い出が次々と浮かんでまいります。
後半には黄疸が出るなかでも、笑顔で勉学に励んででいた後ろ姿が忘れられません。
本当に明るく、強い子でした。
あの明るさや、強さは、皆様の温かい励ましのおかげで身に付いたものと存じます。
故人と両親に代わりまして、改めて御礼申し上げます。

〇 結び
別室に粗餐(そさん)を用意させて頂きました。
お時間が許す限り、どうか○○の傍ににいてやって下さい。
本日は、誠にありがとうございました。
今回は以上です。
横浜市民の葬儀・通夜式の親族代表挨拶(婿)
現代の横浜でのご葬儀のほとんどは仏教式で営まれております。
仏式葬儀は通夜式と葬儀・告別式の二日間が主要な儀礼と成ります。
通夜式は遺族・近親者により、告別式は一般会葬者を対象として営まれのが基本ですが、
現代の横浜では昼間に営まれる告別式に参加する事が困難な一般会葬者も
通夜式のみに弔問されるケースがほとんどとなって居ります。
従いまして、喪主挨拶も通夜式と葬儀・告別式後の出棺時の二回にわたり行う事が必要となって居ります。

1 親族代表としての婿の挨拶
義父を亡くされた婿様が親族代表としての挨拶をされる場合、
一般的には弔問客の多くは付き合いの浅い方々と成ります。
この様な場合の挨拶としましては客観性のこいお話に終始される事をお勧めします。

お婿様が喪主の代理として挨拶される際、弔問客の多くが自分を知らないケースと成ります。
そんなときには、全体的にやや客観的で、落ち着いた表現をするようにいたします。
心境を述べる事は、挨拶の重要な要素ですが、交流の無い方々の前では話が浮いてしまう事もしばしばです。
聞く人の誰もがうなずける様な故人の人柄に触れる形で簡潔にまとめます。

1)挨拶例
〇 弔問客への御礼
一言ご挨拶申し上げます。
故人の婿の○○○○と申します。
喪主であります義母も娘の家内も、看病疲れと心労が重なりまして休ませていただいて居ります。
失礼をお許しください。
本日、お寒いなかを駆け付けて頂きまして、厚く御礼申し上げます。

〇 死去の報告
義理の父にあたります○○○○は、肺がんの闘病もむなしく一月十六日午前九時十五分に永眠致しました。
享年は七十四歳でございました。
本日お越しいただいた皆様には、生前大変お世話になった事と存じます。
故人に代わりまして、心から御礼申し上げます。
〇 心境など
義父は若いころから何かと苦労をした様ですが、家族には本当にやさしい人でした。
そんな人を急に失い、悔やまれてなりません。
別室に心ばかり席を設けさせて頂きましたので、
皆様から故人の現役の頃の様子などお聞かせ頂ければと存じます。
〇 結び
尚、葬儀・告別式は明日午前十時よりこちらの横浜市北部斎場で執り行わせていただきます。
よろしくお願いいたします。
本日は誠にありがとうございました。
今回は以上です。
横浜市民の葬儀・通夜式の親族代表挨拶(姉)
現代の横浜でのご葬儀のほとんどは仏教式で営まれております。
仏式葬儀は通夜式と葬儀・告別式の二日間が主要な儀礼と成ります。
通夜式は遺族・近親者により、告別式は一般会葬者を対象として営まれのが基本ですが、
現代の横浜では昼間に営まれる告別式に参加する事が困難な一般会葬者も
通夜式のみに弔問されるケースがほとんどとなって居ります。
従いまして、喪主挨拶も通夜式と葬儀・告別式後の出棺時の二回にわたり行う事が必要となって居ります。

1 親族代表としての姉の挨拶
喪主様が事情により挨拶出来ない場合は、喪主様に代わり親族代表の方が挨拶を行います。
親族代表の方は挨拶の冒頭で喪主様が挨拶出来ない理由を簡潔に述べさせて頂きます。

喪主が挨拶出来ない理由としては;
〇 思いもよらない事で、喪主を務めます母の動揺が収まりません、
失礼ながら故人の姉で御座います、私よりご挨拶させて頂きます。
〇 本来なら、喪主を務めます父がご挨拶させて頂くべきところですが、
父はあいにく体調をこわしておりますので、私が代わりましてご挨拶させて頂きます。
〇 喪主でございます母は、何分にも高齢で御座いますので、……。
〇 喪主を務めます○○は、何分にも年少で御座いますので、
故人の姉で御座います私が代わりにご挨拶させていただきます。

1)挨拶例
〇 弔問客への御礼
皆様、本日は○○のためにご弔問下さいまして誠にありがとうございます。
私は故人の姉で○○○○と申します。
喪主であります父の体調がすぐれませんので、しつれいとは存じますが私からご挨拶申し上げます。

〇 死去の報告、心境など
皆様もご承知の通り、妹は不慮の事故により二十八歳の若い命を散らす事と成りました。
遺体が収容されるまで時間がかかりましたが、
身元の確認が出来、こうして自分の家に帰れた帰れたことがせめてもの救いでした。
○○にもこれからの人生にいろいろな夢があっただろうと考えると、不憫でなりません。
皆様にはなにくれとなく、故人が生前お世話になった事と思います。
心から御礼申し上げます。
〇 結び
別室にささやかながらお席を用意させて頂きました。
お召し上がりいただきながら、妹の霊を慰めて頂ければと存じます。
今日は、本当にありがとうございました。
今回は以上です。
横浜市民の葬儀・通夜式の親族代表挨拶(兄)
現代の横浜でのご葬儀のほとんどは仏教式で営まれております。
仏式葬儀は通夜式と葬儀・告別式の二日間が主要な儀礼と成ります。
通夜式は遺族・近親者により、告別式は一般会葬者を対象として営まれのが基本ですが、
現代の横浜では昼間に営まれる告別式に参加する事が困難な一般会葬者も
通夜式のみに弔問されるケースがほとんどとなって居ります。
従いまして、喪主挨拶も通夜式と葬儀・告別式後の出棺時の二回にわたり行う事が必要となって居ります。

1 親族代表としての兄の挨拶
喪主様が高齢であったり、幼少、あるいは特別な事情をお持ちの場合は
喪主に代わり親族の代表者が挨拶に立つ事も御座います。
この様なケースでの挨拶では、最初に喪主が挨拶出来ない理由を一言簡潔に述べます。

喪主が挨拶出来ない理由を述べる時、
憔悴しきって居りまして、とか
とても人前に立てる状態では御座いませんので、
などと必要以上に具体的に話すと、弔問客を心配させることになりますので、
軽くふれる程度にします。
又、喪主との関係が聞く人に分かるように、簡単に自己紹介すると良いでしょう。

1)挨拶例
〇 弔問客への御礼
本日はお忙しい中、弟○○の通夜にご列席頂きまして、誠にありがとうございます。
父が少々疲れて居りますので、故人の兄である私から一言ご挨拶を申し上げます。
〇 死去の報告
弟は、1月15日午前9時過ぎに横浜市民病院で息を引き取りました。
入院して一ヶ月半、行年六十二歳でした。

〇 心境など
高齢のわりにガンの進行が早かったとの事です。
ガンの告知を受けた時、
”気が若いから、ガン細胞も元気だったんだ”
と高笑いして居りました弟の顔が忘れられません。
そして弟は、出来得るかぎり身の回りの始末をやり終えて、他界致しました。
〇 結び
皆様からも、弟についていろいろお聞かせ頂ければと存じますので、
席を別室に改めまして、よろしくお願いいたします。
今回は以上です。
横浜市民の葬儀・通夜式の喪主挨拶(父2)
現代の横浜でのご葬儀のほとんどは仏教式で営まれております。
仏式葬儀は通夜式と葬儀・告別式の二日間が主要な儀礼と成ります。
通夜式は遺族・近親者により、告別式は一般会葬者を対象として営まれのが基本ですが、
現代の横浜では昼間に営まれる告別式に参加する事が困難な一般会葬者も
通夜式のみに弔問されるケースがほとんどとなって居ります。
従いまして、喪主挨拶も通夜式と葬儀・告別式後の出棺時の二回にわたり行う事が必要となって居ります。

1 ご息女を亡くされた父の挨拶
ご息女を亡くされたお父様の挨拶は、故人に対する生前の交誼への御礼が主体と成ります。
娘と生前に親しく交わって頂いた方々全てに対する感謝の気持ち。
そうした方々の温かい励ましが、ともすれば暗くなりがちな故人の心を明るくして頂いた事。
そして、先生方の親身なご指導、近所の方々やクラスメイトの方々との心温まる交流。
それらの恩情により、故人は○○年間命を燃やし続けることが出来た事。
などに対する感謝の気持ちを伝えます。

1) 挨拶例
〇 弔問客への御礼
皆様、本日はお寒い中、娘○○の通夜にお運び頂きまして、ありがとうございます。
〇 逝去の報告
娘の病気のことは、皆様ご存じの事とぞんじますが、
残念ながら、1月15日未明にその生涯を閉じました。
間もなく二十二歳の誕生日を迎えるところで御座いました。

〇 心境など
娘○○はけなげに生きた子でした。
先天性の病気にを抱えながら、いつも何かにチャレンジする意欲を失わない姿は、
看護する私どもの方が励まされていた様に思います。
病気が娘を鍛えてくれたのかもしれません。
病気のことを嘆いたら、娘にしかられる様な気さえします。
皆様のお心遣いは常に娘の心を支え続けて頂きました。
あの子は皆様との素晴らしい思い出を両手に持ちきれないほど持って、
感謝しながら旅立ったものと存じます。
本人に成り代わるまして、厚く御礼申し上げます。

〇 結び
ささやかな席では御座いますが、お召し上がりながら、故人を偲んでやって下さい。
本日は、誠にありがとうございました。
今回は以上です。
横浜市民の葬儀・通夜式の喪主挨拶(父1)
現在の横浜でのご葬儀のほとんどは仏教式で営まれております。
仏式葬儀は通夜式と葬儀・告別式の二日間が主要な儀礼となっており、
通夜式は遺族・近親者により、告別式は一般会葬者を対象として営まれのが基本ですが、
現代の横浜では昼間に営まれる告別式に参加する事が困難な一般会葬者も
通夜式のみに弔問されるケースがほとんどとなって居り、
通夜式の参列者が告別式より多数にわたるケースが一般的となりました。
従いまして、喪主挨拶も通夜式と葬儀・告別式後の出棺時の二回にわたり行う事が必要となって居ります。

1 ご子息を亡くされた父による喪主挨拶
ご子息を亡くされたご両親の挨拶では、事情によりその死因を明らかにする必要は必ずしもありません。
自殺により逝去された場合にも、大抵はその事情を弔問客は知って居りますので、
述べたくなければ、省略しても許されます。

又、身内が自殺した事を恥じる表現は不要です。
世間体が気になるかもしれませが、恥ずかしいという言う意味での表現は不要です。
但し、色々な面で周囲の方に迷惑をかけた場合には、お詫びの言葉を添える事が必要です。

1)挨拶例
〇 弔問客への御礼
本日は長男○○の為にお悔やみを頂きまして、ありがとうございます。
〇 心境など
あまりにも突然の事で。どうしてこの様な事になってしまったのか…
無念である、としか今は言いようが御座いません。
親として息子の胸中を、苦しみを、察してやる事が出来なかったのかと、悔やんでおります。
今後の私の生涯をかけて、その理由を推し量り、冥福をお祈ってやるしか御座いません。
息子と親しくお付き合い頂いた皆様方には、本人に代わりまして、心から御礼申し上げます。
同時に、皆様のかけがえのない命をどうか大切にして頂きたく、
深く深くお願い申し上げます。

〇 結び
あちらに形ばかりの席を用意させて頂きました。
クラスメートの皆様の席もございますので、息子を偲んでやって戴ければと存じます。
本日は、誠にありがとうございました。
今回は以上です。
横浜市民の葬儀・通夜式の喪主挨拶(夫)
現在の横浜でのご葬儀のほとんどは仏教式で営まれております。
仏式葬儀は通夜式と葬儀・告別式の二日間が主要な儀礼と成ります。
通夜式は遺族・近親者により、告別式は一般会葬者を対象として営まれのが基本ですが、
現代の横浜では昼間に営まれる告別式に参加する事が困難な一般会葬者も
通夜式のみに弔問されるケースがほとんどとなって居り、
通夜式の参列者が告別式より多数にわたるケースもしばしばです。
従いまして、喪主挨拶も通夜式と葬儀・告別式後の出棺時の二回にわたり行う事が必要となって居ります。

1 ご妻女が急逝されたご夫君の挨拶
不幸にしてご妻女が急逝された場合にお気持ちを表す表現と致しましては以下が御座います;
〇 不意の出来事で、いまだに信じられません。
〇 あまりにも急な事で、何もしてやる事が出来ませんでした。本当に残念です。
〇 故人が何故この様に生き急いだのか……正直なところ私自身まだ気持ちの整理がつかないで居ります。
〇 思いもよらないことで、とても現実の事とは思えません。

1)挨拶例
〇 弔問への御礼
皆様、ご多用のところご丁寧なお悔やみを頂きまして、ありがとうございました。
〇 逝去の報告
妻は、日頃より楽しんで居りましたテニスの最中に心不全を起こしまして、最寄の病院に運ばれましたが
意識を回復しないままに他界致しました。
急な事で、私も臨終には間に合いませんでした。
享年は五十七歳で御座いました。

〇 心境など
妻との別れがこんなに早く、こんな形で来るとは思っても見ないことでした。
ただ、下の子も大学を卒業して就職して居り、母としての役割も十分果たしてくれましたので、
それで良しとするほかは無いと、自分に言い聞かせて居ります。
〇 結び
皆様、粗末なものですが別室にささやかながら酒肴の席を設けさせて頂きました。
お召し上がりながら、妻を偲んで頂ければと存じます。
皆様、本日はわざわざお運び頂きまして、誠にありがとうございました。
今回は以上です。
横浜市民の葬儀・通夜式の喪主挨拶(妻)
現代の横浜でのご葬儀のほとんどは仏教式で営まれております。
仏式葬儀は通夜式と葬儀・告別式の二日間が主要な儀礼と成ります。
通夜式は遺族・近親者により、告別式は一般会葬者を対象として営まれのが基本ですが、
現代の横浜では昼間に営まれる告別式に参加する事が困難な一般会葬者も
通夜式のみに弔問されるケースがほとんどとなって居ります。
従いまして、喪主挨拶も通夜式と葬儀・告別式後の出棺時の二回にわたり行う事が必要となって居ります。

1 ご夫君を亡くされたご妻女の挨拶
働き盛りのご主人を亡くされた奥様のご挨拶としては、前向きな表現を主として行う事をお勧め致します。
働き盛りののご主人を亡くされた奥様にとって、その現実は限りなくつらいものです。
以後の生活の不安も計り知れません。
その事は弔問に訪れた方々も良く理解されて居ります。
従いまして、ご挨拶に当たりましては、その様な辛い立場を強調する表現はなるべく控えるべきです。
それよりも、今後に向けて、支援を願う事や、遺族は力を合わせて生きてゆく決意である事、
など、出来るだけ前向きな表現にお心掛け下さい。

1)挨拶例
〇 弔問客への御礼
本日は夫○○○○の通夜にお運び頂きましてありがとうございます。
〇 死去の報告
夫は1月9日の早朝、不慮の事故に遭い、四十六歳の若さで帰らぬ人と成りました。
事故の状況なども、本来はお話せべきかと思いますが、申し訳ございません、今はお許しください。

〇 心境など
先月、この様な事が御座いました。
日頃は仕事人間で家庭を振り返る事の無い夫が、急に家族で旅行をしようと言い出しました。
私どもは連休で混雑する事もあり、あまり乗り気では御座いませんでしたが、
結果としては、大変楽しい三泊四日を過ごす事が出来ました。
夫には虫の知らせでもあったのでしょうか、
最後の思い出作りをしてくれたように思えてなりません。
私も二人の子供たちも、夫が他界したことを信じる事が出来ません。
皆様のお力をお借りしながら、これからの事も考えなければなりません。
どうか、ご指導の程、よろしくお願いいたします。
〇 結び
別室にささやかながら酒肴の席を設けさせて頂きました。
どうぞ、ゆっくりお召し上がりながら、夫の霊を慰めて頂ければと存じます。
皆様、本日はは誠にありがとうございました。
今回は以上です。
横浜市民の葬儀・通夜式の喪主挨拶(子息)
現代の横浜でのご葬儀のほとんどは仏教式で営まれております。
仏式葬儀は通夜式と葬儀・告別式の二日間が主要な儀礼と成ります。
通夜式は遺族・近親者により、告別式は一般会葬者を対象として営まれのが基本ですが、
現代の横浜では昼間に営まれる告別式に参加する事が困難な一般会葬者も
通夜式のみに弔問されるケースがほとんどとなって居ります。
従いまして、喪主挨拶も通夜式と葬儀・告別式後の出棺時の二回にわたり行う事が必要となって居ります。

1 父を亡くされた子息の挨拶
通夜に於ける喪主のあいさつでは、
突然の出来事にも関わらず弔問に訪れて頂いた事への感謝の言葉が中心と成ります。
弔問に来て頂いた方々は、故人との親交厚い方々g基本ですので、生前の交誼に対するお礼の言葉を添えます。
又、自然死の場合は、闘病中に頂いたお見舞いや励ましの言葉に焦点を当てて、
感謝の気持ちを表すのも良いでしょう。

1)挨拶例
〇 弔問への御礼
本日はお忙しい中、父○○○○の通夜にお運び頂きまして誠にありがとうございます。
亡き父もさぞ満足して居る事と思います。
〇 死去の報告
父は病を得て3年、懸命の治療も及ばず1月9日に他界致しました。
まもなく八十四歳の誕生日を迎えると事でした。
闘病中は皆様からお見舞いや激励のお言葉を頂き、父も心より感謝して居りました。
改めて、御礼申し上げます。

〇 案内
尚、葬儀・告別式は、明日10時より当横浜市北部斎場に於きまして営ませて頂きますので、
お時間が御座いましたら、ご会葬頂けます様お願い申し上げます。
〇 結び
別室にささやかながら酒肴の席を設けさせて頂きました。
どうぞ、ゆっくりお召し上がりながら、父を偲ぶお話などお聞かせ頂ければと存じます。
皆様、本日はは誠にありがとうございました。
今回は以上です。
横浜市民の葬儀・通夜振舞いでの喪主挨拶
本来、通夜振舞いの席でのご挨拶は、喪主・遺族が弔問客様個別に行いますが、
昨今の横浜では、一般の方々の多くが告別式には会葬されず、通夜式のみに弔問される事から、
通夜振舞いの席でも喪主様がご挨拶されるケースも増えてまいりました。

1 通夜振舞いの席での喪主挨拶
通夜振舞いの席に於きまして喪主様がご挨拶される場合は、お礼の言葉を始めとします。
弔問へのお礼の言葉を述べる事が基本で、生前の交誼への感謝の言葉は挨拶の後ろの部分で述べます。

次に、故人様ご逝去の報告を述べます。
逝去の日時と享年を報告し、自然死の場合は死因や闘病の様子などを簡潔に述べます。
更に、喪主様の現在の心境、
故人への想い、支えて下さった方々への感謝、今後の交誼のお願いなどですが、
必要に応じ一部を省略しても構いません。
そして、葬儀、告別式の場所、日時を伝えます。
最後にお礼の言葉で締め括ります。

通夜式で行う挨拶は、告別式後の出棺時に行うご挨拶と基本的には同じですが、
通夜式は告別式ほど厳粛な儀礼では御座いませんので、それほど形式を重視する必要は御座いません。
忙しい中を駆け付けて頂いた事に対する感謝の念を簡潔にお伝えするのが良いでしょう。
故人の最期をお伝えする場合は、弔問客が耳にして辛くなる様なお話は避けて、
故人が安らかに旅立てるような話題を選びます。
ご自分の悲しみを煽る様な言動は避けます。
以上を加味して、ご挨拶を纏め、原稿にしておく事をお勧めします。

2 通夜式、喪主挨拶(例)
本日はお忙し中を、父○○○○の通夜にお運びくださりまして、ありがとうございます。
生前に父が賜りました数々のご厚誼に対しましても、本人に成り代わり心より御礼申し上げます。
父は、昨日の午前10時35分に、肺臓のガンのため県立がんセンターに於きまして他界致しました。
享年は84歳で御座いました。

父の闘病生活は、正直を申して、決っして楽なものではありませんでした。
しかし、病院での適切な緩和ケアのおかげをもちまして、苦痛に苦しむことも無く逝く事が出来ました。
それが私どもにとりまして、せめてもの救いと成りました。
父が穏やかな最期を迎える事が出来ましたのは、皆様からの温かいお励ましを頂いたお陰と存じます。
改めまして皆様に感謝申し上げますと共に、今後とも変わらぬご支援を賜ります様お願い申し上げます。
尚、葬儀・告別式は明日1月12日午前10時より横浜市北部斎場にて営む事になって居りますので、
ご都合が宜しければ、ご会葬下さいます様、宜しくお願い申し上げます。
それでは、ささやかながら酒食を用意させて頂きましたので、故人を偲びながらお召し上がり頂ければと存じます。
本日は誠にありがとうございました。
今回は以上です。
横浜市民の葬儀・通夜での挨拶の心得
仏教式ご葬儀での通夜式はご遺族、近親者が夜を通して故人様との別れを惜しむ儀礼ですあり、
知人・友人のお別れは葬儀・告別式で営まれるべき、とされます。
しかしながら、現代の横浜では昼間に営まれる葬儀・告別式に参列する事が困難な会葬者は、
夜間に営まれる通夜式にのみ弔問される習慣が一般的となりつつあります。
従いまして、近親者のみであれば必要のない、喪主様のご挨拶が通夜式でも必要とされる事と成りました。

1 通夜式での喪主様ご挨拶
通夜は本来、近親者と極く近しいご友人とで営まれるもので、
それ以外の友人・知人の方々は葬儀・告別式に参列されるのが慣習でした。
その為、通夜の席で喪主様がご挨拶されるケースは一般的にはありませんでした。
しかし、現代の横浜では、日取りや時間の都合で葬儀に参列できない方や、仕事関係の方々は、
通夜に弔問して香をたむける事が多くなって居ります。
この様な事情から、通夜でも喪主様のご挨拶が必要とされるケースが増えて居ります。
喪主様のご挨拶は、通夜振舞いに先立って行う場合と、お開きに合わせて行う場合とが御座います。
又、喪主様が最初に謝辞を述べて、世話役代表がお開きの締めでご挨拶というケースも御座います。
いずれの方法をとるかは、通夜式の次第により異なりますので、葬儀社担当者とのご相談をお勧めします。
尚、一般の弔問客が、読経中に順次焼香をして通夜振舞いの席に流れる形態では、ご挨拶はあえて行いません。

1)通夜での謝辞
喪主様が行う通夜での謝辞は、以下の構成でお考え頂くと良いでしょう;
① 感謝の言葉
弔問に来ていただいた事への御礼。
故人が生前にお世話になった事への御礼。
② 死去の報告
何時、何処で、どの様に逝去したか、享年何歳だったか、などを簡潔に説明。
但し、これは自然死の場合で、事故死など特別な場合は不要と成ります。
③ 葬儀・告別式のご案内
通夜振舞いが用意されている場合は、その旨をお伝えし、
葬儀・告別式の場所、日時をご報告。
以上の他に、故人様の人柄をしのばせる言葉や、日頃の生活ぶりを織り込んだり、
遺族に対する今後の支援を願う言葉を加えても良いでしょう。
但し、どの様なスピーチにも言える事ですが、だらだらと長いお話は禁物です。
聞く人の心に残る、味わい深い挨拶は、キーワードを含め、要領よく、短くまとめる事が大切です。
今回は以上です。
横浜市民の葬儀・世話役、お手伝いへの応対
ご葬儀を営むに当たりましては、ご遺族様はもとより周りの方々のご協力を頂かねばなりません。
ご葬儀の現場を取り仕切る世話役、現場の実務をお願いするお手伝いの方々です。

1 お手伝いの申し出でを受けた時
ご葬儀に於きまして、親しい方からお手伝いの申し出でを頂いたときには、
その必要がある場合には有難くそのご好意をお受けします。
そして、ご葬儀全体を取り仕切る世話役様を紹介して、必要なお手伝いの内容を決めて頂きます。
世話役を通さずに決めごとをしますと、混乱の元となる事が御座います。

1)お手伝いの申し出でに対する応対
〇 どうもありがとうございます。大変助かります。宜しくお願い致します。
〇 どうもありがとう。突然の事で頭が混乱して居りますが、お言葉に甘えさせて頂きます。
〇 ありがとうございます。ただ、身内の者が何人も居りますので、お気持ちだけ有難く頂戴致します。
〇 恐れ入ります。今のところ大丈夫ですが、通夜の後のお浄めの席で手が足りなくなるかもしれませんので、
その時はお声がけ致しますので宜しくお願い致します。

2 世話役への心配り
世話役をお願いする方には、葬儀全般にわたって面倒をお掛けする事と成ります。
出来るだけ世話役が動きやすくなる様、以下の点に注意します;
〇 葬儀の前に、葬儀社の担当を交えてしっかりと事前打合せを行う。
〇 人手不足に落ちいらぬ様、人手は多めに配慮する。
〇 一度依頼したら、あれこれ口を挟まず、全てを一任する。

1)世話役への感謝の言葉
〇 葬儀前
ー御手数をお掛け致します。快くお引き受け頂きまして誠にありがとうございます。
ー面倒なお役を御申し出で頂きまして本当に助かります、万事宜しくお願い致します。
〇 合間に
ーお陰様で滞りなく進んでおります、誠にありがとうございます。
ー本当に助かって居ります。心強く存じます。
〇 通夜の後
ー本日はお陰様で滞り無くすますことが出来ました。ありがとうございました。
ーお力添えを頂き、誠にありがとうございました。お陰様で滞りなく営む事が出来ました。
お疲れの事とは存じますが、明日の葬儀も宜しくお願い致します。
今回は以上です。
横浜市民の葬儀・ご遺族の対応(対面のお勧め、代理弔問への応対)
通夜、葬儀では、故人様及びご遺族様との各種関係をお持ちの方々が弔問・会葬にお出で頂きます。
その方々への対応は然るべく見合った応対が期待されます。
特に故人様との関係深いかたには、故人様との面会をおすすめするのが良いでしょう。
又、代理で弔問にお越しいただいた方にも然るべき応対をしなければなりません。

1 故人様との対面をお勧め
故人様の血縁の方はもちろん、生前、親交の深かった弔問客には、故人様との面会をお勧めするのが礼儀です。
そして、故人様との面会に当たりましては、
弔問客自らが故人様のお顔を覆う白布を取り外す事は許されて居りませんので
面会をお勧めしたご遺族様の手で白布をはずして差し上げます。
白布をを持ち上げる際にはお顔の下側(あご側)から三分の二ほど持ち上げて、面会して頂きます。
面会が終わりましたら、白布を元に戻し、
改めて弔問客にお礼の気持ちをお伝えします。

1)対面をお勧めする挨拶
〇 丁重なお悔やみを頂き誠にありがとうございます。
病気療養中には何度もお見舞いを頂きまして、本人もどれだけ慰められましたことか…。
寝顔にもそれがあらわれております様な気がいたします。
よろしければ、一目会ってやって下さい。
〇 早々とご弔問を頂き誠にありがとうございます。
あなたさまのお顔を拝見して、少し心が落ち着きました。
本人もきっと喜んでいるかと思います、一目だけでもお会い頂けますか?
〇 お忙しい中、お越し頂きまして、ありがとうございます。
昨日の早朝、突然の事でしたので、私どももそうですが、本人も残念だったと思います。
一目お会い頂いて、お慰めいただけますか。
〇 遠いところをお駆け付け頂き、本当にありがとうございます。
本人も喜ぶかと思いますので、早速会ってやって下さい。

2 代理の弔問客への挨拶
何方かの代理で弔問にお越しいただいた方への応対では、代理の方が報告しやすい表現を心がけて応対します。
代理で来られた弔問客は、先方に弔問の状況を報告しなければなりません。
弔問されるはずだった方との関係や、代理を送らざるを得なかった事情を考え合わせながら、
代理の方へ伝言を託すような答え方を心がけると良いでしょう。
とおりいっぺんの言葉だけでは、代理の方がどう報告してよいか、困惑しかねません。

1)代理弔問の方へのご挨拶
〇 本日は丁重なお悔やみを頂き、誠にありがとうございます。
○○様にはくれぐれもよろしくお伝えくださいませ。
〇 本日はありがとうございます。
○○様には生前大変お世話になりました。
本人に代わりまして心から御礼申し上げます。
〇 わざわざご足労いただきまして、ありがとうございます。
最期は眠る様に逝きましたので、それがせめてもの救いと存じて居ります。
その旨、○○様にもお伝えください。
今回は以上です。
横浜市民の葬儀・遺族の返礼の言葉(故人様・ご遺族の友人)
通夜・葬儀を主宰する喪主様、そしてご遺族様は弔問のお客様、葬儀会葬のお客様に
然るべき返礼のご挨拶をされる事と成りますが。
もし可能であれば、故人様との関係、ご遺族との関係を認識した上で、的確な挨拶の言葉を選択頂きます。

1 故人様のご友人への挨拶
故人様ご逝去の報に接する親交深いご友人の悲しみはひとかたならぬものが御座います。
ご遺族とご友人の悲しみの質は必ずしも同じ悲しみでは御座いませんが、同様に深いものが御座います。
従いまして、”心を共にする”という心ずもりで、誠意を持つた応対を心がけます。
そして、親交の深かった方には、故人様の状況を少し詳しくお伝えする事を考慮して応対されると良いでしょう。
入院中や臨終の様子は、一般の弔問客にお話する必要は御座いませんが、
故人様との親交深いご友人には、手短に伝える配慮をしても良いでしょう。

1)故人様のご友人への挨拶(例)
〇 ○○様、本日はわざわざお越し頂きありがとうございます。
故人の生前にはいろいろとお世話になりました。
改めて御礼申し上げます。
〇 このような事になってしまいましたが、
あまり苦しまずに逝きましたのがせめてもの救いだと思って居ります。
本日は誠にありがとうございます。
〇 本日は誠にありがとうございました。
それなりに覚悟はしておりましたが……。
入院中は、何度もお見舞い頂きまして、お心ずかい頂き、改めてお礼申し上げます。

2 ご遺族の友人への挨拶
ご遺族の友人への応対は、多少の甘えは許されますが、限度を心得て応対します。
弔問は故人様への弔意を表すために行われますが、
ご遺族の友人や遠い親戚の方々の場合は、ご遺族を慰め励ます気持ち強く有ります。
ご遺族はこんな気持ちに多少は甘えて、表向きには出来ない心情の吐露をしても許されます。
ただし、取り乱す程の素直さは許されません。

1)ご遺族の友人への挨拶(例)
〇 早々と駆け付けて下さって、本当にありがとう。
急な事で、気持ちの整理が出来ないでいましたが、あなたのお顔を見て少し落ち着きました。
〇 遠くから、どうもありがとう、突然の事で驚いたでしょう、
私も、まだ信じられなくて、頭の中が混乱してます。
〇 すぐに来て下さって本当にありがとう。
正直なところ、まだ悪い夢の中に入る様で…。
甘えるようですが、いろいろと力になって下さい。
今回は以上です。
横浜市民の葬儀・遺族の返礼の言葉
故人様のご遺族の方は弔問に訪れて頂いた方々にたいして、然るべき返礼の挨拶をして頂きます。

1 通夜ぶるまいでの返礼の言葉
通夜に駆け付けて頂いた弔問のお客様は、故人様との関係が深かった方ですので、
ご遺族の方々は誠意を持って対応されるのが良いでしょう。
通夜ぶるまいの席をもうけた場合には、喪主様を中心としたご葬家の皆様は
飲食中の弔問の方々の間を回って、簡潔で丁重な返礼の挨拶をされるのが慣例となって居ります。

1)返礼の言葉
〇 本日は丁重(ていちょう)なお悔やみを頂き、ありがとうございます。
〇 お忙しい中をわざわざお越し下さいまして、ありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。
〇 早々におはこびいただきまして、本当にありがとうございます。
あなたにお越しいただきまして、心強い限りです。
〇 遠路えおわざわざお越しいただきまして、ありがとうございます。
故人も心から感謝していることと存じます。
本日はお時間の許すかぎりお付き合いくださいませ。

2 故人様の仕事関係の方えの挨拶
故人様の仕事関係の弔問客に対するご挨拶は、立場関係に応じた言葉で出来るのがベストです。
一言に仕事関係と言いましても、故人様との関係は、
仕事場での上司、同僚、部下、あるいは取引先と、多岐にわたります。
従いまして、その関係をふまえた言葉を選んでご挨拶したいものです。
尚、関係が不確かな場合でのご挨拶は下記一番目のような一般的な言葉をご使用いただくと良いでしょう。

1)仕事関係者へのご挨拶
〇 本日はありがとうございます。
父(故人)が生前お世話になった事と存じます、
故人に代わりまして厚く御礼申し上げます。
〇 本日はお忙しい中お運び頂きまして、ありがとうございます。
〇 本日はご多用中のところおこし頂きまして、誠にありがとうございます。
父(故人)が生前にはお世話に成りました。
〇 丁重なおくやみをちょうだいし、本当にありがとうございます。
部長様にお越し頂いて、○○(故人)もさぞ感謝していることと存じます。
〇 本日はお忙しい中を、○○部の皆様にお運びいただきまして、本当にありがとうございます。
故人もどんなにか喜んでいる事と存じます。私からも御礼申し上げます。
今回は以上です。
横浜市民の葬儀・弔問に際しての心の準備
友人・知人の方の訃報を受けましたら、万事繰り合わせて通夜に弔問するのがマナーです。
そして、弔問に際して故人様ご遺体との対面、通夜式途中での退席など、
式次第とは異なる対応をせざるを得ない場合には然るべき心の準備と作法のマナーに留意しなければなりません。

1 故人様との対面
故人様のご遺体との対面は弔問客側から申し出るのはマナー違反です。
故人様との対面が許されるのは、ご遺族から対面を勧められた時のみです。
どんなに親しい間柄でも対面希望の申し出は控えましょう。
そして、対面する際に、故人様のお顔を覆う白布はご遺族がはずしてくれるのを待ちます。
弔問客自身で扱ってな成りません。

1)対面を勧められた時の挨拶
〇 どうもありがとうございます。
それでは、一目お目にかかってお別れさせて頂きます。
〇 お心遣いありがとうございます。
ただ、あまり突然の事で心が乱れて居りますので、ご遠慮させて頂きます。
〇 申し訳ございません。
ご生前のお姿を心に留めておきたく存じますので、
お心遣いだけ頂かして頂きます。

2)対面を終えた後の挨拶
〇 安らかなお顔でした、どうもありがとうございました。
〇 まるで眠っているような、いいお顔で御座いますね、ありがとうございました。

2 通夜での途中退席
通夜を途中退席する際にはタイミングを見計らって退席する事が大切です。
読経の途中では席を立たない様にします。
又、先様に一言挨拶して途中退席しますが、必ずしも喪主様に直接挨拶する必要は御座いません。
状況に合わせて、ご葬家側の何方かに伝えればよいでしょう。
尚、途中退席のご挨拶に、その理由を述べる必要は御座いません。
挨拶は短く簡潔に伝え、目立たない様退席します。

1)途中退席でのご挨拶
〇 本日はやむおえない事情が御座いまして、ここで失礼させて頂きます。
〇 本日は所用が御座いまして、お先に失礼させて頂きます。
どうぞ、お力落としの御座いませんよう。
〇 申し訳ございませんが、本日はこれで失礼させて頂きます。
明日のご葬儀には改めてお別れにまいります。
もう一度、ご焼香をさせて頂いてもよろしいでしょうか?
今回は以上です。
横浜市民の葬儀・弔問代理出席・お手伝い
知人・友人ご逝去の報に接して、通夜弔問に駆け付ける習俗は日本社会の美徳ですが、
万やむおえず臨席がかなわな場合には代理の方にお願いする場合も御座います。
代理で出席される場合には然るべきマナーを守って臨席しなければなりません。
又、通夜・葬儀のお手伝いを申し出る時にも然るべき挨拶をした後にお手伝いされると良いでしょう。

1 代理で出席する際のマナー
然るべき方からの依頼を受けて通夜・葬儀に臨席される場合には、まず受付での自己紹介が大切です。
自己紹介では、必ず弔問予定の方との関係も簡潔にお伝えします。
更に、代理人は代理の理由を簡潔にお伝えします。
又、通夜は代理人が出席し、葬儀・告別式には本人が出席する場合には、その旨をを言い添えます。
尚、受付で記帳する際には、本人の名前を記載し、その下に小さく(代)と書き添えてください。

2 代理出席の際の挨拶
〇 この度は、誠にご愁傷(しゅうしょう)さまで御座います。
私は会社で横浜部長(故人)にお世話になっておりました港北太郎の妻梅子と申します。
本人は生憎と出張のため、わたくしが代わりに参りました。
本人戻り次第、焼香に参らせて頂きますが、本日のところはお許し下さいませ。
〇 この度は、誠にご愁傷(しゅうしょう)さまで御座います。
わたくし、横浜株式会社営業課長の港北と申します。
当社社長、ただいま海外出張のため、代わりまして小生(しょうせい)参上(さんじょう)させて頂きました。
社長は帰国後、改めまして焼香に上がらせて頂きたい、との事です。
〇 初めてお目にかかります。
私、短歌会で横浜先生(故人)にご指導いただいて居ります、港北梅子の息子で次郎と申します。
母の体調がすぐれませんので、代わりまして私が伺わせて頂きました。
このたびのこと、心からお悔やみ申し上げます。

3 通夜・葬儀お手伝いのマナー
通夜・葬儀のお手伝いは、喪主様のご了解の下、ご遺族の指示に従って行います。
お手伝いを申し出る立場の方は、故人様かご遺族とごく親しい間柄の方が一般的です。
ご遺族から”お願いします”と言われましたら、世話人の指示に従って、過不足なく働きます。
その間、自分勝手な行動は控えます。
すでに、手が足りて居ります、と断られた場合には素直にそれに従います。
お断り頂いた際には、もし手が足りなくなる様でしたら、何時でもご遠慮なく、と申し添えます。

4 通夜・葬儀お手伝いの申し出
〇 このたびは、まことにに残念な事となりまして、心からお悔やみ申し上げます。
何かお手伝いをさせて頂く事があればとおもいますので、ななりとお申し付けくださいませ。
〇 このたびは誠にご愁傷様で御座います。
お慰めの言葉も御座いません。
生前、奥様(故人)には大変お世話になって居りましたので、せめてお手伝いでもさせて頂ければと存じます。
〇 このたびのご不幸誠に残念で御座います。
心からお悔やみ申し上げます。
妻も間もなく参りますので、ご迷惑でなければ何でもお手伝いさせて頂きますので、お申し付けくださいませ。
今回は以上です。
横浜市民の葬儀・早逝でのお悔やみの言葉
身近の方の訃報に接する事は大変悲しいことですが、特に早逝(そうせい)の訃報は特別なものが御座います。
故人様が若くして亡くなられた場合や、お子様だったケースでは、
弔問の仕方はもちろん、お悔やみの言葉にも特別な配慮が必要と成ります。

1 早逝された方への弔問
早逝された故人様のご遺族弔問に当たりましては、死因に関わる発言は控えるべきです。
老衰死の場合を除き、故人様が何故死んだのかは気になるところでは御座います。
その死が若くしての場合は一層です。
しかしながら、弔問に際してご遺族様からの説明は別として、弔問客がそれを尋ねるのは避けねばなりません。
早すぎる死を憐れむ表現もいけません。
お悔やみは、ご遺族を慰め、励ます、言葉を中心とします。

故人様が年少のお子様の場合の弔問には、お子様の同伴は出来るだけ避けた方がよいでしょう。
一般的なマナーとして、通夜、葬儀の場には年齢の小さなお子様は同伴致しませんが、
特にこのケースでは、ご遺族の心情を考えて、同年代のお子様を目に触れぬ様気使うべきです。

2 早すぎるご逝去での弔問の言葉(例)
〇 まだ働き盛りのお年で、突然この様な事になり、申し上げる言葉も御座いません。
驚きが先に立ち、まだ信じられない思いです。
心よりお悔やみ申し上げます。
〇 まさにこれからという時に、この様な事になり、本当に残念です。
お辛いとはおもいますが、お力落としの御座いません様に……。
〇 奥様が入院されたとうかがっておりましたが、こんな事になってしまうなて……。
さぞご無念でしょうが、小さなお子様の為にも、お気をしっかりとお持ちいただきます様。

3 年少のお子様ご逝去でのお悔やみの言葉(例)
〇 このたびは、残念なことにになってしまって、おつらいでしょうなね、
○○ちゃんは、あんなに元気に幼稚園に通っておりましたのに。
〇 ○○君が交通事故にあってしまうなんて、なんと申し上げてよいか、
どうか、お気をしっかりお持ちいただきまして…。
〇 このたびはは本当に残念で御座います。
お嬢様の看病を懸命にされて居られましたのに、ご無念とは存じますが、
出来る庫とは全てなさったのですから、あまりご自分をお責めになりませぬ様。
〇 成績も優秀でご自慢のご子息が、こんな事になってしまうなんて…。
心よりお悔やみ申し上げます。
〇 突然のお知らせで、まだ信じられない思いです。
お力落としのこととは思いますが、○○ちゃん(故人様)が心配しませんよう、
今はなんとかお気持ちを強くお持ちになりませんと…。
今回は以上です。
横浜市民の葬儀・事故・突然死でのお悔やみ
如何なる場合でも、親しい方のご逝去の知らせは悲しい知らせですが、
特に事故などでの突然の死を聞く時の悲しみは一層のものが御座います。
ご遺族に接する際にも、然るべきお悔やみの言葉が必要と成ります。

1 事故・突然死での弔問
事故・突然死に於けるご家族様のお気持ちは極めて大きなショックを受けた状態に御座います。
ご遺族の心情は計り知れないものが御座います。
弔問をするに当たりましても、何よりもその事に配慮し、胸中を察する心使いが必要と成ります。
お悔やみの言葉を述べる時も、その心使いを簡潔に表現するようにします。

又、病気で急逝された時などは、他界するまでの経緯や臨終の様子など気になるところではありますが、
喪主様を独り占めして、根掘り葉掘り尋ねる事は慎むべきです。
ご遺族の悲しみを煽る様な言動や、長話につながる話題を持ち出してはいけません。

2 事故死、急逝でのお悔やみの言葉(例)
〇 突然のことで、半信半疑の思いで駆け付けました。
私も悔しくてなりません、心からお悔やみ申し上げます。
〇 まさかこんな事になるなんて、とても信じらない事です。
お気持ちをお察し致します。
〇 思いがけない事故で、残念なことです。
お力落としにならぬよう、お気持ちを強くお持ちください。
〇 このたびは本当に災難でございました、
皆様の胸中を思いますと、申し上げる言葉も御座いません。
〇 急な知らせで、何と申し上げたらよいか分かりません。
どうか、お気をしっかりとお持ち下さい。

3 病死でのお悔やみの言葉(例)
〇 ご体調が芳しく(かんばしく)ないと伺っておりましたが、こんなに急に逝かれるとは……
心からお悔やみ申し上げます。
〇 先日お見舞いに伺わせていただいたときは笑顔を見せて居られましたので、
ご回復を信じて居りましたのに、本当に残念です。
どうかお力落としの御座いませんように。
〇 このたびは誠にご愁傷様で御座います。
お元気な方でしたので、入院とおうかがいしても、あまり心配しておりませんでした、
考えが及ばず、申し訳けありません。
〇 あんなに懸命に介護されていましたのに、ご無念でしょう、
どうか、お力落としの御座いませんように。
〇 長い間、大変でしたね、穏やかなお顔で逝かれたとお伺いして、少し気が楽になりました。
心からお悔やみ申し上げます。
今回は以上です。
横浜市民の葬儀・通夜でのお悔やみの言葉
親しいご友人の訃報を受け取りましたら、通夜に合わせて弔問に駆け付ける事と成ります。
弔問に当たりましては、簡潔に心を込めた、お悔やみの言葉をご用意頂きます。

1 通夜への弔問
現代の横浜では、通夜式でも喪服を着用して弔問される方が一般的となっておりますが、
通夜には取るものも取り敢えず駆け付ける事から、着用される衣服は平服で構いません。
但し、目立つ衣服は避けて、紺色を主体とした控え目な服装とします。
通夜式の式場に到着致しましたら、まず受付で一言お悔やみの言葉を述べて、住所・氏名を記帳します。
又、通夜式を終えた後、通夜振舞いの席でご葬家の方と顔を合わせましたら、
簡潔で心の籠ったお悔やみの言葉を述べるのがマナーと成ります。

2 お悔やみの言葉(例)
〇 このたびは、まことにご愁傷(しゅうしょう)様です。心からお悔やみ申し上げます。
〇 急なお知らせをいただき、本当に驚きました。心よりお悔やみ申し上げます。
〇 このたびは、おもいがけないことでさぞお力落としことでしょう。お慰(なぐさめ)めの言葉も御座いません。
〇 取るものも取り合えずうかがいました。いまだに信じられません。
どうかお気をしっかりとお持ちなって下さい。

〇 悲しいお知らせを頂いて、大変驚きました。
奥様の胸中、お察し致します。心よりお悔やみ申し上げます。
〇 まさかと思いながらまいりました、残念でなりません。
残されたお子様の為にも、お力落としの御座いませんよう………
(お子様に変わり、お母様などショックをうけて居られる方が入ります)
今回は以上です。