葬儀 横浜市戸塚斎場

 今回は葬儀 横浜市戸塚斎場に付いて書かせて頂きました。

 

 横浜市戸塚斎場は 横浜市民の為の葬儀式場の一つで 横浜市戸塚区鳥が丘に位置する、横浜市営地下鉄線 踊場駅より徒歩で15分の斎場です。又 ぺットのご火葬は この戸塚斎場でのみ可能となって居ります。

 

 横浜市戸塚斎場は戸塚区鳥が丘に位置する横浜市営の斎場で、葬儀式場と火葬場が併設され、ぺットの火葬も可能な、駐車場の完備された、大変 便利な葬儀式場で、宗旨・宗派に係わらずご利用が可能な斎場です。又 火葬場は隣接されて居り 式場からの移動は徒歩が可能で、マイクロバス等を必要と致しません。

 横浜市戸塚斎場への来場に当たりましては 横浜市営地下鉄線踊場駅より徒歩で15分、JR線戸塚駅から路線バス利用であれば 西口バスセンターより“戸79;弥生台駅行き”に乗車し戸塚斎場前で下車(所要時間10分前後)、 タクシ−利用であれば所要10分(料金1200円前後)で来場頂けます。お車で来場の場合は 横浜新道を藤沢方面に向かい、戸塚駅入り口・矢沢立体(IC)を右折して約5分となります。

 遠方よりご参列の方々には最寄の宿泊施設として、戸塚駅前西口に“相鉄フレッサイン横浜戸塚”が御座います。相鉄フレッサイン横浜戸塚は斎場までタクシ−で10分(料金1200円前後)の距離にあるご利用し易い宿泊設備です。ご利用料金は シングルルーム 6750円からとなります。ご予約はインターネット予約利用が割安となります。

 横浜市戸塚斎場は小高い丘の上に建設されて居り、坂道を登って正門に立ちますと、正面手前が駐車場、正面奥に火葬場の、右手に式場の建物が御座います。葬儀式場は二階建てで 1Fに1式場、2Fに1式場、計2式場があり、いずれも式場も 受付・待合せロビー・お清め室 式場 親族控室 宗教家控室 トイレが配置されて居り、席数100席 300名程度のご葬儀を執り行う事が可能となって居ります。通夜仮眠は5名様程度までは可能です。但し 横浜市消防条例により夜9時以降の火気使用は不可となって居りますので 灯明・線香は9時で消灯しなければ成りません。

 

 横浜市戸塚斎場の利用料金は 故人様が横浜市民の場合は 式場利用(2日間)5万円、火葬炉利用 1万2千円、火葬時の控室利用 5千円 と大変廉価でご利用頂けます。

 

戸塚斎場は古くから横浜市民に利用されている火葬場であり、ぺットの火葬は戸塚斎場でのみ可能となって居ります。。

 

   今回は以上です。

 

葬儀 横浜市南部斎場

 今回は葬儀 横浜市南部斎場に付いて書かせて頂きました。

 

 横浜市民の方々の為の 葬儀式場は横浜市営式場として三ヶ所御座いますが、金沢区内に位置する 横浜市南部斎場は 最寄駅である 京浜急行電鉄 金沢八景駅よりはタクシーで約20分と、電車で来られる参列者の方には少々 不便ですが、横浜横須賀道路の朝比奈インターに隣接して居り、お車で来場の方には大変便利な葬儀式場です。

 

 横浜市南部斎場は金沢区みず木町1番地に位置する横浜市営の斎場で、葬儀式場と火葬場が併設され、大駐車場を備えた大変 便利な葬儀式場で、宗旨・宗派に係わらずご利用が可能な斎場です。又 火葬場は隣接して居り 式場から火葬炉前への移動は徒歩が可能で、マイクロバス等を必要と致しません。

 来場に当たりましては 京浜急行線金沢八景駅(特急停車駅)より タクシ−利用で約20分(料金2000円前後)で来場頂けます。路線バスご利用の場合は同じく金沢八景駅より神奈川中央交通の大船駅行、庄戸行、上郷ネオポリス行にお乗り頂き 隧道東口で下車(所要時間約20分)後、斎場まで徒歩10分です。尚 斎場までの徒歩10分間は急な登り坂となりますので お気を附け下さい。お車で来場の場合は 大変便利で横浜−横須賀高速道路朝比奈インター出口前となります。


 又 遠方よりご参列の方々には最寄の宿泊施設として、“上郷・森の家”が御座います。上郷・森の家は斎場よりタクシ−で5分(料金1000円)の距離にあるご利用し易い公営の宿泊設備です。ご利用料金は 2名利用で 6500円(朝食付き)/人(税込)からとなります。金沢八景駅周辺のホテルと致しましては“横浜テクノタワーホテル”が御座います。ご利用料金はシングルルーム 8500円税込/人でご利用頂けます。斎場まではタクシ−で3000円前後となります。


 南部斎場はトンネルを潜り正門を入りますと、正面左手に火葬場・式場の建物が御座います、この前を通り建物奥には駐車場が配置されて居ります。葬儀式場は1Fに1式場、2Fに1式場、計2式場があり、いずれも式場も 受付・待合せロビー 式場 お清め室 親族控室 宗教家控室 トイレが配置されて居り、席数100席 300名程度のご葬儀を執り行う事が可能となって居ります。通夜仮眠は5名様程度までは可能です。但し 横浜市消防条例により夜9時以降の火気使用は不可となって居りますので 灯明・線香は9時で消灯しなければ成りません。

 

 横浜市南部斎場の利用料は 故人様が横浜市民であれば 式場利用料(2日間)5万円、火葬炉利用料 1万2千円、火葬時の控室利用料 5千円と非常に廉価な費用でご利用頂けます。

 

 南部斎場はインター出口に隣接し、深い緑地の中に造られた静かな斎場で 駐車場も大きく取られ居り、お車でご来場頂く方々よりは好評を頂く式場で御座います。  

 

   今回は以上です。

葬儀 横浜市北部斎場

 今回は葬儀 横浜市北部斎場に付いて書かせて頂きました。

 

 横浜市が運営する市民の為の葬儀式場と致しましては 北部、南部、戸塚と三っの斎場が御座いますが、横浜市緑区に位置する横浜市北部斎場は 東名高速道路 横浜インターに隣接し、火葬場が併設された大変便利な斎場です。

 

横浜市北部斎場は緑区長津田町に位置する横浜市営の斎場で、葬儀式場と火葬場が併設され、大駐車場を備えた大変 便利な葬儀式場で、宗旨・宗派に係わらずご利用が可能な斎場です。又 火葬場への移動は徒歩が可能で、マイクロバス等を必要と致しません。

 来場に当たりましては JR横浜線十日市場駅より横浜市営バス55系統に乗車して頂き北部斎場前で下車(所要10分)の後 徒歩で10分となります。又 タクシ−をご利用の場合はJR横浜線長津田駅南口より約8分(料金1300円前後)で来場頂けます。お車で来場の場合は 東名高速横浜インターより10分の距離となります。

 遠方よりご参列の方々には最寄のホテルとして、“東京 湯河原温泉 万葉の湯”が御座います。万葉の湯は東名高速横浜インター前に位置する温泉ホテルで JR横浜線・小田急線 町田駅よりシャトルバスが運行されて交通の便も良く、北部斎場まではタクシーで10分(料金1300円前後)とご利用しやすい宿泊設備です。ご利用料金は 洋室ツイン 2名利用で 10400円/人(税込)からとなります。

 北部斎場は正門を入りますと直ぐにトンネルとなり、トンネルを抜けると前に駐車場、正面奥に火葬場、右手に式場の建物が配置されて居ります。葬儀式場は4式場あり、いずれもの式場も 受付・待合せロビー 式場 お清め室 親族控室 宗教家控室 シャワー室 トイレが配置されて居り、席数100席 300名程度のご葬儀を執り行う事が可能となって居ります。通夜仮眠は10名様程度までは可能です。但し 横浜市消防条例により夜9時以降の火気使用は不可となって居りますので 灯明・線香は9時で消灯しなければ成りません。

 

 横浜市北部斎場の利用料は 故人様が横浜市民であれば 式場(2日間)8万円、火葬炉 1万2千円、火葬時の控室 5千円でご利用頂けます。

 北部斎場は建物も比較的新しく 駐車場も大きく取られ居り、ご利用頂いた方々よりは好評を頂く式場で御座います。

 

   今回は以上です。  

葬儀 死亡届書

 今回は葬儀 死亡届書に付いて書かせて頂きました。

 

 死亡届書(しぼうとどけしょ)とは 一般には死亡届と呼ばれる書類で、故人様の本籍地、死亡地、若しくは 届け出人の現住所の市町村・特別区役所に提出する書類です。死亡届書が受理されると、故人様の戸籍が抹消され、住民票に死亡が記載されます。死亡届書は 届け出人が故人様の死の事実を知ってから7日以内に該当役所に提出しなければ成りません。死亡届書を申請し、受理されると 火埋葬許可証が発行されます。火埋葬許可証は 故人様をご火葬する際に必要となる書類です。尚 横浜市営の斎場をご利用頂く場合にも 本書類の提示が必要となります。

 

 死亡届書は A3の用紙で 右側半分が死亡診断書(死体を検案した医師が記入する場合は 死体検案書)、左側が死亡届書となって居ります。死亡診断書は 故人様の死亡を診断した医師または歯科医師が、死亡時に診断を担当する医師がいない場合や事件・事故による死亡の場合は 地域の知事が任命した観察医により死体検案書が作成されて、ご遺族に交付されます。

この死亡診断書(死体検案書)の左側の死亡届書に 届け出日、届け出先市区町村、死亡者の氏名と読み方、性別、生年月日、死亡年月日時分、死亡場所住所、死亡者の住民登録先住所とその世帯主名、死亡者の本籍と筆頭者氏名、死亡者の婚姻状況、死亡した時の世帯の主な仕事と死亡者の職業・産業、届け出人と死亡者の関係、届け出人の現住所、届け出人の本籍地と筆頭者の氏名、届け出人の氏名と生年月日、届け出人の署名、届け出人の印鑑、届け出人の連絡先、を記入捺印をして提出します。

届け出人の条件は 同居の親族、同居していない親族、同居者、家主、地主、家屋管理人、土地管理人、公設所の長 の順となります。


 死亡届の提出は 婚姻届・離婚届・出生届・認知届と同様に24時間365日受付け可能となっております。これは 相続による権利義務の承継に重大な影響を及ぼす可能性がある為です。尚 死亡届の提出に伴い 故人様の金融口座は凍結され、資金移動が出来なくなりますのでご注意下さい。故人様の金融口座は 遺産相続の確定により名義変更が可能となります。


   今回は以上です。

葬儀 枕飾り・後飾り

 今回は葬儀 枕飾り・後飾りに付いて書かせて頂きました。

 

 ご家族の方が亡くなられた際に ご自宅で使用される 仮祭壇を 枕飾り、後飾りと称します。枕飾りとは 故人様のご遺体を自宅に安置した際 故人様の枕元に置いてお祀りをする為の供物台を言い、ご遺体を通夜式の斎場にお移しするまでの間 設置されます。後飾りとは ご遺体を火葬の後、焼骨を埋葬するまでの間(忌中)、お骨壺と白木位牌(神道では霊璽)を安置して お祀りする為の仮祭壇です。

 

 枕飾り

1 仏式では 枕元に白木の小台を備え、その上に三具足(香炉・花瓶・燭台)、鈴(りん)、枕飯、枕団子、浄水、お供え物等をお供えしてお祀りします。但し 枕飯(山盛りにご飯を盛り、二本の箸を垂直に立てた一善飯)・枕団子は 死出の旅路の食料とされますので、死出の旅路を説かない浄土真宗では不要となります。花瓶には 樒(しきみ)を立てるのが本来ですが、現在 横浜市内で樒を入手する事は困難ですので、大輪の白菊を一本立てて樒のかわりと致します。

2 神道では 白木で造られた八脚の台(案と呼ばれる)を枕元に備え、その上に燭台、洗米、塩、お神酒、水、榊を生けた花瓶、お供え物をお供えします。

3 キリスト教では 枕飾りに関する習慣は有りません。

 

 後飾り

1 仏式 では 忌中は まだ故人様は仏様には成れていない為、白木の仮位牌は仏壇に安置する事が出来ません。四十九日法要を営むまでは 後飾りと呼ばれ仮祭壇に安置して七日法要を営みます。通常は二段の祭壇を白布で覆い、上段に白木位牌・ご遺骨・ご遺影を安置し、下の段に三具足・花瓶・鈴・お供え物等をお供えして、忌明けまで日々お祀りします。

2 神式では 白木の八脚台を用意し 仮霊璽(仏式の白木位牌)・ご遺影・ご遺骨(本来は火葬後にすぐ埋葬)を安置し、その前に洗米・塩・水・お神酒・お供え物をお供えし、その両側に榊を立てた花瓶と燈明を配置して日々お祀りします。お祀りは五十日祭を終えるまで営みます。

3 キリスト教式では 本来は土葬と成りますので、特別な決まりは有りませんが、ご火葬をされてご遺骨がある場合には 納骨の日まで 小台を用意し、ご遺骨とご遺影を安置し、その前に十字架・故人様ご使用の聖書を置き、洋花を生けた花瓶と燭台を飾ってお祀りします。尚 納骨の日取りは司祭若しくは牧師とご相談される様 お薦め致します。

 

   今回は以上です

葬儀 遺体移送

 今回はご遺体の移送に関して書かせて頂きました。

 

 ご遺体の移送は 葬祭業者が提供する霊柩車を使用して行うのが一般的ですが、これは 有償でご遺体を搬送する場合は 国土交通省管轄の”貨物自動車運送事業法”の下に登録された ”遺体の搬送を行う自動車(霊柩車)”を使用しなければならないからです。ご遺族が自家用車を使用してご遺体を移送する事は法律上 特に問題とは成りません。但し 移送途上で警察官より 死体遺棄や死体損壊などの疑いをかけられぬ様、証明となる 死亡診断書、火葬許可証などを携帯する様 お薦め致します。

 

 葬祭業者が提供する 霊柩車と致しましては 宮型、洋型、バン型、バス型などの遺体搬送者が御座います。

宮型とは 霊柩車の後部に輿に様なデザインを施した車で、葬儀式場から火葬場にご遺体を搬送する際に主としてもちられます。

洋型は 欧米型の霊柩車の架装を施した霊柩車で、宮型と同様に火葬場にご遺体を移送する際に使用しますが、普通の車とそれほど変わらない、とか 宮型よりスマートで近代的 とかの評価から、現代の主流となる霊柩車です。

バン型は バン型の車の内部を ご遺体搬送用に改装した多目的車両で 主として 病院からご自宅までのご遺体移送、長距離のご遺体移送などに使用されます。勿論 火葬場への搬送にも使用可能です。特別なご事情をお持ちで、ご遺体搬送を公表したくない場合などにもお使い頂けます。

バス型は お柩が安置出来、火葬場へ同行される方々も多数同乗出来る霊柩車です。北海道などで多く使用されて居ります。


 霊柩車の運賃体系は 運賃、諸費用、実費が加算された費用となります。


 又 ご遺体の搬送に当たりましては 搬送時の揺れなどにより 体液や血液がもれる危険性が有りますので、防水シーツなどでご遺体をお包みしなければ成りません。又 長距離の搬送の場合は ご遺体の保全も必要となります。尚 火葬場へは 必ずご遺体を お柩に納めた上でお届けします。


   今回は以上です。

 

葬儀 遺体保全

 今回はご葬儀に於けるご遺体の保全に付いて書かせて頂きました。

 

 日本に於きましては法律により 特定の場合(感染症による死亡)を除いて、死後24時間はご火葬に付す事が出来ません。又 火葬炉や葬儀斎場の予約状況次第では数日間 ご遺体を何れかの場所に安置しなければ成りません。この間に ご遺体の腐敗を遅らせ、ご遺体の外形的変化を抑制する為の処置を 遺体保全処置と言います。具体的には ご遺体の清拭、湯灌、エンジェルケア、ドライアイスの適用、エンバーミング等が御座います。

 

 ご遺体の清拭とは 医療や介護現場で使用される用語で、ご葬儀に際し ご遺体を拭き清める事をいいます。

 

 湯灌とは 日本で古くから伝わる風習で ご遺族や近親者の手により ご遺体を湯で洗い清める儀礼です。ご遺体に直接 触れる事で、故人様の死を実感する、大切な儀礼でも有りました。 

 

 エンジェルケアとは 看護士の好意に基ずいて行われる遺体処置で、ご遺体の清拭 着せ替え 綿詰め 顔剃り 化粧などの総称です。エンジェルケアがされたご遺体では 清拭や湯灌は行われなくなる傾向にあります。

 

 ドライアイスとは 食品の保冷などに用いる 炭酸ガスの塊ですが、ご葬儀に当たりましては ご遺体の腐敗を遅延させる為の保冷剤として使用します。通常は10Kg単位で使用し、24時間を目安にご遺体を保冷します。但し 気温やご遺体の状況により使用料が変わる事もあります。尚 冬季に於いてもドライアイスは必要です。 

 

 エンバーミングとは ご遺体を長期に保全する為の 防腐処置のひとつで、専門の施設でご遺体の一部を切開して血液を抜き、代りに防腐剤を注入します。この処置により ご遺体は長期に保全する事が可能となりますので、ご遺体を海外へ あるいは海外から移送する際などに必要となる重要な技術です。又 必要に応じて 損壊したご遺体を ある程度は修復する事も可能です。日本に於ける費用は20万円から100万円程度で 処置する内容により異なります。

 

   今回は以上です。 

葬儀の費用U

 今回は前回に続いて葬儀の費用に付いて書かせて頂きました。

 

 ご葬儀の施行に必要とされる費用は 日本消費者協会の調査によれば、仏式のご葬儀を前提として、全国平均で約200万円と報告されて居ります。その内訳は 葬儀本体一式の費用、式場・火葬炉の利用料、飲食・接待費用、そして 宗教家の費用、の四項目となります。

 

 葬儀本体一式の費用とは ご遺体の移送、ご遺体の保全、通夜式・葬儀式・告別式全般のコーディネーション、式典葬具の提供(祭壇、仏具、他)、必要用品の提供(棺、骨壺、看板、供花、供物、遺影写真、他)、必要役務の提供(式場手配、役所届け出、式場設営・撤去、式典司会、他)等が含まれます。日本消費者協会の調査にもとずく全国平均の費用は約100万円となって居ります。最近では 葬儀社は 必要最低限の項目を前提としたセット料金を提案して居りますので、このセット料金に必要な項目を追加して葬儀社より提案を受取る形態が 費用を最低限に抑える、一つ方法となります。尚 提案を受ける際には 必ずセット料金に含まれる内容明細を確認される様 お薦めいたします。

 

 式場・火葬炉の利用料は 故人様が横浜市民の方の場合は 横浜市営斎場をご利用頂く場合であれば 式場利用料は5万円(一泊二日、横浜市北部斎場のみ8万円)、火葬炉利用料は12,000円、火葬時の控室利用料は5千円でご利用頂けます。特別なご事情で私設の式場をご利用頂く場合は 20万円から35万円の費用でご利用頂く事が可能です。全国平均では約22万円となっております。

 

 飲食・接待費用は 通夜式後のお清めの席、初七日後のお斎の席に必要な飲食費用、会葬礼状・会葬御礼品・香典返し(直返しの場合)などの費用が必要となります。全国平均では約45万円とされて居ります。

 

   今回は以上です。

葬儀の費用

 今回は葬儀の費用に付いて書かせて頂きました。

 

 ご葬儀の施行に必要とされる費用は 日本消費者協会の調査によれば、仏式のご葬儀を前提として、全国平均で約200万円と報告されて居ります。その内訳は 宗教家の費用、式場・火葬炉の利用料、飲食・接待費用、そして 葬儀本体一式の費用の四項目となります。

 

 ご葬儀は 故人様若しくはご遺族様が信仰されている宗教を前提として執り行われます。仏式であれば導師(僧侶)、神式であれば斎主(神官)、キリスト教式(プロテスタント教会派)であれば牧師の指導の下で式典が執り行われますので、ご指導頂く内容に従って お礼をお渡しするのが一般的です。お礼の名目はそれぞれ以下のとおりです;

 仏式; 枕経 通夜 葬儀 の読経、戒名の命名、何れの場合も お布施と表題してお渡し。

     他に お車代(交通手段を僧侶自身で用意された場合)、お膳料(お食事代として)を用意します。

 神式; 通夜祭 葬場祭での祭詞奏上、御神饌料 若しくは 御玉串料と表書きしてお渡し。

     他に お車代、お膳料を用意します。

 キリスト教式(プロテスタント教会派);

     キリスト教式では神父・牧師へのお礼は 原則として必要有りませんが、日本に於いては教会への献金という形でお礼をするのが一般的です。表書は 献金 としてお渡し。他には オルガン奏者 他お手伝い頂いた方々に謝礼を用意します。

 

 宗教家にご用意する お礼の金額は 担当される宗教家に卒直にお尋ね頂くのが良いでしょう。明確なご返事が頂けない場合は ご担当の葬儀社とご相談の上 ご用意頂く事をお薦め致します。日本消費者協会のアンケート調査の結果では 読経料・戒名料を合わせた全国平均の金額は 約50万円となっております。

 今回は以上です。その他の費用に付きましては次回に書かせて頂きます。

 

 

 

 

葬儀 キリスト教プロテスタント

 今回は葬儀キリスト教プロテスタントに付いて書かせて頂きました。

 

 キリスト教プロテスタント教会派とは 16世紀にカトリック教会内部で起きた宗教改革運動のもと、カトリック教会から分離した宗派の総称で、その宗派数は数百に及びます。従いまして ご葬儀の形式は宗派により異なりますので、万一の場合は 信仰される教会の牧師様に確認する事をお薦め致します。プロテスタント教会派信徒の方の死は カトリック教会派と同様に 死は命の終わりでは無く、天上の神に地上での罪を許されて 天上に召され 永遠の休息が与えられる 召天の日とされます。そして やがて訪れる 復活の日まで天国で過すとされます。但し プロテスタント教会派では 復活に際してのご遺体の維持には拘らず、ご遺体を火葬する事も許されて居ります。

 

 プロテスタント教会派のご葬儀は ご臨終のお祈りと 告別のミサを教会で行うのが基本ですが、日本に於きましては 仏式の葬儀様式に準拠して、前夜と当日の2日間で典礼を行うのが一般的です。尚 前夜に行う式典は ご遺体の不寝番を意味する 通夜の言葉を避けて、前夜式や 前夜の祈り と呼ばれます。前夜式は ご自宅で行う場合も御座いますが、基本的には教会で行われます。

 

 告別式の式典は 基本的には通常 日曜日に行う礼拝と同じ式次第で行われます。故人様が地上で行う最後の礼拝と位置付けられます。礼拝は教会で行われ、祈祷 聖書朗読 説教 賛美歌 祝福 などで構成され、更に 故人様の略例紹介 記憶の披露 追悼の辞 遺族の挨拶 献花(焼香)などが加えられる事となります。

 

  今回は以上です。

 

葬儀 キリスト教 カトリック

 今回は葬儀 キリスト教カトリック教会派に付いて書かせて頂きました。

 

 カトリック教会派は ローマ法王を中心として全世界に12億人以上の信徒を有する、キリスト教最大の教派です。カトリック教会派に於けるご葬儀は 故人様の為の祈りは勿論ですが、残されたご家族・親族・友人の為に祈る場でもあります。悲しみの内にあるご遺族を励まして下さると共に 神に祈りを捧げ、キリストに結ばれたものとして キリストが死んだ後に復活したように 自分たちもキリストの死と復活に与ることができる という信仰を再確認する場でも有ります。

 

 カトリック教会に於けるご葬儀の基本は 第2バチカン公会議の文書の中の”典礼憲章”に記載されている内容に従って執り行われます。その第一は 人の死はその人にとって全ての終わりではなく、キリストを信じることで 永遠の命と復活への希望に入るべく、お祈りを捧げることにあります。カトリック教会では 信徒の死を帰天と呼び、忌むべき事では無いとされます。第二は カトリック教会の葬儀は 世界一律ではなく、その地域やその国の文化に合わせて 柔軟に式次第を変更してよいとされます。日本に於きましてもこの精神は守られ、カトリック教会の葬送儀礼は ご臨終に於けるお祈りと 葬送のミサが基本で 通夜は行いませんが、日本に於きましては 仏式と同様に通夜のミサを行います。又 故人様をお見送りする際には ご遺族のご希望に合わせて 献花 あるいは ご焼香によりお見送りする事も可能です。更には ご葬儀の参列者の多くが カトリック信徒で無い場合などでは ミサに代えて ”言葉の葬儀”を行うケースも御座います。

 

   今回は以上です。 

葬儀 来ロスト教

 今回は葬儀 キリスト教に付いて書かせて頂きました。

 

 キリスト教は 紀元元年の前年に生誕したとされる、イエス・キリストを救世主とする宗教で、その教徒は世界各国に20億人を数える最大の宗教であり、その宗派は カトリック教会、聖公会(英国国教会)、プロテスタント(ルーテル教会、改革派教会、会衆派教会、メソジスト教会、パプテスト教会)、アナパプテスト、東方教会(ギリシャ正教他)に分かれて居ります。キリスト教の死生観は イエス・キリストの復活を基盤として居り、死は命の終わりではなく、天上の神から 地上での罪を許され 復活の日まで天に召されて安息の日々を送る、記念すべき事とされます。従いまして 復活の為のご遺体は 土葬が原則とされますが、現在では 各国の事情に合せて、火葬も許されるようになりました。

 

 キリスト教では カトリック系とプロテスタント系に大別されますが、葬送儀礼に置きましては カトリック系は伝統的な儀式を重んじて営まれ、プロテスタント系は比較的自由で柔軟に営まれます。本来 キリスト教徒の方は 特定の教会に所属して信仰生活を営むのが基本であり、キリスト教徒の方が危篤に至る際は 所属する教会の聖職者(カトリックでは神父、プロテスタントでは牧師)をお迎えして、神に祈りを捧げながらその時をお迎えする事が大切とされます。キリスト教に於きましては 死後の葬送儀礼よりも 死の迎え方 がより重要であるとされ、聖職者の立会いの下で死をお迎えするのが基本となります。その後の葬送儀礼は 信者とその家族を対象として営まれ、教会単位で、教会の信者全員のお手伝いを得て営まれる事となります。


 尚 キリスト教徒ではないが、キリスト教の葬儀を行いたい場合は 最寄の教会の聖職者にご相談する事となりますが、伝統に厳格なカトリックよりも、プロテスタントの聖職者の方が柔軟に対応して頂ける様です。


   今回は以上です。

葬儀 イスラム教

 今回は葬儀 イスラム教に付いて書かせて頂きました。

 

 イスラム教は 7世紀にアラビア人のムハンマドによりメッカ(現在のサウジアラビア国内)に於いて起された 唯一絶対の神(アッラ−フ)を信仰する一神教の宗教です。日本に於いては回教(かいきょう)とも言われます。その死生観は ユダヤ教、キリスト教などと同様に 人は亡くなっても永遠にお墓の中で眠り続けるのではなく、最後の日に呼び戻されて審判を受けた後、生前に六信(神、天使、啓典、使徒、来世、定命)五行(信仰告白、礼拝、喜捨、断食、巡礼)を認められた者は  肉体と共に復活するとされます。従いまして ご遺体は復活の時に必要となり 土葬でなければ成りません。ご火葬は厳禁となります。又 埋葬は出来るだけ早い時間(24時間以内)に行い、ご葬儀は埋葬後に行うのが原則となって居ります。

 

 信徒の方が亡くなられると、ご遺体は墓地に隣接する葬儀場に運ばれ、ご遺族の手によりご遺体をお浄めします。お浄めは コーラン(イスラム教の経典)に示された規定に従って ウラマー(イスラム教教導者)の指導の下で行います。お浄めされたご遺体は 白のモスリンの布で包み 安置します。安置されたご遺体は ご家族同席のもとで弔問を受けます。弔問の時間は1時間以内とされます。その後に ご遺体は墓地に運ばれ、ご祈祷の後に埋葬されます。埋葬後 然るべき日に モスクにて葬儀の祈祷(ご葬儀)が営まれます。

 

 尚 イスラム教には 喪に服す規定があり、男性は3日間、女性は 4ヶ月と10日間、地味な服装をし、如何なる娯楽にも参加することが禁止されます。

 

   今回は以上です。

 

 

 

 

葬儀 ヒンズー教

 今回は葬儀 ヒンズー教に付いて書かせて頂きました。

 

 ヒンズー教とは 紀元前5世紀頃にインドに於いて バラモン教を基にして生まれた、多数の民族宗教の総称で、インドを中心として9憶人の教徒がいるとされます。仏教もその一宗派とする説もあります(但し 仏教徒は9憶人には含まれて居りません)。その教えの中心となるものは 生存中の行い 業(かるま)、と死後の輪廻(サンサーラ)に有ります。ご葬儀は 輪廻の為に 故人様の霊を解き放つべく ご遺体を火葬し、遺されたご遺灰は川(出来れば 母なる川ガンジスで)にお流しします。

 

 ヒンズー教では 輪廻を教義の根幹としており、現世での信心と業(行い)によって、次の輪廻(来世)の宿命が定まるとされ、この思想を基本に高度に理論化されて、その世界観や死生観が形成されて インド社会の中に根ずいて居ります。

 

 ヒンズー教の信徒が亡くなられますと ヒンズー教のグル(指導者)の指導の下にご遺体を洗浄し、白いリンネルの布でくるみます。そして 最後のお別れの儀式を行います。お別れが終りましたら、ご遺族の手で ご遺体に定められたオイルを塗布し、火葬場にお運びしてご火葬を執り行います。尚 婚姻している女性のご遺体の場合は 有色の布でくるまれ、花や宝石をあしらって ご遺体をお飾りします。又 日本でご葬儀をされる場合は 死装束としては 白衣の代りに民族衣装をお着せするのが一般的です。インドでは 棺は使用しませんが、日本でのご火葬には柩は必須となって居りますので、納棺の上 ご火葬に付す事と成ります。ご火葬は3日間行われ、ご遺体は遺灰の状態で集められて 聖なる川の撒かれる事となります。日本に於きましては ご火葬は 遺灰ではなく、ご遺骨の状態で戻されますので、聖なる川にお流しする為には ご遺骨を粉骨して、ご遺灰を同様の状態にする必要が御座います。

 

   今回は以上です。

葬儀 無宗教葬

 今回は葬儀 無宗教葬に付いて書かせて頂きました。

 

 無宗教葬とは 特定の宗教を前提としないお別れの為の儀礼で、特定の様式は無く 全て ご遺族のご希望に従って営まれる葬儀です。告別式やお別れ会などの名称でも呼ばれます。信仰する宗教の無い方、ご事情により特定の宗教でご葬儀を営む事が出来ない方、従来からの様式ではなく 独自のご葬儀を営みたい方、等のケースで無宗教によるご葬儀が営まれます。尚 ご納骨を 特定寺院の墓地でされる場合は 事前に寺院の了解を頂く様、お薦めします。(寺院より戒名を頂いていない場合は納骨が出来ないケースも御座います)

 

 日本で初めて無宗教葬が行われたのは 明治37年(1901年)に東京 青山墓地式場で執り行われた 中江兆民の告別式であるとされます。フランス学者であり実業家でもあった 中江兆民は 特定の宗教を信仰する事は無く、その遺言の中では宗教的儀礼 葬儀を営む事を否定して居りました。しかしながら 弟子達は 師との告別を何等か形で行いたいと考え、一切の宗教上の儀式を用いない告別式として営まれました。

 

 現在では 告別式は葬儀式と対の形で行われるのが一般的となって居りますが、告別式の名称が使用されるのは 中江兆民のご葬儀以降で、以前は 告別式=無宗教葬と理解されて居りました。

 

 無宗教葬の営みに 決められた流れは無く、ご遺族のご希望に従い自由に行う事が出来ます。一般的には 黙祷、故人様ゆかりの音楽演奏、故人様の足跡、故人様への感謝の言葉、献花、故人様を偲んでの会席、等を組み合わせて営まれます。

 

   今回は以上です。

葬儀 金光教

 今回は葬儀 金光教に付いて書かせて頂きました。

 

 金光教は 江戸時代末期に備中国(備州、現在の岡山県西部)の赤沢文治(後の初代金光大神)によって開かれた、日本の新宗教の一つで、現在は教派神道連合会に属して居ります。金光教の教えでは 人は 神から肉体と分霊を授けられて生きて居り、与えられた肉体の活動が停止すると その霊は神の元に帰るとされます。従いまして そのご葬儀は 神の元に帰った故人様の霊と、生者との間で新たな関係を築く為の儀礼である、と考えられて居ります。金光教の本部は 岡山県浅口市金光町に所在し、祭神は 天地金乃神(てんちかねのかみ)と生神金光大神(現在は第五代金光様、金光平輝)、ご葬儀でのお詣りは 玉串奉奠・一礼四拍手(音を出さない忍手)一礼で行います。

 

 金光教祖は ”生きても死にても天と地とはわが住み家と思えよ”と説き、生死を超えて神の懐に抱かれ、安心の境地生きる事を促して居ります。又 死は忌むべきものではなく、一般的神道とは異なり、ご葬儀を凶事とはせず、ご葬儀は神前にて行われます。故人様を亡くされた 肉親縁者の悲しみは 生者の想いだけでなく、霊に語りかけられて、促されてのものだ、と理解されます。肉親縁者が 神に霊の幸せを祈る事によって、霊も生者を守り導く働きを増し、生者の助かりにつながると理解されます。

 

 ご葬儀は 仏式の通夜式に相当する”終祭”と、告別式により営まれます。終祭は 人生最後の儀式であり、祭主が故人様に代わって、祭主が故人様の生涯のお礼を申し上げ、以後の立ち行きを願うもので、故人様を神に取り次ぐ儀式と規定されて居ります。故人様は霊となっても 神のおかげを受けなければならず、生も死も全て神の働きの中でのことであり、霊は神の元へ帰一するのだから、神前に柩を安置して終祭を執り行います。尚 臨終に際しては特に定めはありません。

 

   今回は以上です。

葬儀 天理教

 今回は葬儀 天理教に付いて書かせて頂きました。

 

 天理教は 江戸時代末に成立した 中山みき を教祖とする新宗教の一つで、そのご葬儀は 悲しみの内に 霊を親神様の下に移して、残った亡骸(身体)を葬る儀式であると共に、何時の日にか再び新しい着物(身体)を借りてこの世に出直し帰ってくる事を願う、儀式であると言えます。天理教の死後観、霊魂観では 人の魂は神様より与えられた身体に宿って生まれ、神様の意思により生涯を終えると、古い身体は神様にお返しし、その魂は 新しい身体が見つかって この世に出直すまでの間、神様の懐に抱かれて待つと考えらられて居ります。天理教の教会本部は 奈良県天理市に置かれ、ご葬儀に於ける祭壇へのお参りは 神式と同様の玉串奉奠(たまぐしほうてん)により行います。玉串を献じた後に 参拝として 二礼四拍手一拝四拍手一礼を行います。尚 神式ではしのび手と呼ばれる 音をたてない拍手で行いますが、天理教では音をたてても良いとされます。

 

 天理教のご葬儀では 仏式の通夜式、神式の遷霊祭にあたる儀礼を”みたまうつし”と呼び、神様からお借りしていた身体から 魂(みたま)を移す儀礼で、大変重要な儀礼となります。みたまうつしに続き 発葬儀(はっそうのぎ、出棺の際の儀礼)、葬場儀(そうじょうのぎ、告別式にあたる)、ご火葬、葬後祓(そうごはらい、出棺後 各室を祓い清め火葬場から帰って来る方を門前でお祓いする)、葬後霊祭(そうごれいさい、神道の帰家祭に相当します)が営まれます。

 

 天理教のご葬儀は 神道の神葬祭を基本とした形式をとって居りますが、あまり厳密に形式にこだわる事はありません。これは 天理教の教理の中心が ”人間がいかにして神によって造られ、育てられ、守護されていることへの、感謝と報恩” に置かれ 極楽をあの世と結び付けるのではなく、”ここはこの世の極楽や” この世が極楽であって、”陽気ぐらし”を説くことから、現世が主で あの世や死後のことは従とされている と考えられます。従いまして ご葬儀の流れは 所属される教会により異なります。

 

   今回は以上です。

葬儀 日蓮宗

 今回は葬儀 日蓮宗に付いて書かせて頂きました。

 

 日蓮宗は 日本仏教の一宗派で、鎌倉時代に立正大師 日蓮聖人によって起されました。その葬儀式は 日蓮聖人の言葉である ”法華経を信じ、南無妙法蓮華経の題目を受持する者は、必ず 霊山浄土に往詣(おうけい)することができる”をよりどころとして営まれます。総本山は 山梨県南巨摩郡身延町の身延山 久遠寺、ご本尊は 十界曼荼羅、お題目は ”南無妙法蓮華経”です。ご焼香は 正式には3回ですが、宗徒 会葬の方々は額に押し頂いて1回でも良いとされます。

 

 日蓮宗のご葬儀は 死者(精霊)に対して、生死の二法を明らかにし、法華経信仰を通して釈尊と日蓮聖人との関係に於ける安心(あんじん)を説き、過去・現在・未来の三世にわたり法華経を護持することを勧め、霊山浄土(りょうぜんじょうど)への導きをなす事に眼目があります。

 

 霊山浄土とは 仏教に於ける浄土の一つで、霊山は釈迦がしばしば説法を行ったとされる、霊鷲山(りょうじゅせん)を意味しており、日蓮宗では 霊鷲山は釈尊の浄土であるとされる、と共に 信仰上では人々が法華経を受持するところを指します。釈尊が今なおそこで法華経を講じている久遠実成(くおんじつじょう)の仏である との信仰から、ご本尊は久遠実成の本師 釈迦牟尼仏とされています。その永遠の釈尊の慈悲と救いを示すのが 大曼荼羅であり、これを法会の中心に本尊として掲げます。法華経の世界の再現が法会であり、ご葬儀は 最後の聞法修行の機会であると理解されて居りますので、日蓮宗のご葬儀では ご本尊が大切な位置を占める事と成ります。

 

   今回は以上です。

葬儀 曹洞宗

 今回は 葬儀 曹洞宗に付いて書かせて頂きました。

 

 曹洞宗は 宋(中国)に於ける五禅宗の一宗派で、鎌倉時代初期に南宋に学んだ 承陽大師 道元禅師により日本に伝えられました。その ご葬儀は 故人様を偲び、讃えることであり、ご遺族を労り、慰めるために営まれる、とされて居ります。総本山は 福井県吉田郡の永平寺と、神奈川県横浜市の総持寺の2大本山制をとって居ります。ご本尊は釈迦牟尼仏(しゃかむにぶつ)、お念仏は”南無三世諸仏(なむさんぜしょぶつ)” 若しくは”南無釋迦牟尼仏(なむしゃかむにぶつ)”のいずれかを唱えます。お焼香は 2回で 1回目は額にいただき、2回目はそのまま香炉にくべます。1回目を主香、2回目を従香と呼びます。

 

 曹洞宗の葬儀儀礼は 修行途上の僧侶の葬儀を簡略化したかたちで営まれます。授戒(戒を授けて仏弟子となす)と引導(仏世界に入らしむこと)に中心が置かれます。曹洞宗に於いては 坐禅により悟りを開き、仏性を自覚する所に信仰の中心が有ります。ひたすら座禅をすることにより釈尊の悟りに到達し、自己と大宇宙が一つとなる即心是仏(そくしんぜぶつ)を説きます。従いまして 生前に授戒すべきではありますが、出来なかった方にもこれを及ぼす為、葬儀式で授戒と引導を行い悟り(仏世界)に入らしめるのです。又 肉親のご逝去により悲しみに陥って居られるご遺族に 故人様もこうして御仏の慈悲により救済され、仏の世界に入られる事を儀式により示して、その慰めとします。

 

   今回は以上です。

 

 

 

葬儀 臨済宗

 今回は葬儀 臨済宗に付いて書かせて頂きました。

 

 臨済宗は 日本仏教に於ける禅宗の一つで、鎌倉時代に南宋(中国)に留学した 千光国師栄西禅師により日本に伝えられました。臨済宗のご葬儀は 故人様が仏弟子となり、修行の道に入り自己の仏性に目覚めることを願う儀式です。従いまして 故人様を仏弟子とする為の授戒と、仏性に目覚めさせる為の引導が、葬儀式の中心となります。臨済宗は多くの派が存在しますが 栄西禅師を宗祖とする建仁寺派の総本山は”京都東山 建仁禅寺”、ご本尊は”釈迦如来”、お念仏は”南無釋迦牟尼佛”、お焼香は”心を込めて1回””線香は1本”で行うのが一般的です。

 

 臨済宗のご葬儀は 人間は仏の世界から見ればまだまだ修行が十分でない存在で有るからして、縁が無くてこの世で修行出来なかったとしても、この後 仏の世界に縁を結んで、亡くなった後でも仏弟子となり修行に励んで欲しいとの願いが表現されて居ります。又 ご遺族は故人様の最後をきちんとしてあげ、故人様の安心(あんじん)を願うと共に、葬儀を営むことを通して故人様と共に平静な心(安心)を得、故人様に報いようと自ら促されます。

 

 葬儀式は 龕前念誦(がんぜんねんじゅ、棺の前でお経をあげる)、鎖龕念誦(さがんねんじゅ、棺を閉ざしてお経をあげる)、起龕念誦(きがんねんじゅ、お経をあげて出棺となり)、葬列(そうれつ、葬列を組み寺院に向かい)、山頭念誦(さんとうねんじゅ、寺院でお経をあげる)と言う昔の葬儀の一連の流れに従う流れで営まれます。

 

 引導法語は 四六文と言われる漢詩文で書かれ、漢詩作法に則り、禅の宗旨 生死の安心を示し 故人の生涯 戒名の意味などを、一定の様式に従い、導師の修行の背景をもとに書かれます。

 

 尚 式次第は地域、ご導師によって異なります。

 

   今回は以上です。 

葬儀 浄土宗

 今回は葬儀 浄土宗に付いて書かせて頂きました。

 

 浄土宗は 法然上人(法然房源空)を宗祖(元祖とも崇められる)とする日本仏教の宗派で、そのご葬儀は 故人様を仏の弟子として、仏の本願により阿弥陀仏の下である極楽浄土に往生することを教え導き、本来の住処であり 生命の根源である極楽浄土へ立ち戻る凱旋式として行うとされます。ご本尊は 阿弥陀仏・阿弥陀如来、お念仏は 南無阿弥陀仏、焼香の回数に定めはありませんので 一回 真心を込めて 額尾に押し戴き香炉にくべます。

 

 浄土宗のご葬儀では 参列の方々にも 深い悲しみのなか 自らも死の意味を考え、清浄な心で仏の教えに耳を傾け、授戒して新たに仏の弟子となった故人様と共に、一心に念仏を唱えて生活に生きる決意をする契機にして欲しいと願われます。

 

 浄土宗のご葬儀は 通常の法要で営まれる、序分(じょぶん、法要を営むに当たって 御仏をお迎えする部分)、正宗分(しょうじゅうぶん、法要で御仏のお話を伺う部分)、流通分(るつうぶん、法要を終えて 感謝して御仏をお送りする部分)の3段階に、授戒(じゅかい、仏法に縁の無かった方でも戒名を授けて御仏の弟子とすること)、引導(いんどう、御仏の弟子として教え導くこと)の2段階を加えた5段階で営まれます。但し 生前に授戒会(じゅかいえ)に出ている場合は 授戒は省略されて引導のみ、僧侶が亡くなられて場合は 授戒も引導も省略されます。

 

 浄土宗では 臨終行儀を大切にして来た伝統から 枕経が重視され、この時に授戒するのが一般的な作法です。しかしながら 枕経は来迎仏をあげて念仏だけで良いとされることから、現代では 授戒は通夜式の際に行うのが一般的となって居ります。

 

   今回は以上です。 

 

葬儀 真言宗

 今回は葬儀 真言宗に付いて書かせて頂きました。

 

 真言宗は 唐(中国)の長安 青龍寺に学んだ 弘法大師空海によって開創された 平安二教の一つです。真言宗のご葬儀は 故人様を宇宙生命の本源である大日如来の大生命に包まれた 弥勒菩薩の浄土である ”都率天(都率浄土)”へ還帰させることことを目的とした儀式です。ご本尊は 大日如来、御焼香の回数は3回、唱える念仏は 南無大師偏照金剛(御法号と呼びます)です。真言宗の葬儀に於ける 特徴としては 故人様の頭頂に水を灌いで諸仏や曼荼羅と縁を結ぶ為の、灌頂(かんじょう)の儀式があります。

 

 弘法大師空海の作と伝えられる御詠歌(ごえいか)”阿字の子が・阿字の古里・立ち出でて・また立ち帰る・阿字の古里”は 真言宗の葬儀観を端的に物語っていると言われます。梵字(ぼんじ)で書かれた”阿”は 大日如来とその生命を表わして居り、葬儀の精神は 阿字の古里より 生まれた故人様を、阿字の古里へ再びお返しする事にあります。このため 葬儀式は 即身成仏への引導作法として示されます。

 

 真言宗では 三密加持による即身成仏(自力本願)を説いて居ります。密教の修行の実践により、誰でも仏に成る事が出来るという教えです。三密とは 手に印を結び(身密)、口に真言を唱え(口意)、心に仏を想う(意密)、の 身・口・意を言います。

 

 剃髪・授戒・戒名の授与までが 葬儀の前段階で、大日如来のもとえ導く準備段階のさほうです。それ以降が後段階となり 大日如来との一体感、すなわち 永遠の生命との一体感に関わる作法となります。故人様に真言の教義を教え、一刻も早く仏弟子にする(速疾成仏)ということで、読経は 微音で速めに行われます。


   今回は以上です。

葬儀 天台宗

 今回は天台宗の葬儀に付いて書かせて頂きました。

 

 伝教大師最澄によって唐の国(中国)より伝えられた天台宗の葬送儀礼は 顕教法要の法華懺法(ほっけせんぽう、法華経を読誦する事で煩悩を薄くし贖罪する作法)、と例時作法(れいじさほう、阿弥陀経を読誦する事で往生極楽の指南とする作法)、そして 密教法要の光明供(こうみょうぐ、阿弥陀如来の来迎を得てその指導の下 故人様を引導して仏となす作法)の3っの儀礼にとって営まれます。供養するご遺族・ご縁者・供養される故人様が一体となり、仏の本性を開発して、共に仏道を成してゆくことが 天台宗の葬儀の本質であるとされます。

 

  通夜式は例時作法で 阿弥陀経を読誦します。又 通夜式では 授戒式を営み、故人様は戒名(法名)を授かり、戒を護持して犯さざることを仏前に誓います。この授戒式は天台宗の葬儀の基本と成る儀礼です。尚 授戒式は ご納棺の際に行う場合も御座います。

 

 葬儀式は 光明供(こうみょうぐ)で営まれる場合は 全体として 葬式作法(追善冥福の法要)と 引導作法が営まれます。葬式作法は 阿弥陀経を唱え その功徳によって悟りに到る事を祈願します。引導作法では 光明供を中心に 故人様に法語を与え、涅槃の世界に行くことを教え論します。更には 法華経を唱えて三昧になることを祈念します。三昧とは 心を静めて一つのことに集中し、心を乱さない状態をいいます。 

 

   今回は以上です。

浄土真宗の葬儀(本願寺派)

 今回は浄土真宗本願寺派の葬儀に付いて書かせて頂きました。

 

 浄土真宗は 親鸞聖人を宗祖とする日本仏教の宗派の一つで、人の死は”絶対他力” ”往生即身仏”という考えに基ずいて、門徒の方は 死とともに阿弥陀仏のお力で極楽浄土へ迎え入れられる とされます。従いまして 死出の旅路は無く、成仏を祈る必要も有りません。又 お清めの塩も不要であり、ご葬儀の中で、冥福を祈る、草場の陰、お祈り、などの表現は禁じられます。浄土真宗のご葬儀は 他宗派とは異なり、故人様をお送りする場ではなく、故人様の死を自らの死に置き換えて考える場であると共に、故人様を成仏させて頂いた事を 本尊阿弥陀如来に報恩感謝する場となります。

 

 浄土真宗のご葬儀では 日本仏教他宗派がご葬儀の中心としている、授戒と引導は行いません。浄土真宗は 在家仏教ですので戒は無く、戒名も有りません。代りに法名が与えられます。又 信心をいただいていない方が亡くなっても 阿弥陀如来のひとりばたらきにより そのかたの 浄土往生と成仏は約束されている事から引導も行われません。ご葬儀は日常勤行がほとんどそのまま移行する形で 葬儀式が執り行われます。従いまして 浄土真宗 各派の葬儀式の違いは 日常勤行の違いであるとも言えます。

 

 浄土真宗では 往生即成仏ですから、死出の旅路に必要とされる死装束は不要とされ、霊も認めていません。中陰に於いても供養をしなければ成仏出来ないとする考えは有りません。穢れや霊のたたりも排除されます。清めの塩も不要で、むしろ失礼にあたるとされます。

 

   今回は以上です。 

イスラム教の葬儀

 今回はイスラム教の葬儀に付いて書かせて頂きました。

 

 イスラム教のご葬儀では 教徒の方が亡くなられて場合は なるべく早くご遺体を埋葬しなければ成りません。又 イスラム教徒の死は永遠のお別れでは無く、一時的なお別れであり、神アッラ−の審判の日に蘇ると信仰されて居ります。従いまして ご遺体は蘇える際の器と成りますので、ご遺体は丁重に洗浄されて埋葬されなければ成りません。ご遺体の毀損、特に火葬は厳禁となります。ご葬儀は ご遺体を埋葬した後の然るべき日に モスクにて葬儀礼拝により行われるのが日本では一般的です。

 

 イスラム教に於ける死は 神アッラ−への服従と アッラ−の審判の日に復活するまでの一時的なお別れである と信じられて居り、ご遺体は土葬されます。イスラム教では 死後なるべく早く葬儀、埋葬を行わなければならないと考えられて居りますが、日本に於きましては 法律上 死後24時間を待たないと埋葬出来ない為、ご遺体の保全処置を行った上で、土葬許可証を取り、埋葬する事となります。ご遺体は 同性の親族、もしくは 専門の業者により洗浄され、縫い目のない白の布で包んで安置し、導師(イマーム)の指揮の下 礼拝を行います。礼拝が終ると ご遺体は墓地に運ばれ、頭部をメッカの方向に向け、右腕を下にして埋葬します。以後 ご遺族の男性は3日間、女性は4ヶ月と10日間 喪に服して、派手な生活を控えなければ成りません。


 イスラム教徒の埋葬は 土葬を原則とする為、埋葬出来る場所が限定されます。横浜市内では 中区山手の外人墓地、関東では 日本ムスリム教会が管理・運営する山梨県甲州市塩山のイスラム霊園が御座います。


   今回は以上です。


 

キリスト教の葬儀U

 今回はキリスト教の葬儀U(プロテスタント)に付いて書かせて頂きました。

 

 プロテスタントの葬儀は 日中に葬儀・埋葬礼拝を行うのが基本ですが、日本に於いては 仏式や神式の葬送儀礼に慣れた参列者の便宜を図って、前夜と当日の2日に渡って典礼を行うのが一般的です。キリスト教プロテスタントでは 人の死は忌むものでは無く、人の霊が地上の肉体を離れ、天にまします神とイエス・キリストの下に召され、イエス・キリストの再臨にあわせて復活するための準備に過ぎない、とされます。死とは 天国において故人様と再会するまでの 一時のお別れであり、地上に遺された者にとっては そのお別れは 寂しく慰められるべき事では有りますが、死そのものは悲しむべき事ではない、と説かれます。

 

 日本に於ける キリスト教プロテスタントのご葬儀は 前夜と当日の2日間で行われますが、前夜の式典は 仏式で使用する通夜の言葉は使わずに、前夜式 あるいは前夜の祈りと呼ばれる式典を行います。前夜式は ご自宅 若しくは所属する教会でおこなわれます。2日目の告別式は 通常の日曜日に行う礼拝と同じ次第で行われます。従いました 教会で行われるのが一般的で、祈祷、聖書朗読、説教、賛美歌、祝福などに 友人による追悼の辞、献花、ご遺族の挨拶が追加されて執り行われます。キリスト教徒の比率が低い日本では 参列者はもとより ご遺族すらキリスト教徒である事が期待できず、宗教的純潔主義の主張と共に、地域社会の習俗も重んじる配慮をして、ご葬儀が執り行われます。前夜式はその第一であり、焼香に代えて献花が、香典・仏前に代わりお花料が、案出されました。尚 死は穢れでは御座いませんので、清めの塩は使用しません。

 

   今回は以上です。

キリスト教の葬儀

 今回はキリスト教の葬儀に付いて書かせて頂きました。

 

 葬儀に於ける儀礼は それを行う方達の死生観・宗教観が深く反映されます。従いまして 葬儀そのものは 宗教が文明の中で発生する以前の旧石器時代から行われて来た 宗教的行為であるともいえます。又 葬儀は 亡くなられて故人様の為だけではなく、遺された方々の為のも行われる との意味合いも有り、遺された人々が 故人様の死を心の中で受け止める事を援助する為の儀式でもあります。キリスト教に於ける死とは キリストを信じる者にとって 永遠の命と復活への希望に入る事であり、天にいる神とイエス・キリストの下に召されて 復活する準備の期間とされます。カトリックでは ”帰天”、プロテスタントでは”召天”とも呼ばれます。

 

 日本に於ける カトリック教会のご葬儀は 日本の文化・習慣に適応して行う という考え方に基ずいて、通夜 及び 葬儀の流れに従って行われます。儀礼の式場は 所属する教会が一般的ですが、ご自宅や葬儀場で行う事もかのうです。又 参列者の多くの方はカトリック信徒ではない場合などでは ミサに代えて ことばの祭儀 を行うケースも御座います。

カトリック教徒の通夜では 聖書の朗読、聖歌斉唱、死者の為の祈り、お柩への献香、参列者による献花 もしくは焼香、そして 遺族代表による挨拶などが行われます。

カトリック教会による ”葬儀式次第”によれば 葬儀を行う場所として 自宅、教会、墓地が示されて居り、行う場所によって其々 3種類の葬儀次第が示されて居ります。葬儀場を使用する場合は 自宅を前提とした葬儀次第に準拠して行われます。その内容は 葬儀ミサ、告別式、葬送の流れで行われます。葬儀ミサでは 聖書朗読・聖歌斉唱・祈り・説教の内容で行われ、告別式では 故人様の紹介・弔辞・弔電紹介・献花・遺族代表挨拶などが行われます。

カトリック教では 命日など 特定の日に集まる習慣は有りませんが、日本の習慣に合わせて、一周忌や命日などを 命日祭として 記念の集いを持つ場合も御座います。

 

   今回は以上です。 

神道の葬儀X

 今回も神道の葬儀 神葬祭に付いて書かせて頂きました。

 

 神道の葬儀である 神葬祭では 蔡場祭、火葬祭が行われた後には、ご遺骨を奥津城(おくつき、お墓)にお納めする際の納骨祭の儀、そして 然るべき日取りに執り行う 御霊蔡により孝敬を尽くします。又 神葬祭の特徴と致しましては 戒名に代わり 諡号(おくりな)が送られ、儀礼の際には お香に代わり 玉串が使用され、お墓は奥津城と呼ばれ、仏壇にあたる祭壇は 祖霊舎(それいしゃ)と呼ばれます。

 

 御霊祭は 翌日祭(蔡場祭の翌日)、毎十日祭(帰幽の日より 10日、20日、30日、40日、50日)、百日祭(帰幽の日から100日)、一年祭(帰幽の日の一年後)、三年祭(仏式と同様に帰幽の年を一年目として、一年祭の翌年)、五年祭、十年祭、以後 五年毎に行い、五十年祭でご先祖の霊と合祀されます。この中では 五十日祭と 一年祭は 丁重に行います。翌日祭と各十日祭は仮祭壇の拝礼のみで、特に重きを置かない場合も御座います。又 五十日祭に合わせて、ご遺骨を奥津城にお納めする形が一般的です。

 

 故人様に贈られる諡号(おくりな)は 仏教の戒名・法号にあたるもので、神職より贈られた諡号は 霊璽に墨書されます。諡号は 故人様の氏名がまず書かれ、その次に故人様の性質 業績 亡くなった時期などをあらわす尊称(最近は無い場合が多い)、そして 年齢・性別に応じた 男性であれば 大人(うし)、女性であれば 刀自(とじ)でしめくくられます。亡くなられた時の年齢や業績に合わせて 大人に代わり 若子(わかひこ)、童子(わらこ)、彦、翁、君、命、尊などが、刀自に代わって 童女(わらめ)、大刀自、姫、媛などが贈られる場合もあります。尚 神道では 仏式の戒名料・法名料に当るものは存在しません。

 

 仏式の葬儀では 焼香を行い、霊前には線香を立てますが、神葬祭では 代わるものとして 玉串拝礼となります。玉串とは 榊などの木の枝に紙垂を付けたものです。地域によりましては 大きな榊の木に 神垂を順にかけて行く 掛け玉串と呼ばれる形や、容器にお米やお酒を注ぐ 献米や献杯の場合も御座います。

 

 祖霊舎は仏式の仏壇に当るものです。通常は 神棚の下にお祀りします。拝礼の作法やお供え物は 神棚と同様に行います。拝礼の順番は 神棚を先に、祖霊舎を後にして行います。

 

   今回は以上です。

神道の葬儀W

 今回も神道の葬儀 神葬祭に付いて書かせて頂きました。

 

 日本固有の葬儀とは 神道の葬儀である神葬祭を指しますが、仏教の伝来以降 急速に仏式の葬儀が普及して行きます。更に 江戸時代のキリシタン対策を目的とした 寺請制度により仏式の葬儀が強制される事と成ります。そうした中で 江戸時代中後期 国学者たちによる 国学の興隆と共に、日本古来の信仰に基ずいた葬儀を求める ”神葬祭運動”が起こり、徳川幕府も これを認める事と成ります。更には 明治政府の神祇政策の一還として神葬祭が奨励されましたが、官国弊社の神職は神葬祭を行う事が禁止された為、神葬祭の普及は必ずしも進みませんでした。

 

 神葬祭に於いて 通夜祭・遷霊祭に続いて行われますのが、蔡場祭となります。蔡場祭の儀は 仏式の告別式に相当する儀礼で、故人様に対して 最後のお別れを告げる、神葬祭最大の重儀で御座います。式場上座に祭壇を設けて、お柩・霊璽を安置し、洗米・酒・塩・水・海魚・野菜・果物・餅などをお供えします。

 式次第は 斎主のご指導の下に執り行われますが、弔辞の奉呈、弔電の奉読、神職による祭詞奏上、玉串拝礼などを行います。

 

 祭場祭の後に 故人様との最後のお別れを行い、お柩を火葬場にお送りします。火葬炉の前に到着しましたら、ご火葬に付す前に 火葬祭を行います。神職は祭詞を奏上し、ご遺族は玉串を奉って拝礼して 火葬祭を終了し、ご火葬に付す事と成ります。


   今回は以上です。

神道の葬儀V

 今回は神道の葬儀の続きに付いて書かせて頂きました。

 

 日本固有で神話の世界から登場する、神道のご葬儀は 神葬祭とも呼ばれて居ります。神葬祭には 統一された祭式(式次第)は御座いません。それは 神道は日本古来の自然崇拝・祖先崇拝を基調として自然発生的に生まれた民俗信仰だからです。祭式は その地域によって、祭式を司る神社によって、更には 斎主となる神職によっても、次第は異なる事と成ります。従いました 神葬祭を行うに当たりましては 斎主様に 祭式の流れ、気を付けなければならない事項等を、よくご確認頂く様 お薦め致します。

 

 ご遺体をお棺にお納めした後に 通夜祭、及び遷霊祭(せんれいさい)を行います。通夜祭は 仏式に於ける通夜式に相当する儀礼で、葬場祭(告別式)の前夜に行うのが一般的です。通夜祭は 故人様が亡くなられた後に、蔡場祭を行うまでの間、ご遺体を安置した場所で生前同様に、礼を尽くして手厚く奉仕する大切な儀礼であります。斎主は祝詞を奏上し、ご遺族は玉串を奉って拝礼します。

 

 遷霊祭は 故人様の霊を霊璽(れいじ、仏式の位牌に相当)に遷し留める儀礼で 御霊移し とも呼ばれます。本来は夜間に行うものとされます。昼間に行う場合には 夜を象徴して 部屋を暗くした上で 神職により ご遺体から霊璽に魂が移されます。神職は 霊璽の覆いを取り外して、お柩の前に向け、遷霊詞を述べ、警蹕(けいひつ、声をかけること)を行い、又 霊璽の向きを元に戻して、覆いをかけます。そして 霊璽は お柩の枕元を仮の霊床として安置します。

 

   今回は以上です。

▲このページのトップに戻る