葬儀横浜 葬儀(遺体葬、骨葬)

 今回は葬儀横浜 葬儀(遺体葬、骨葬)に付いて書かせて頂きました。

 

 近親の方が亡くなられて、横浜市内でご葬儀を営むに当たりましては 葬儀・告別式を営んだ後にご火葬を行い、拾骨した焼骨を四十九日法要、納骨までの間(忌中の間)後飾り祭壇に安置して供養を重ねるのが一般的な仏式の葬送儀礼で、この形を遺体葬といいます。この形態とは異なり、先にご遺体を荼毘に付してご遺骨の形とし、ご遺骨を安置して葬儀・告別式を営む葬送儀礼を骨葬と言います。骨葬は ご出身の地域の習慣に従って営む、事情により葬儀・告別式を時間を置いた後日に営む、など理由から 横浜市内で骨葬が営まれるケースも御座います。

 

 横浜市内に於いて 葬儀・告別式はご遺体を祭壇に安置して営まれるのが一般的ですが、葬儀・告別式に先立ってご火葬を行う習慣を持つ地域も日本国内に多く御座います。東北地方を中心として日本各地に散在します。骨葬を営む地域では 本通夜に先立ってご火葬する地域も有りますが、通夜式の翌日 午前中に出棺してご火葬に付し、午後から葬儀・告別式を営み その後 菩提寺で納骨するのが一般的です。又 ご火葬と葬儀・告別式の間に日を置く場合も御座います。骨葬の場合 出棺とご火葬を密葬と称し、葬儀・告別式を本葬と称する地域も御座います。

 

 骨葬を営む地域でも 葬儀・告別式で故人様とのお別れが出来ないので変えたい と言う意見や、遺体葬を営む地域でも 故人様とのお別れは家族だけで行いたとのご希望から 骨葬をお選びするご遺族も御座います。どの様な形の 葬儀・告別式を営むのかは ご遺族のご希望とその時のご事情に合せて選択されるのが大切な事と成ります。

 

 遺体葬は古くから営まれていた形態ですが、骨葬は 日本に於いて 火葬の習慣が本格化するのは 第二次世界大戦終了後ですので その時代以降に出来た風習と考えられます。

 

   今回は以上です。 

葬儀横浜 葬儀お別れの儀

 今回は葬儀横浜 葬儀に於けるお別れの儀に付いて書かせて頂きました。

 

 葬儀に於けるお別れの儀とは 葬儀・告別式が終了した後に行われるご遺族と故人様との面会の儀礼で、故人様の容姿を記憶の中に残す最後の機会となります。故人様とのお別れと共に、ご遺体をお花で飾り、共にご火葬するご遺品やお手紙を柩の中に納めます。

 

 葬儀・告別式が終了しますと、宗教家の退席をお見送りした後に ご遺族・ご親戚・会葬者の方々は式場より退場し、葬儀担当者の手でお別れの儀の準備が始まります。ご遺体を納めた柩を式場の中央に移動し、祭壇やご供花の花が 死に花としてご遺体を飾るべく切り揃えられます。準備が整いましたら司会者の案内により、ご遺族・ご親戚は式場内に戻り、死に花をご遺体にお供えした上で故人様とのお別れをします。お別れには 愛惜の気持ちが露出し、未練が残る時間帯では有りますが、限られた時間の中で営まれなければ成りません。

 

 お別れを終えましたら、ご遺族・ご親族の方々の手で柩の蓋を閉じます。その後 古くは柩の蓋が外れぬ様 縄で縛りましたが、何時の頃からか 蓋を釘で止める風習が出来上がりました。ご遺族が参加して 小石で釘を打つという習俗です。死霊が外に出ぬ様に封じる という死霊に対する恐怖心のなせるものであったと同時に、石には呪力が有るとされ 死者を悪霊から守る為とも言われます。更には 遺族自らの手で釘を打つ事で、死者の蘇生を断念する意味が有るとも言われます。

 

 現在では 電気式の火葬炉では釘は その稼働に支障をきたす為、その使用が禁止されて居り、棺の蓋も簡単には外れない構造となって居りますので、横浜市内のご葬儀で釘打ちを行う事は無くなりました。

 

   今回は以上です。

葬儀横浜 葬儀の祭壇

 今回は葬儀横浜 葬儀に於ける祭壇に付いて書かせて頂きました。

 

 祭壇とは 仏、神、聖霊、死者などに犠牲や供物を捧げる為の檀を言います。仏教式の葬儀に於ける祭壇は 仏と故人様への供物を捧げる檀となります。通夜式、葬儀式の式場の正面には故人様のお柩を中心として祭壇が備えられ、その周囲をご供花とお供物が彩ることとなります。以前は葬儀用の祭壇として白木を組み合わせた祭壇が主流でしたが、現代の葬儀の多くは 生花を使用した祭壇が主流となりつつ有ります。生花祭壇で使用される生花は お別れの儀の際の 別れ花としてお柩の中のご遺体を飾る事と成ります。

 

 故人様との関係が深かった方から提供頂くご供花には 喪主様 お子様 お孫様 ご親族、知人・ご友人など提供頂いた方々の名札が添えられて、祭壇の周囲を飾り、祭壇全体を引き立たせる形となります。ご供花の配置方法は ご遺族のご希望に合わせて配置されますが、原則としては 故人様との関係の深い順に 右最上位、左最上位、右第二段、左第二段、の順に配置されます。又 順位を示したく無い場合や、ご供花が多数に渡る場合は 個々のご供花に名札を添えず、芳名板を用意してアイウエオ順に贈った方の芳名を一括して提示する方法も御座います。尚 ご供花、お供物、香奠を辞退される場合には 喪主様のみが名札を付けずにご供花を飾るケースも御座います。

 

 尚 ご供花は 個人が個別に贈る事も可能ですが、会場・祭壇全体のデザインの関係も有り、依頼した葬儀社1社に絞って用意される事をお薦め致します。

 

   今回は以上です。

 

 

葬儀横浜 葬儀・告別式の流れ

 今回は葬儀横浜 葬儀・告別式の流れに付いて書かせて頂きました。

 

 葬儀・告別式の流れは 宗教 宗派 地域により異なりますが、仏教の葬儀・告別式の一般的な流れは以下の通りと成ります。具体的には 葬儀・告別式を主導するご導師の指揮の下に営みます。又 神式、キリスト教式、他の宗教で営む場合は それぞれ 神官、司祭、牧師、指導者のご指示の下で 葬儀・告別式を営む事となります。

 

 仏式の葬儀・告別式の流れは;

1 一同着席。

2 導師入場・開式。

3 葬式作法 (読経、引導)

4 式辞・弔辞。

5 焼香・読経。

6 導師退場・閉式。

7 一同退場。

8 お別れの儀。

9 柩搬出。

10 遺族代表挨拶。

11 出棺(霊柩車出発)

この内 1〜3までが葬儀式部分、4〜7までが告別式部分ですが、現代の葬儀・告別式では 多くの場合 告別式は葬儀式の半ばより並行して進行しょます。勿論 時間が許すのであれば、葬儀式と告別式を分けて行うのがベストですが、その為には 1時間半から2時間の式時間が必要と成ります。

4の式辞・弔辞は 施主(葬儀委員長)による故人様への弔いの表明です。弔詞とも言います。弔電の紹介は この後に拝読されます。

8のお別れの儀は ご遺族・関係者が故人様と最後お別れをする時間で、同時にご遺体の周りをお花で飾り、共に火葬する品物を柩に納めます。

10の遺族代表挨拶は出棺を前にして 会葬の方々に対するお礼の挨拶です。

11の出棺の後に会葬の方々は散会となります。

 

   今回は以上です。  

葬儀横浜 葬儀式・告別式

 今回は葬儀横浜 葬儀式・告別式に付いて書かせて頂きました。

 

 日本に於ける葬儀式・告別式は 古くは自宅で通夜を営んだ後 出棺の儀礼を経て、葬列を組んで斎場に行き、葬儀式の後に火葬 あるいは土葬を行うのが一般的で有りました。その後 葬列を組む事が無くなり、自宅での儀礼と斎場での儀礼が一体化した事により、現代の 葬儀・告別式が誕生しました。葬儀・告別式は 本来は異なる性格の儀礼である 葬儀式と告別式を合体させた儀礼であります。

 

 葬儀式は 故人様をこの世からあの世に見送る ご遺族・親族による宗教的な儀礼であり、告別式は 友人・知人がご遺族に慰めの言葉を寄せ 焼香又は献花をして故人様に別れを告げる儀礼です。葬儀式は 身内の方々による宗教儀礼であり、告別式は身内の方々以外の方々による社会的儀礼であるとも位置付けられます。従いまして 葬儀式と告別式は 個別に執り行うのが本来の姿ではありますが、多忙な現代の参列者、利用する斎場での時間的制約などから、葬儀と告別式を1時間以内で営むべき要請を受けて、葬儀式と告別式の同時進行が一般的となりました。

 

 ご遺族・ご親族による葬儀式の最中に、一般会葬者による告別の焼香が始まります。ご遺族・ご親族の中の特定の方は 葬儀式の間でも 告別の方々への答礼に心して頂く必要が御座います。

 

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葬儀横浜 通夜

 今回は葬儀横浜 通夜に付いて書かせて頂きました。

 

 日本に於ける通夜とは その宗教に係わらず、葬儀の前の夜間に営まれる儀式です。起源は 仏教の開祖 釈迦が入滅した後に弟子達が行った、夜を通しての釈迦説法の復唱の故事によるとされますが、現代の日本では 神道は勿論、キリスト教でも通夜が営まれて居ります。

 

 通夜は 古代日本の殯(もがり)の遺習と仏教に於ける釈尊の弟子達の故事が合わされて、日本に定着した葬儀前の儀礼です。仏式の通夜では 死者の枕元でお経が読まれ、会葬者により念仏が唱えられ、ご遺族・近親者により 夜を通して葬儀までの間 故人様を見守ります。

法律上の死は 心停止という1点で定義されますが、ご遺族や身近な人々にとっては 故人様の死を受け止める為の時間が必要となります。そこで 夜を撤して 故人様の枕元に侍り、生前と同様に仕える通夜の時間は 残された方々が 故人様と最後に過ごす大切な時間でも有ります。

通夜に於いては ご遺族や身近な方々が唱える念仏は故人様と共にするものであり、食事も故人様と共に与かり、共に過ごす最後の時間となります。


 現代の横浜に於ける通夜は 葬儀式の前日 夜の6時から7時、若しくは 7時から8時の間に1時間程度で、僧侶の読経とご遺族・親族・弔問客による焼香が行われ、その後 通夜振る舞いの酒や食事が供され、1時間前後で弔問客が散会された後、ご遺族や身近な方により故人様を見守る、という流れが一般的です。

しかしながら 現代の横浜等 都会では お仕事の都合などから 昼間の告別式に参列する事が困難なために 通夜のみに参加するというケースが非常に多くなって居ります。従いまして 通夜を 告別式より大規模に営む事を考慮して頂く必要が御座います。


 神道に於ける通夜は 通夜・遷霊祭として神職により営まれます。キリスト教のプロテスタントでは 前夜式よ呼ばれ礼拝が行われます。カトリック、プロテスタント共に、派手な通夜振舞いは避ける傾向に有ります。通夜の習慣は 宗教、宗派、地域により習慣の違いが有りますので、注意が必要です。


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葬儀横浜 納棺

 今回は葬儀横浜 納棺に付いて書かせて頂きました。

 

 お身内の方のご遺体の清拭が終りましたら、仏式のご葬儀であれば ご遺族の手で ご遺体に死装束をお着せして、柩に納棺します。ご納棺のタイミングは ご自宅に安置する前、通夜式の始まる前、式場がご自宅以外の場合は ご自宅から出棺する前、などですが、ご遺族のご希望に合わせて行う事が可能です。現代では 通夜式・葬儀式をご自宅で営むケースが少なく成りましたので、ご自宅から出棺する前に行うのが一般的となって居ります。又 ご遺体の安置を葬儀社に委託される場合は ご遺体の安置所で行う事も可能であり、ご納棺を葬儀社に依頼して行う事も出来ます。

 

 古くは 故人様に着せる死装束は 故人様と縁の有る女性に手により、白木綿を糸尻を止めずに縫い上げられました。僧侶や巡礼者の姿になぞらえて、白い衣装に経文を記した浄衣、経帷子とも呼ばれる衣裳が死装束となります。経帷子は通常とは反対に左前に着せ、三角頭巾を額に当て、手甲を付け、脚絆を脚に巻いて、白足袋に草鞋を履かせ、六文銭を頭侘袋に入れて首に架け、杖を手にして、西方浄土へ旅立つ姿が完成します。但し 死後硬直等によりお着せする事が困難な場合は 死装束をご遺体の上に着せ掛けるだけの場合も御座います。故人様お気に入りの服装での旅立ちも現代では多くなりました。

尚 浄土真宗では 即身成仏となり、浄土への旅は必要とされませんので、死装束は纏わずに 胸元で両手を組み、その手に木製の念珠(数珠)をかけます。

 

 ご納棺は ご遺族や親しい方の手により、清拭、着替え、納棺と一連の作業の中で行われます。ご納棺の前に ご遺体から指輪や装身具を取り外した上で ご遺体を棺の中にお収めします。そして ご遺体の周りに副葬品をお供えします。但し 副葬品には 火葬に際して支障とならぬ様、以下の物は避けます;

1 爆発の恐れがあるもの。

2 燃えない物。

3 ご遺骨を傷つける怖れの有る物。

4 ご遺骨に着色する恐れの有る物。

等ですが 具体的には ペースメーカー、ガスライターなど 爆発の恐れの有る物、メガネ 酒の瓶などガラス製品、金属で出来た釣り竿 ゴルフクラブなど、金属製の仏具など。又 ゴルフボールは火葬炉の中で回ってご遺骨を傷つける怖れが有り、果物はご遺骨に着色する怖れが有り、分厚い書籍は燃え難いという難点が御座います。副葬品は お柩に納める前に 葬儀社の担当者に確認する様 お薦めします。

 

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葬儀横浜 ご遺体の保全

 今回は葬儀横浜 ご遺体の保全に付いて書かせて頂きました。

 

 人は 呼吸が止まり、心臓が停止して血液の循環が停止すると、生命活動を継続する事が困難となり、その肉体は腐敗を始めます。ご遺体を ご火葬 あるいは埋葬するまでの間、ご遺体が変貌しない様 保全する為には然るべき処置を施す必要が御座います。現代に於ける ご遺体の保全処置と致しましては 清拭、湯灌、ドライアイスの適用、エンバーミング、などの処置方法が御座います。古くは 塩漬け、氷漬けなどの方法も有りましたが、現代での適用例はほとんど無くなりました。

 

 清拭とは 医療・介護現場で使用される用語で 身体を拭き清める事ですが、葬儀に於いては ご遺体を拭き清める事を言います。ご遺体を 消毒用アルコール、又は 防腐性薬液などで拭き清め、目や口を閉じ、鼻・耳・口・肛門に脱脂綿を詰めて体液に漏出を防ぎ、髭を剃り、髪を整え、爪を切り、着衣を整えます。病院などでは エンジェルケアーとも呼ばれて居ります。

 

 湯灌とは 古くからある ご遺族がご遺体を湯で清める風習で、ご遺族が故人様のご遺体に直接触れて その死を確認する、大切な儀礼でもありました。古くは ご自宅の風呂、お寺の湯灌場、などを使用して行われて居りましたが、現代では ご自宅の風呂場にそれなりの広さが必要となる事、お寺に湯灌場が無くなった事、ご遺体の温度が上がる為 腐敗を促進させる危険性が有る事、などから 清拭を終えた後は 湯灌を営む事は少なく成りました。

 

 ドライアイスの適用とは ご遺体を低温度に維持して腐敗を遅らせる為に行います。低温度を維持し、昇華する際に水分を出しませんので、利用される様に成りました。通常は 10Kgが1回分で、24時間を目安に交換しますが、ご遺体の状況やその時の気温により、使用量は変化します。

 

 エンバーミングとは ご遺体の現状維持をより永い時間ご希望される場合に施す処置で、ご遺体を土葬する場合や 海外に移送しなければならない場合、に適用されます。その処置は 専門の施設内でご遺体の血液を抜き、血液の代りに防腐剤を注入する事により、ご遺体を長期間 保全する事が可能となります。この処置方法が開発された米国での費用は 3〜4万円/1体ですが、日本では20万円〜100万円(処置内容による)ほどの費用が必要と成ります。


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葬儀横浜 枕経

 今回は葬儀横浜 枕経に付いて書かせて頂きました。

 

 ご家族の方に 万一の事が起こった場合、まずはご遺体を安置しなければ成りません。仏式でのご葬儀を前提としますと、ご遺体は然るべきお部屋に北枕で安置し、神棚をお備えの場合は その前面を白紙で覆います。そして ご遺体の枕元 もしくは胸元に守り刀を置き、ご遺体の周りを屏風を逆さにして立てます。そして ご遺体の枕元に枕飾りを備えてご慰霊を弔いましたら、壇那寺のご住職にお願いして枕経を読経して頂きます。


 枕経とは 死に逝く人が不安にならぬ様、案内として枕元で死をみとりながらお経をあげる のが本来の姿でしたが、現代では 死後に最初に営む儀式となりました。死者に初めて経を聞かせる という考え方、仏壇の内仏 あるいは本尊に向かって読経する との考え方、宗派により考え方は異なります。現代に於きましては 多くのケースが病院で死をお迎えになります。病院内での読経は慎まなければ成りませんので、ご遺体がご自宅に帰宅された後に枕経を読む形となりました。但し 宗派によっては枕経を営まない場合も御座います。


 お身内の方が亡くなられましたら、なるべく早い機会に壇那寺にその旨を連絡し、僧侶に臨席を頂いて 枕飾りの前で読経して頂きます。檀那寺が遠方の場合は ご住職より紹介を頂いて、近くの僧侶にお願いすると良いでしょう。枕経をあげて頂く際の服装は 喪服である必要は無く、通常の服装を整えて臨席すれば良いとされます。


 枕経の後に 葬儀の次第 その他を僧侶と相談します。既に戒名(法名、法号)をいただいている場合は その旨を伝え、戒名を新たに頂く場合は 故人様の人柄などをお話して、参考として頂きます。尚 最近では 枕経を通夜の席であげて頂くケースも多くなりました。


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葬儀横浜 ご遺体の安置U

 今回は葬儀横浜 ご遺体の安置Uに付いて書かせて頂きました。

 

 ご家族の方に 万一の事が起こった場合、まずはご遺体を安置しなければ成りません。仏式のご葬儀を前提としますと、ご遺体は然るべきお部屋に北枕で安置し、神棚をお備えの場合は その前面を白紙で覆います。そして ご遺体の枕元 もしくは胸元に守り刀を置き、ご遺体の周りを屏風を逆さにして立てます。そして ご遺体の枕元に枕飾りを備えてご慰霊を弔い、四華を供え、玄関に忌中札を掲げて、納棺 通夜式を待つのが本来の形となります。

 

 枕飾りは 通夜式までの間 故人様の霊を弔う為の仮祭壇ですが、ご遺体の枕元に白木の小机を備え、その上に三具足を備えます。香炉を中央に、ご遺体に向かって右側に燭台を、左側に花立てを、右前に鈴を配します。燭台には白の一本ローソクを立てて灯明を灯し、香炉には線香を立てます。花立てには 一本樒(しきみ)を立てるのが仕来りですが、樒を手当てするのが困難な場合は 代わりに白菊を一輪立てます。更に お供え物として 浄水、枕団子(三方に白紙を敷いて6個の団子をのせたもの)、枕飯(故人様愛用の茶碗に山盛りの飯を盛り、箸を一本立てた一膳飯)、故人様が生前好まれた食べ物などです。枕団子や枕飯などの食物をお供えするのは ご遺体から遊離した霊魂を 食事を呼び水として呼び戻して蘇生させる、魂呼びの為とも言われます。尚 浄土真宗では 枕団子や枕飯はお供えしせず、花立ても使用しないで、線香は立てずに横にねかして香を点てます。

灯明や線香の火は消してはならない とされますが、現代では火災予防の観点から、灯明の火は 線香に火を点ける時のみに灯す事をお薦めします。


 四華花とは 葬具の一つで、白紙を細長く切り、横に細かい刻み目を入れて、竹棒に巻き付けたものです。これは 釈迦が涅槃に入られた時 釈尊の入滅を悲しんだ 沙羅双樹の林が白変して、そのご遺体を覆ったとの故事に由来します。


 忌中札とは 死穢を他の人々に及ぼさぬ様 ご遺族が死の穢れに染まっている事を告知する為、忌中と書いた札を玄関に掲げたものです。忌中の間は掲げ続けます。


 現代の横浜では 四華花や忌中札が使用される事は少なく成りました。


   今回は以上です。

葬儀横浜 ご遺体の安置

 今回は葬儀横浜 ご遺体の安置に付いて書かせて頂きました。

 

 ご家族の方に 万一の事が起こった場合、まずはご遺体を安置しなければ成りません。仏式のご葬儀を前提としますと、ご遺体は然るべきお部屋に北枕で安置し、神棚をお備えの場合は その前面を白紙で覆います。そして ご遺体の枕元 もしくは胸元に守り刀を置き、ご遺体の周りを屏風を逆さにして立てます。更に ご遺体の枕元に枕飾りを備え、四華を供え、玄関に忌中札を掲げて、納棺 通夜式を待つのが本来の形となります。

 

 神棚をお備えの御家庭では ご逝去された後、忌明けまでの間 神棚の前面を白紙で覆います。これは 神道は穢れを避ける事から 死穢(しえ)が神棚の中に及ばぬ様にする為です。この作業は 忌み(いみ)がかかっていない ご家族以外の 他人にお願いして行います。尚 仏壇は 扉を開けておくのが基本となります。

 

 ご遺体の枕元やご遺体の上に 守り刀 もしくは刃物を置く習慣が御座います。これは 魔除けや、死霊に対する鎮魂の為、故人様の霊が持ち去られる事を防ぐ為、死霊を封じ込める為、など その地域 宗派により言い伝えは異なります。又 古くは 武士のご遺体の枕元にその持刀を置いたことの名残りであるとも言われます。

 

 枕飾りとは ご遺体の枕元に備える仮祭壇の事を言います。白木の台 若しくは白布で覆った小机を用いてその上をお飾り(荘厳とも言う)します。祭壇には 三具足(香炉、灯明、花立て)と鈴を具えて、ご遺体が安置されている間の故人様の供養に供されます。

 

   今回は以上です。

葬儀横浜 葬儀の見積書

 今回は葬儀横浜 葬儀の見積書に付いて書かせて頂きました。

 

 お身内の方が亡くなられた場合 時を置かずにご葬儀を営まなければ成りませんが、故人様の想い ご遺族想い そして 関連する必要な情報を葬儀社の担当者より入手し、その全てをを基ににして基本方針をお決め頂きましたら、その内容に従って 葬儀社に見積書の提出を依頼し、最終的な精査を行います。見積書の内訳には 葬儀社の作業項目だけでは無く、式場の費用、人数により変化する接待の費用、も含めて記載されているのがベストです。そして 宗教家への布施(謝礼)を加えたものが、葬儀の総費用となります。

 

 見積書を受領されましたら、まず その内容が喪主様(施主様)の考えた想い、基本方針に沿ったものであるかの確認します。明細の内容で不明な点が有れば、忌憚無く問い合せて、見積書の内容を明確に理解します。明細の説明は 必要に応じ 口頭での説明や 写真・絵などによる受け、通夜式・葬儀式のイメージを作り上げてきださい。尚 人数により変化する費用に付いては 通夜式、葬儀式・告別式、お斎の席への会葬・出席人数により変化しますので、その時点での費用額を理解して於き、最終金額の確定は 葬儀の全てが終了した後となります。

 

 見積書の内容確認項目を箇条書きすると;

1 葬儀全体がイメージ出来る事。

2 葬儀社の費用が セット方式であった場合は セットに含まれているものの明細を確認します。

3 セット以外の項目と その費用単価、合価を確認します。

4 見積内容の他に どの様な物品、サービスが提供出来るのか、その費用と共に確認して於きます。

5 現金で用意しておかなければ成らない費目と金額、必要日時を確認します。

以上に加えて 宗教家関連の費用を含めた総額概要がご予算の範囲内である事を確認して、見積書に対する 申込書を発行し葬儀社との契約が成立します。申込書の案は 葬儀社で用意してくれますが、申込書には 喪主様(施主様)の自筆による 住所・氏名の署名と捺印が必要と成ります。

 

   今回は以上です。

葬儀横浜 葬儀の基本方針

 今回は葬儀横浜 葬儀の基本方針に付いて書かせて頂きました。

 

 ご葬儀を営むに当たりましては 喪主様(施主様)により 葬儀の基本方針をお決め頂かなければ成りません。近親の方を亡くされ、精神的にも厳しい状態の中での判断と成りますが、ご自分で全てをお考え頂く必要は無く、葬儀社の担当者に全ての情報を提供して貰い、その中で取捨選択頂くのが良い方法です。選択に当たりましては ご家族や近親者の方のご意見も参考にします。基本方針とは 宗教、方式、式場、日程、予算、告知、接待、設営、その他、をお決め頂く事です。

 

 葬儀をどの宗教で営むかは 故人様が信仰されていた宗教・宗派が最優先となりますが、特に無い場合は お家の檀那寺、或いは無宗教での葬儀も選択の一つとなります。一般的には檀那寺に葬儀の導師を依頼しますがするのが、壇那寺が遠方の場合には檀那寺より紹介を受けた僧侶に依頼します。宗教・宗派に心積りはあるが 依頼先の心当りが無い場合には 葬儀社に紹介を依頼して紹介して貰う事も可能です。

 

 葬儀の方式とは 個人葬か社葬・団体葬この選択ですが、会社や団体などとの関わりをどうするか、身内だけの密葬とするか、その後に 本葬や偲ぶ会を営むか等をお決め頂きます。

 

 式場は 連絡先の数を基にした会葬者の予想人数、葬儀の方式、ご事情、等を考慮して ご自宅、寺院(教会)、横浜市営斎場、私営斎場、などの中から選択頂きます。

 

 葬儀の日程は 宗教家の都合、ご家族の都合、火葬場の都合、式場の都合を合わせ検討してお決め頂く事に成りますが、宗教家(葬儀社に紹介依頼の場合は別)、ご家族の都合は喪主様が、火葬場・式場の都合は葬儀社担当者が、情報を収集して合わせた上で喪主様にお決め頂きます。社葬・団体葬の場合は 施主様(葬儀委員長)が関連情報を全て集めて 喪主様と相談のうえお決め頂きます。

 

 葬儀の予算は 宗教家の費用、人数により変動する接待の費用、式場の費用、葬儀社の費用、そして 香奠を受取るか如何か、を加味してお決め頂く事と成ります。

 

 その他としては 社会への告知の範囲と方法、通夜振舞い 火葬中の待ち時間に於ける接待 精進落とし 供養品 香奠返し など 会葬者への接待方法と数量、式場設営への希望、礼状の用意、受付・案内・接待の要員の依頼先、その他 葬儀全体への希望事項、などとなります。

 

   今回は以上です。

 

 

葬儀横浜 葬儀への想い

 今回は葬儀横浜 葬儀への想いに付いて書かせて頂きました。

 

 ご家族の方が亡くなられ、時を置かずして故人様のお見送りを段度らなければ成らない事は、容易な事では有りません。以前であれば 町内会の幹事や団地の管理組合など近隣の方々、或いは親族の中の然るべき方が その地域 もしくは一族古来の仕来りに従い段取りを決め、ご遺族はそれらの方の指示に従って葬儀に臨むのが一般的で有りましたが、現代の核家族化が進んだ都市社会に於いては 慣れないご遺族が その段取りを行わなければ成りません。ご遺族が然るべき葬儀社の担当者と段取りを造り上げるのが一般的となりました。

 

 その様な現代に於きましては 葬儀社の担当者にまず最初にお話頂く事は ご遺族様の故人様に対する想いであり、故人様をお見送りする葬儀に対する想いです。故人様がどの様な人となりの方であったのか、故人様はご家族をどの様に思っていたのか、葬儀に対して故人様が言い残した事は、故人様に対するご遺族様の想いはどうであるのか、などを忌憚無くお話ください。葬儀の担当者は その様なお話の中から、葬儀のプランを具体化させてゆく事が出来ます。又 想いを語ることにより、ご遺族様が故人様のご逝去から受けた精神的な衝撃や お心の傷を少なからず癒す事にも繋がります。

 

 ご葬儀の式次第すべては 喪主様(若しくは施主様)がお決め頂かなければ成りません。とは言え ご遺族様からすれば 葬儀の経験がそれ程無いのが一般的です。従いまして ご遺族様は 全ての想いを語り、忌憚の無い質疑の中から より多くの選択肢を葬儀担当者から提示して貰い、その一つ一つを選択して葬儀次第を作り上げて頂く事が、御心に副うお見送り、ご葬儀を営む事に繋がります。

 

   今回は以上です。

葬儀横浜 葬儀社との打合せ

 今回は葬儀横浜 葬儀社との打合せに付いて書かせて頂きました。

 

 ご葬儀を営むに当たりましては まずご葬儀の基本方針をお決め頂く必要が御座います。以前は 町内会や団地の管理組合に然るべき方が居られて、その方のお決め頂く基本方針に基ずいて、ご遺族・ご親族の方々はご葬儀を営む形が一般的でしたが、現代の日本に於きましては その様な連帯も希薄となり、ご遺族・近親の方々、場合によりましてはご遺族だけで次第をお決め頂く事もしばしばです。その様な際には 必要に応じて経験豊富な葬儀担当者にご希望を伝え、葬儀次第の提案を受けるのも一つ方法と成ります。葬儀社との面談には 御一人だけで対応する必要は無く、然るべき近親の方の同席や、僧侶 司祭(牧師) 神官などの宗教家に同席して貰い、葬儀をより良い形にお纏め頂くのも良いでしょう。又 面談の際には 葬送儀礼へのご希望を忌憚なくお話し頂き、疑問な点が有れば どの様な内容でも忌憚なく問い合せて 明らかにしておく事をお薦め致します。


 まず最初に 葬儀の喪主様をお決め頂く必要が御座います。一般に 喪主と施主は 葬儀を主宰する人として 同じように用いられますが、厳密には異なります。喪主は 葬儀全体の総責任者ですが、施主とは 布施をする人を語源として、葬儀の金銭面を負担し、運営の責任を司どる方を言います。古くは 戸主が亡くなり、跡継ぎとなる長男が幼少である場合、親族の長老が後見人として葬儀運営の責任を負いました。この様な場合 長男が喪主、長老の方が施主として葬儀を営み、喪主は名目的な責任者、施主が実質的な責任者となりました。現代でも 社葬などの場合 ご遺族が喪主となり、会社の社長が施主(葬儀委員長)となって葬儀が営まれて居ります。


 喪主をどなたが受けるかが問題となる場合も御座いますが、一般的には ご家族の何方かが亡くなられた場合は戸主が、戸主が亡くなられた場合には 戸主が指名していた方(祭祀権承継者)、指名が無い場合は ご長男(ご長女) もしくは配偶者の方が喪主を務めます。尚 喪主は原則として1名ですが、現代では複数名で務めるケースも御座います。


   今回は以上です。  

葬儀横浜 葬儀社への連絡

 今回は葬儀横浜 葬儀社への連絡に付いて書かせて頂きました。

 

 ご家族の方がご臨終を迎えられたましたら その後を託す葬儀社にご連絡頂く必要が御座います。葬儀社をお決め頂いている場合はその葬儀社へ、突然の事で未定の場合は ネット検索等により葬儀社に問い合せて 然るべき葬儀社をお決め頂き、精神的な動揺の中では有りますが、以下のの内容を葬儀社の担当に伝えます。

 

 まずは 連絡している方のお名前、故人様との関係、連絡先(電話番号)を伝えます。連絡をされる方が ご家族である必要は御座いません。

 

 次に 故人様のお名前、年齢、性別を伝えます。お名前の漢字もお伝え下さい。

 

 そして 亡くなられた場所、ご遺体の現在の安置場所を伝えます。これは 亡くなられた場所と ご遺体の安置場所が同一でない事も御座いますので。

 

 更に 現在のご遺体の安置場所の住所と電話番号を伝えます。病院であれば その名称と住所、電話番号、病室か霊安室かなど、ご自宅の場合は 住所と電話番号です。ご遺体の搬送が 病院指定の業者により行われる場合には その旨を伝えます。


 ご遺体の搬送先が決まっている場合は その名前、住所、電話番号を伝えます。まだ決めていない場合には 葬儀担当者の来訪を待って、相談の上お決め頂いても構いません。


 必要であれば 亡くなった状況も伝えます。病死あるいは自然死か、事故死などか、死亡診断書 あるいは死体検案書が交付されて居るか、などです。


 ご遺体の状況も伝えます。解剖を行うかどうかなどです。これは ご遺体をそのままお運びするか、柩を用意してお運びするか、の判断をしなければ成らない為です。


尚 以上の多くの事が まだ 決められて居ない場合は 葬儀担当者の来訪を待って面談の後にお決め頂いても問題御座いません。


   今回は以上です。

 

葬儀横浜 ご遺体の安置

 今回は葬儀横浜 ご遺体の安置に付いて書かせて頂きました。

 

 ご家族の方がご逝去されて、ご遺体の清拭(せいしき)が終えましたら、通夜式・葬儀式・ご火葬までの間 何処にご遺体を安置するかお決め頂かなければ成りません。まずは ご自宅の然るべきお部屋に北枕でご遺体を安置し、ご出棺までの間 故人様のご冥福をお祈りします。ご自宅で葬送儀礼を営まれるのであれば この形が一般的です。葬送儀礼を斎場を借りて営む場合でも、一度は ご自宅にお戻り頂いて、葬儀までの間を過ごされるのがご遺族のお気持ちを慰める事にも繋がります。

 

 万一 ご自宅の都合が合わず、ご遺体をご自宅に安置する事が出来ない場合には 葬儀社に依頼してご遺体を保全管理してもらう事も可能です。又 利用する斎場によりましては ご遺体を仮安置する設備を設けている場合が御座います。但し 横浜市営の斎場は 残念ながら仮安置所を設けては居りません。従いまして ご遺体の安置所は ご遺族のご事情、葬儀式の式次第、ご利用される斎場、等を基にお決め頂く必要が御座います。又 ご遺体安置所をご利用の際、ご家族が途中面会を希望されるケースも御座いますので、面会の可否を確認して置く事も大切です。

 

 故人様が病院でご逝去された場合には ご遺体を ご自宅又は ご希望の安置場所にお移ししなければ成りません。これを ご自宅に下げる、あるいは 略して 宅下げ と誦します。ご自宅その他へのご遺体の搬送は 遺体搬送を目的とした、霊柩自動車をご利用頂くのが一般的です。霊柩運送事業の許可を得ていない葬祭業者の車でのご遺体移送は違法とされて居ります。但し ご遺族が自家用寝台車で搬送する事は許されて居ります。その際は 犯罪等の嫌疑を避ける為、死亡診断書の携行が必要と成ります。

 

   今回は以上です。

 

 

葬儀横浜 ご遺体の清拭

 今回は葬儀横浜 ご遺体の清拭(せいしき)に付いて書かせて頂きました。

 

 近親の方がご臨終を迎えられましたら、立会われた全ての方の手により 故人様に”末期の水”を捧げます。その後 担当してくれた看護師の手で ご遺体を消毒し、体液のもれを防止する処置を行い、着衣を整え、女性であれば 簡単な化粧を施して、ご遺体を整えます。この行為を 清拭(せいしき)、或いはエンジェル・ケアーと呼ばれます。

 

 臨終の直後に死者の口に捧げる水を ”末期の水”(まつごのみず) あるいは ”死水”(しにみず)と言います。末期の水は 古くより日本に伝わる 民俗的儀礼で 元来は死者の蘇生を願って営む儀礼でした。現代では 故人様の臨終を見守った方々による 別れを告げる大切な儀式とも成りました。その作法は 地域により異なりますが、一般的には;

1 水を注いだ陶器の容器を用意し、割り箸の先に綿を巻き付け、その綿に水を含ませて、故人様の唇を潤します。

2 前記と同様ですが、割り箸の代りに、新し筆を使用して唇を潤します。

3 茶碗の水に 樒(しきみ)の葉や 鳥の羽 脱脂綿を浮かせ、それで故人様の唇を潤す。

などです。

 

 故人様が病院で亡くなられた場合 看護師の手により清拭(エンジェル・ケアー)が行われます。ご遺体の表面をアルコールで消毒し、鼻、尻などの部位に脱脂綿を詰めて体液が漏れない様に処置し、女性などの場合は簡単な化粧を施して、新しい浴衣などに着替えさせます。ご希望する着替えをお持ちの場合は 事前に用意して置いて、清拭の際に着替えさせて貰います。納棺の際に着替えをさせようとすると、死後硬直の為 困難となる場合も御座いますので。この 清拭は 病院により 有償、無償、処置しないなど様々ですので、ご確認頂く事をお薦め致します。ご自宅で ご臨終された場合でも、担当医師が死亡の判定をした後に 同行した看護師の手で処置してくれるケースも御座います。

 

   今回は以上です。

葬儀横浜 臨終後の手続き

 今回は葬儀横浜 臨終後の手続きについて書かせて頂きました。

 

 近親の方がご逝去された場合、そのご臨終の確定は 臨終に立会った担当医師による死亡診断書(事故の場合は死体検案書)の交付によって成されます。従いまして 死亡診断書が交付された後に ご遺体の移送につき手配をします。その後には 死亡診断書の左側にある死亡届に必要事項を記載・署名・捺印をして ご逝去後 7日以内に該当の市区町村役所に届け出ます。死亡届の提出と共に 死体火埋葬許可申請を提出し、死体火埋葬許可証を受領します。この許可証により ご遺体の火葬が可能となります。

 

 死亡届の提出に当たりましては;

1 死亡の届け出は 届け出義務者が死亡の事実を知った日より7日以内に行わなければ成りません。但し 国外で死亡された場合には 死亡の事実を知った日より3ヶ月以内と成ります。

2 死亡届の届け出義務者とは 順に @同居の親族 Aその他の同居者 B非同居の親族 C家主。地主もしくは 家屋 土地の管理人 D市区町村 となって居ります。

3 死亡の届け出は 故人の本籍地、届け出人の居住地、故人がご逝去した土地、の市区町村役所に行います。

4 死亡地が明らかで無い場合はご遺体が発見された地で、汽車その他の交通機関の中で亡くなられた場合はご遺体を交通機関から降ろした地で、航海日詩を備えない船舶の中で亡くなられた場合は船舶が最初に寄港した地で、届を出します。

死亡届の提出は代行する事が出来ますが、その場合には届け出人の印鑑を持参する必要が有ります。尚 死亡届の受付は24時間行われて居ります。

 

 死亡届を市区町村役所に提出し 受理された後に、火葬 埋葬の許可申請を行います。死亡届を受理した役所では申請に対し 許可証を発行します。この許可証により 日本全国 何れの火葬場でも ご遺体の火葬が可能となります。但し 伝染病の患者を除いて、死後24時間以内には火葬、埋葬する事は出来ません。そして 火葬が終了した後に 火葬場より埋葬許可証が発行されます。埋葬許可証は 納骨の際に必要となる大切な書類ですので、お骨壺と共に保管して置くと良いでしょう。

 

   今回は以上です。

葬儀横浜 ご遺体の取扱い

 今回は葬儀横浜 ご遺体の取扱いに付いて書かせて頂きました。

 

 ご家族が亡くなられ ご遺体を取り扱う際には 敬意を持って接するのは勿論ですが、公衆衛生上の観点もご注意頂く必要が御座います。ご遺族には 担当医師よりご逝去の死因と感染症の有無及び可能性が伝えられますので、ご遺体に接する際には 担当医師の指示に従って対応しなければ成りません。又 死後のお別れをされる方々にも同様の注意を伝える必要が御座います。

 

 ご遺体に接する際に注意すべき事は ご遺体からの病気の感染です。ご遺体からの感染の可能性に付いては 個人情報の守秘義務から、ご遺族の方にのみ担当医師から伝えられます。ご遺族の方は その内容を ご遺体に接する方々の伝えなければ成りません。但し 感染症ではあっても ご遺体からは伝染しないものも有り、それは以下の感染症です;

 肺炎、ハンセン氏病、髄膜炎菌感染症、破傷風、菌血症、敗血症、A型肝炎、成人性T細胞白血病、狂犬病、クラミジア感染症、梅毒、ウイル病、真菌感染症。

 

 ご遺体に接する際に注意を要する感染症としては;

 MRSA、C型肝炎、リケッチア感染症、結核、B型肝炎、エイズ、クロイトフェルト・ヤコブ病、その他があります。

 

 感染症のご遺体に接する場合には;

ー接する際に 使い捨てのマスクと、使い捨てのゴム手袋を着用します。

ー手など露出した部分に傷が有る場合には 接する事を控えます。

ーご遺体とお別れした後には うがいをし、流水で良く手を洗い、消毒アルコールで消毒します。

法定伝染病などの危険なご遺体の場合には 担当医師のご指示に従ってご遺体に接し、故人様が使用していた着衣、その他の物も、指示の通りに処分しなければ成りません。

 

   今回は以上です。  

葬儀横浜 死体検案書

 今回は葬儀横浜 死体検案書に付いて書かせて頂きました。

 

 死体検案書とは 死者の死因が継続的に担当医師により診療中の病気を原因としていない場合に 監察医 若しくは警察が指定する医師により発行される、死亡を証明する為の書類です。掛り付けの医師を持たない場合の自然死、各種の事故死の場合は 死者のご遺体は警察官の検視を受け、その上で警察署が指定する医師の検案、必要に応じて 司法解剖・行政解剖が行われ、死因を特定し、その上で 担当医師により 死体検案書が発行されます。ただし 死亡診断書と異なり歯科医師は死体検案書を発行する事は出来ません。

 

 ご家族が亡くなられた場合 病死あるいは自然死以外の異常遺体、あるいは犯罪の疑いのあるご遺体の場合には 警察に届け出て、警察官の検視を受け、監察医若しくは警察が指定する嘱託医の検案を受けて、死体検案書の発行を待ちます。警察による検死、監察医による検案が必要となるケースは以下の通りです;

1 病死あるいは自然死であっても、生前に診療・治療をしていた医師がいない場合。

2 病死あるいは自然死であるかどうか不明な場合。

3 伝染病死、中毒死などの場合。

4 溺死、事故死、災害死、自殺などの非犯罪死の場合。

5 殺人、過失致死などの犯罪死 あるいはその危惧が有る場合。

 

 監察医とは 死体解剖保存法の規定にもとずき、その地域の県知事が任命する、ご遺体の死因を特定する為に 検案や行政解剖を行う医師の事です。監察医制度が導入されている都市は現在 東京23区、横浜市、名古屋市、大阪市、神戸市の5都市です。横浜市内では 中区と金沢区の2ヶ所に監察医が常駐して居り、市内 各警察署の依頼に基ずいて、検案 解剖を行って居ります。尚 横浜市内で 検案・解剖を受けなけなければ成らない場合は 状況に応じて 2万円から8万円の範囲でご遺族が費用を負担する必要が御座います。加えて ご遺体の搬送費用も必要と成ります。

 

   今回は以上です。

葬儀横浜 死亡診断書

 今回は葬儀横浜 死亡診断書に付いて書かせて頂きました。

 

 死亡診断書とは 継続的に診療を担当していた患者が診療中の原因により死亡した場合に 担当医師により発行される診断書です。死亡診断書は 加療を担当していた医師、歯科医師のみが発行可能となります。死亡診断書には 氏名、性別、生年月日、死亡したとき、死亡したところ、死亡の原因、その他、の内容が記載されます。そして 診断書の発行年月日と医師の住所が記載され 署名・捺印がされます。尚 全て医師の自書で記載された場合には捺印は不要となります。

 

 死亡診断書の様式は A3サイズの用紙の右側に死亡診断書、左側に死亡届を記載する形となって居ります。これは 戸籍法の指定により 死亡届には やむお得ない事由を除き、死亡診断書を添付しなければならないと義務付けられて居るからです。

 

 通常の病死 あるいは老衰死などの自然死である事が明らかな場合には 診療・治療を担当していた医師が死亡診断書を発行します。突然の自然死や 永らく医師にかかっていないで死亡した場合には 病死 あるいは自然死であっても、医師は死亡診断書を発行する事が出来ません。この様な場合には 警察に通報し 警察官の検視を受けだ上で、警察が指定する監察医 もしくは嘱託医による検案を受けなければ成りません。これは 仮に自然死であっても、診察・治療を担当していない医師には死因が明確に判断出来ない事、そして 自然死以外の可能性がないかを調べる為です。

 

   今回は以上です。

葬儀横浜 脳死

 今回は葬儀横浜 脳死に付いて書かせて頂きました。

 

 脳死とは 人の脳幹を含めた脳すべての機能が不可逆的に回復不可能な段階まで低下して回復不能と認められた状態のことをですが、国により 脳死の定義と、脳死を個体死とするか如何かは 判断が異なります。日本では 脳死を個体死とする旨の明記は法律上はされて居りません。死の三徴候の内 瞳孔は開いているが、呼吸と心拍は停止していない状態をさします。

 

 20世紀始めより死の判定は ”死の三徴候”を基に成されて居りましたが、その後 医療技術の発展に伴い 人口呼吸器が開発され、自発呼吸が不可逆的に停止しても、人工的に 呼吸と心臓の拍動が維持出来る様に成りました。その結果 創出されたのが ”脳死”の概念です。人口呼吸器の使用により、呼吸と心拍の停止より先に 脳の全ての機能が不可逆的に停止する状態が発生する様になりましたが、これを脳死の状態と呼びます。脳死に陥ると生命は蘇生する事は無く、脳死状態が何時までの固定化される事はありません。脳死後 1日から1週間の間で心停止に至るとされます。

 

 この脳死状態に臓器移植の問題がからむことにより、脳死をもって 人の死とするか、あくまでも 心停止をもって人の死とするか、の議論が提起されました。昔は 息を引取り、体温が低下し、身体が硬直し、という死のプロセスを判断して死を受入れて来ましたが、近代に入り 死の三徴候が死の判定基準となり、更には 脳死の概念が出来、脳死状態を前提とした臓器移植の是非が議論される事となりました。そして 現代では 本人 及び家族の同意を前提として、脳死状態での臓器提供が可能な状況と成りました。

 

   今回は以上です。 

葬儀横浜 死の判定

 今回は葬儀横浜 死の判定に付いて書かせて頂きました。

 

 死とは 生命体がその生命活動を停止した事を指しますが、人間の死の定義に関しては 古くより様々な判定基準が存在しました。その判定基準は それぞれの地域の文化や習慣に根ざして居り、呼吸が停止した時は一般的ですが、爪や髪の伸びが止まった時、ご遺体の腐敗が始まった時、などもありました。現代の日本に於きましては 医師による三徴候の確認を基にして発行された死亡診断書の発行と、死亡届の受理により確定します。

 

 日本に於ける人の死は 法律上 医師により死亡診断書(死体検案書)の発行により確定し、市区町村役所への死亡届提出、受理により公的な身分が消滅します。医師による死亡の判定は ”死の三徴候”の確認により行いますが、それは 自発呼吸の停止、心拍の停止、瞳孔の拡散、の三点です。医師は この三点の不可逆的停止を確認して死の判定を行います。そして 一般には呼吸が停止した時刻、あるいは 心拍が停止した時刻をもって死亡時刻とし、その時刻が死亡診断書に書き入れられ 正式な死亡時刻となります。

 

 以上が ”心停止”と言われる死の判定法で、法律上も確定しているものです。しかし 法律上の死である 心停止以降も 特定の臓器や細胞は生きている状態を継続させ、全体として その死は緩やかに進捗します。死の基準の中に 不可逆的停止とあるのは いったん自発呼吸が停止しても 直後の人口呼吸などにより呼吸が再開されたり、強心剤の投与により停止した心臓が動き出したりする事もあり、一時的な機能停止は必ずしも絶対的ではないからです。しかしながら 心臓が停止すると身体の各臓器への血液供給が不可能となり、これが一定時間以上続くと蘇生の可能性は無くなります。 

 

 尚 日本に於ける 墓地、埋葬に関する法律(墓埋法)では 伝染病患者の死を除いては 死後24時間以内の火葬や埋葬を禁じて居り、これは 万一にも生者埋葬を避ける為の規則です。

 

   今回は以上です。

葬儀横浜 臨終

 今回は葬儀横浜 臨終に付いて書かせて頂きました。

 

 臨終とは 臨命終時(りんめいしゅうじ)の略語で、死を迎える直前の時を言います。死に際(きわ)とも言われますが、古くは 特別な事故などを除き ご自宅で臨終を迎えるべきものとされて居りましたが、現代では 多くの場合 病院で臨終を迎えるのが一般的となって居ります。そして 臨終を どの様な形で迎えるかは 本人は勿論、残されるご家族・近親者・友人にとっても大切な時であります。

 

 臨終をどの様に迎えるか インドの仏教では 祇園精舎の北西に一画に無常院を設け、そこに病者や死を迎えた者が収容されました。無常院の堂内には 仏の立像が西方に向けて安置され、仏像の手に五色の布をかけて、その端を後ろに垂らし、背後に横臥した病者に持たせて、往生を願わせました。そして 看病人も病者と共に念仏を唱えて往生を祈念したとあります。

 

 現代に於きましては 災害や事故のケースを除き、80%以上の方々は病院で臨終を迎えて居ります。従来 病院の治療目的の重要な項目として延命が有りましたが、近年では 延命だけを目的とした治療は見直されて来ており、本人と その近親者が最期の時をどの様な形で迎えるか、より良いお別れの時をどう持つかが重視される様になりました。緩和病棟などはその表れです。 臨終は 本人は勿論、近親者にとっても大切な時です。最期の看取りを行い、きちんとしたお別れが行えたかどうか、近親者のその後のお心にも大きな影響をもたらします。


 本人が安らかに最期の時を迎える事が出来る様 看病されるご家族の方は 担当の医師と充分な意思相通を行い、本人が会って置きたい方や近親者へは連絡を取って、臨終前に来て貰える様に手配をすると良いでしょう。但し 本人の疲労度なども考慮して よく医師と相談をして面談は適切の行わなければ成りません。又 離れて暮らすご家族への配慮も大切です。最期の時に立会えず 心の傷となって残る様な事は 出来るだけ避けたいものです。


   今回は以上です。

葬儀横浜 葬儀の歴史・現代の檀家制度

 今回は葬儀横浜 葬儀の歴史・現代の檀家制度に付いて書かせて頂きました。

 

 葬儀の儀礼は 信仰されている宗教の下で営まれるのが基本であり、日本に於きましては 江戸時代を頂点として仏式で営まれるのが一般的でありました。現代に於きましても 日本で営まれる葬儀の90%は仏式です。しかしながら ご葬家と寺院との関係は従来とは異なり大きく変化して居り、それに伴うお墓の事情も過去とは異なる事となって参りました。

 

 第二次世界大戦終了後に於ける民法の改正により、日本の家制度は大きく変わりましたが、更に70年を経て 核家族化と少子高齢化は その影響をより大きなものとしました。寺院と信徒をつなぐ檀家制度は 非常に弱い結び付きとなり、仏教葬の割合が90%を超えてるのも係わらず 人々の寺院離れは進み、特に 横浜などの大都市部では 葬儀の儀式だけの為に仏教寺院に頼る形となりました。又 ご遺族が必ずしも仏教に帰依していない事から 戒名やそれに伴う戒名料への批判も出始めて居ります。近年では 宗教に拘らない 無宗教葬、お別れの会、故人様を偲ぶ会、更には 儀礼は営まずにご火葬のみを行う直葬などがみられる様になりました。こうした変化の中で 寺院側もご葬家の意向に合わせた改革が行なわれ始めました。

 

 又 お墓の事情も変化の最中に有ります。昭和35年(1960年)以降 人口の大都市集中、核家族化が始まりました。それに伴い 大都市部でのお墓の需要が増大し、公営墓地だけでは無く 民間の霊苑開発も盛んに行われる様になります。そして 地方の寺院墓地は 過疎化の影響を受ける様に成り、大都市と地方の霊苑事情は対照的な事情となり、現在に至りました。明治時代末期の”家墓”形態は 核家族化、少子化が進捗する中で、寺院墓地での無縁化を招き、新たな墓地承継の問題が生じました。男子承継を原則とした 墓地運用規則も見直さなければ成りませんでした。特に都市部では 結婚した子女が承継した場合の”両家墓”、家名の代りに文字を刻んだ墓石、承継を前提としない永代供養墓、有期限墓地、集合墓、などご葬家の多様な事情に合せて霊苑、墓地、墓石が登場して居ります。更には 環境を考慮した樹木葬、納骨堂、散骨など 少子高齢化が進捗する中で 墓地の事情も変化を続けて居ります。


   今回は以上です。

葬儀横浜 葬儀の歴史・現代の葬儀事情

 今回は葬儀横浜 葬儀の歴史・現代の葬儀事情に付いて書かせて頂きました。

 

 現代では 葬儀という言葉に対する忌避感がほとんど無くなりました。以前では 自身の事ですら 葬儀を語る言葉は禁句と考えられて居りましたが、人口の核家族化と高齢化とが進捗する中で、葬儀を営む母体は 地域共同体から個人へと変化し、ご自分自身が ご自分の葬儀をどの様に営んで欲しいのか、何方にに喪主・施主をお願いするのか、決めねばならない時代と成りました。ご自身の死はどの様に迎えたいのか、檀家制度も弱体化した中で葬儀を宗教葬で営むのか、無宗教葬とするのかも考えなければ成りますん。

 

 時代が昭和から平成に入ると、従来の定形化した葬儀から 個人の希望をより多く取り入れた葬儀の個性化と呼ばれる考えが世の中に広がります。マスコミによる葬儀に関する報道や葬儀社の広告が増え、社会の葬儀に対するタブー意識が急速に薄れ、葬儀業者への事前相談や各種終活セミナーなどへの参加も一般的な事と成りました。又 従来の地域共同体意識が希薄となり、葬儀運営の主体が経験値の高い地域共同体主導から 未経験が一般的な各御家庭主体へと変化する中で、経験値を持つ葬儀業者のアドバイスと御家庭の希望を合わせた形で、現代の葬儀は営まれる様に成りました。


 昨今では 死の自己決定権 が議論される様に成りました。日本人にとり過去の永い歴史と文化から 死を語る事はタブーとされて居りました。特に第二次世界大戦を身近に経験した人々には 死は悲惨な経験でもありました。その後 時代の進捗と共にタブー観が薄れ、人々の死は自宅ではなく 医療施設で迎える様に成ります。そして 医療技術の発展と共に 過度な延命処置、治療に対し、各種の意見が述べられる様になり、”死に方”は 医師に決定権があるのではなく 患者本人に決定権があるべきである、とする 死の自己決定権 が主張される様になります。その結果 現代では 医療情報の本人への開示、医療方法の本人同意(インフォームド・コンセント)が当たり前の状態となり、緩和ケア―を含めた 尊厳死の在り方も 患者の意思を尊重する医療へと変化しました。


   今回は以上です。

葬儀横浜 葬儀の歴史・現代の火葬

 今回は葬儀横浜 葬儀の歴史・現代の火葬に付いて書かせて頂きました。

 

 日本に於いて火葬が始まった時期が何時かは 必ずしも明確では有りません。現状では 長崎県大村市の 竹松遺跡(弥生時代後期 2世紀頃)で発掘された、火葬による埋葬とみられる人骨が最古ですが、その前にも火葬が行われていたかもしれません。しかしながら 日本に於いて 火葬が普及したのは 仏教の伝来以降であり、これは 仏教の開祖である釈迦のご遺体は火葬された事に因みます。


 日本に於いて 仏教の伝来以降 火葬する習慣が普及したと言われますが、具体的な火葬率は 室町時代以降明治30年前後に至るまで30%前後で推移したと考えられます。その火葬率は 徐々に高まり、昭和15年で55.7%と過半数を超え、更に 第二次世界大戦終戦以降は 昭和40年71.8%、昭和50年86.5%、昭和60年94.5%、と増え続け、現代では 外国人と特定宗教を信仰している方を除くと、火葬率は100% 世界一の高水準となって居ります。


 古くは 火葬を営む費用の高さや、発生する煙 臭気などが障害となって居りましたが、現代では 火葬場らしくない 近代的施設として、無煙化 無臭化 緑地化が図られ、地域住民の嫌悪感を忌避する為に 名称を斎場や斎苑と変える所が多くなりました。又 火葬場の運営母体は 東京、沖縄、横浜などを除いて地方自治体が主となりました。


 葬儀の流れの中で火葬がどの位置を占めるかは その地域により異なります。東京、横浜、関西、その他の地域では 葬儀・告別式の後に火葬を営むのが一般的ですが、北海道の一部(函館、根室)、東北地方全域、茨城、千葉北部、栃木の一部、新潟の一部、長野 山梨の一部、静岡北部、鳥取の一部、沖縄の一部、その他の地域では ご遺体を火葬した後に 葬儀・告別式を営みます。これは 古くからの習慣と言うよりは、火葬を導入するに当たり 土葬の代りに火葬を行うと考えた地域と、葬儀の最大イベントが墓地への納骨にあると考えた地域の違いではないかと考えます。


 ご火葬終了後の拾骨の方法は 日本列島を静岡県中部と能登半島を結ぶ線で東部と西部に分けると、東部では全骨拾骨、西部では部分骨拾骨が一般的です。当然の事ながらお骨壺の大きさも異なる事と成ります。尚 広島や山口の一部地域、四国や九州の一部地域では全骨拾骨を行っております。


   今回は以上です。




葬儀横浜 葬儀の歴史・現代の葬儀

 今回は葬儀横浜 葬儀の歴史・現代の葬儀に付いて書かせて頂きました。

 

 第二次世界大戦が終戦を迎え、その後の混乱期を乗り越えると、葬儀も落ち着いて営まれる様に成りました。その葬儀からは 葬列が組まれることがほとんど無くなり、通夜 葬儀式 告別式を2日間で営む形が一般的となり、更には 核家族に伴い 家族・親戚が度々集まる事の困難さから初七日(神式では十日蔡)もこの2日間の間で営み、そして 次の主要な儀礼は四十九日法要(神式では五十日蔡)が現代の主流となりました。

 

 戦後 全国的に葬列を組む葬儀は姿を消す様に成り、告別式を中心とする葬儀に移行して行きます。それと同時に 核家族化の進捗に伴う 家族 親戚 や関係者の地域拡散も進み、葬儀に参列する関係者の便宜を考え、必要とされる式典(通夜、葬儀、告別)を2日以内に納められる様、葬儀式 告別式の同時進行、総時間 1時間以内などが共通認識と成る様になります。更には 初七日法要も ご火葬の後に営む形態となります。日程の短縮により 葬儀式と告別式の同時進行型葬儀が増え、その日の内に初七日法要、精進落としを終えて、各地のご自宅にお帰り頂ける様、会葬者に負担頂く迷惑を最小限に抑える形が一般化しました。


 又 多忙な社会生活をおくる現代の人々は 通夜と告別式の両方に参列する事が難しくなり、どちらか 一方に参列する形態が理解を得る様になりました。会葬者は 昼間 会社を休んで参列する告別式を避けて、通夜に参列する形態が現代の葬儀となって居ります。本来 通夜は家族、親族が故人様との最後お別れをする場でしたが、現代の通夜では一般の弔問客も多く参列される事から、通夜式でも 祭壇を設けて 葬儀・告別式と同様の形で式を営み、弔問客への応接も必要となって居ります。


   今回は以上です。


葬儀横浜 葬儀の歴史・昭和中期後期の葬儀

 今回は葬儀横浜 葬儀の歴史・昭和中期後期の葬儀に付いて書かせて頂きました。

 

 昭和20年(1945年)8月15日 第二次世界大戦は日本の降伏により終結します。その後の日本国内は 物資の不足とインフレにより社会生活は混乱の極みとなります。葬儀を行う事も困難な時期が続きますが、昭和25年に始まった朝鮮戦争(昭和28年に休戦協定、現在に至)の特需により、日本の経済と社会は回復期に入り、経済の回復と共に葬儀に対する関心も 以前の状態に戻り、各種の祭壇や葬具が整備され、現代の葬儀様式が生まれ、宮型霊柩車が全国的に普及し、そして ご火葬の普及率が急速に高まりました。

 

 葬儀に於ける戦後の大きな変化は 祭壇、棺、葬具などの標準化があります。多くの葬具が開発されると共に、その製品は全国的に標準化が図られてゆきます。それまでは各地域で その地域特有の葬具が利用されて居りましたが次第に姿を消してゆきました。それまでは大都市だけで使用されていた 複数壇飾りの祭壇も全国に普及して行き、祭壇を飾る道具も多数 開発されて葬儀=祭壇の図式が出来上がります。

 

 大正から昭和初期(戦時下前まで)までにかけて 大都市で使用されていた霊柩車が、戦後には全国に普及して行きます。霊柩車の普及とともに、各地で行われていた葬列は姿を消して行きます。更に その後の高度経済成長の波に乗り、宮型霊柩車がご遺体移送の手段として一般化して行きます。

 

 又 戦後に大きく変化した事柄としては 火葬率の変化があります。戦前の昭和15年に初めて50%(55.7%)を超えた火葬率は 戦後 各地方自治体による 火葬設備の新設、統廃合、改善・整備が進められると共に、伝染病対策、墓地面積の不足、などが合いまって 急速に向上して行きました。昭和35年には63.1%、昭和40年 71.8%、昭和45年 79.2%、昭和50年 86.5%と火葬率は増え続け、現在では 特別な場合を除いてほぼ100%のご遺体が火葬される様になって居ります。

 

   今回は以上です。 

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